歯磨き粉ブリアンは歯科医から見てお勧めですか?
相談者:
グリ子さん (31歳:女性)
投稿日時:2016-08-13 00:17:41
回答1
加藤デンタルクリニック(横浜市中区)の加藤です。
回答日時:2016-08-13 07:48:12
グリ子さんおはようございます。
現在3歳と5歳のお子様がいらっしゃるのですね。
既に虫歯はありますか?
歯磨き粉には虫歯・歯周病など目的別に種類はあると思います。
ただし、虫歯に対して確実に有効と確認できているのはフッ素のみです。
最近プロバイオティクスと言う菌に対しての考え方が出てきてはいるものの、エビデンスがまだ無いようです。
初期虫歯があるか無いかで、当院では歯磨き粉のお勧めは変わってきますので、まずはかかりつけの歯科医院で歯磨き指導と同時にお子さんにあった歯磨き粉を教えてもらうと良いと思います。
また、虫歯予防に効果的なフッ素洗口は6歳以上であればコストも抑えられ虫歯予防に効果的ではないかと個人的には思いますので、6歳になったら合わせて指導してもらうとブリアンよりも確実に虫歯を抑えられると思います。
フッ素洗口の問題点は、フッ素を口に含んだ後吐き出さないと、逆に副作用が出てしまうことで、確実に吐き出せるのは6歳頃かと考えられています。
参考までに。
現在3歳と5歳のお子様がいらっしゃるのですね。
既に虫歯はありますか?
歯磨き粉には虫歯・歯周病など目的別に種類はあると思います。
ただし、虫歯に対して確実に有効と確認できているのはフッ素のみです。
最近プロバイオティクスと言う菌に対しての考え方が出てきてはいるものの、エビデンスがまだ無いようです。
初期虫歯があるか無いかで、当院では歯磨き粉のお勧めは変わってきますので、まずはかかりつけの歯科医院で歯磨き指導と同時にお子さんにあった歯磨き粉を教えてもらうと良いと思います。
また、虫歯予防に効果的なフッ素洗口は6歳以上であればコストも抑えられ虫歯予防に効果的ではないかと個人的には思いますので、6歳になったら合わせて指導してもらうとブリアンよりも確実に虫歯を抑えられると思います。
フッ素洗口の問題点は、フッ素を口に含んだ後吐き出さないと、逆に副作用が出てしまうことで、確実に吐き出せるのは6歳頃かと考えられています。
参考までに。
回答2
美江寺歯科医院(岐阜県瑞穂市)の小牧です。
回答日時:2016-08-13 09:28:15
グリ子さん、こんにちは
ネットでの噂が先行しているようですね。
私の知る限りでは、ブリアンで虫歯が減ったという研究はありません。
数ある虫歯菌の中の数種類の菌が減ったという研究だけです。
しかも短期間の効果だけです。
もう一つ付け加えると、害(副作用)の系統だった研究はなされておりません。
もし私なら、虫歯予防効果も定かではなく、副作用もはっきりしないものを、自分の子供に使いたいとは思いません。
正しい虫歯予防は、いくつかを組み合わせて行わないと効果的ではないので、「これで大丈夫」というようなものが出れば、本当か嘘かにかかわらず、皆さん飛びついてしまいがちですよね。
ネットでの噂が先行しているようですね。
私の知る限りでは、ブリアンで虫歯が減ったという研究はありません。
数ある虫歯菌の中の数種類の菌が減ったという研究だけです。
しかも短期間の効果だけです。
もう一つ付け加えると、害(副作用)の系統だった研究はなされておりません。
もし私なら、虫歯予防効果も定かではなく、副作用もはっきりしないものを、自分の子供に使いたいとは思いません。
正しい虫歯予防は、いくつかを組み合わせて行わないと効果的ではないので、「これで大丈夫」というようなものが出れば、本当か嘘かにかかわらず、皆さん飛びついてしまいがちですよね。
回答3
回答4
歯医者/歯科情報の歯チャンネル運営者の田尾です。
回答日時:2016-08-13 11:11:43
個人的には非常に胡散臭いと思っています。
理由はいろいろとあるのですが、今は時間が無いので後で時間ができたら少し書いてみたいと思います。
ちなみに、「むし歯予防効果はブラッシング効果による」と記載されていますが、フッ化物を併用せずにブラッシングを行った場合の虫歯予防効果は限定的です。
フッ化物を使うと、この商品の肝である乳酸菌Blism18が死んでしまうため使用は出来ないとのことなので、本当に虫歯を予防したいと思われるのであればブリアンの使用は現時点ではお勧めできません。
理由はいろいろとあるのですが、今は時間が無いので後で時間ができたら少し書いてみたいと思います。
ちなみに、「むし歯予防効果はブラッシング効果による」と記載されていますが、フッ化物を併用せずにブラッシングを行った場合の虫歯予防効果は限定的です。
フッ化物を使うと、この商品の肝である乳酸菌Blism18が死んでしまうため使用は出来ないとのことなので、本当に虫歯を予防したいと思われるのであればブリアンの使用は現時点ではお勧めできません。
相談者からの返信
相談者:
グリ子さん
返信日時:2016-08-13 22:17:28
たくさんのご意見を頂きありがとうございます!
現時点では虫歯予防効果は定かではない、副作用についてもわからないということでお勧めされない先生が多いのですね。
引き続き、何か情報がありましたらよろしくお願いいたします。
現時点では虫歯予防効果は定かではない、副作用についてもわからないということでお勧めされない先生が多いのですね。
引き続き、何か情報がありましたらよろしくお願いいたします。
回答5
歯医者/歯科情報の歯チャンネル運営者の田尾です。
回答日時:2016-08-17 04:28:17
時間が出来たので少し詳しく書いてみたいと思います。
まず結論として、個人的にはこの「ブリアン」という歯磨き粉は全くお勧めできないのですが、その理由を挙げてみたいと思います。
1.Blis M18に虫歯予防効果は期待できない
「虫歯予防成分※1「BLIS M18」は、一度、お口に虫歯菌が入ってしまったお子様でも、虫歯菌(ミュータンス菌)を減らし虫歯を予防してくれる新成分です。
この虫歯予防成分※1『BLIS M18』を産まれながらに保有している子供は、全体のたった2%の人しかいないと言われています。
この「BLIS M18」を世界で初めて歯磨き粉として採用させていただきました。」
[ブリアン公式HPより引用]
http://kodomohamigaki.com/brian/fc/index.html
HPには上記のように記載されていますが、本当でしょうか?
Blis M18というのは日本の歯科業界では全く話題になっていないので、Pubmedで「Blis M18」で検索をしてみました。
すると論文が2つ見つかりましたが、そのうち1つはほぼ引用されていないので、もうひとつの30ほど引用されている論文のほうを詳しく見てみました。(実質この論文が、Blis M18についてある程度しっかりと研究されている唯一の論文だと言ってよいと思います)
Influence of the probiotic Streptococcus salivarius strain M18 on indices of dental health in children: a randomized double-blind, placebo-controlled trial.
Burton JP, Drummond BK, Chilcott CN, Tagg JR, Thomson WM, Hale JD, Wescombe PA.
J Med Microbiol. 2013 Jun;62(Pt 6):875-84. doi: 10.1099/jmm.0.056663-0. Epub 2013 Feb 28.
http://jmm.microbiologyresearch.org/content/journal/jmm/10.1099/jmm.0.056663-0
まずこの研究は、研究資金の全額をBLIS Technologies Ltd.という「Blis M18」を商品化・販売している企業が出資しています。
このような場合は自社に都合の良い結果が出るようにしがちですので、そのことを念頭に置いて内容を見ていく必要があります。
なお、論文の内容をざっくりまとめると、「Blis M18を使ったグループと使っていないグループ(プラセボ)、それぞれ7か月間観察し、プラークの付着具合や歯肉の状態、ミュータンス菌の数などを比較する」というものです。
ブリアンのHPでは、「ブリアンに含まれている虫歯予防成分「BLIS M18」は、虫歯菌の餌となり増殖させる原因となる歯垢も取り除いてくれます。」と記載されていますが、論文を読むと衝撃の事実が明らかになります。
[画像1]はBlis M18を使ったグループと使っていないグループ(プラセボ)のプラーク(歯垢)の付着具合を比較した図です、
これを見ると、Blis M18を使ったグループの方がプラークの付着具合が有意に減っていると言えるのは3か月目だけで、1ヶ月目と7か月目は有意差無しという結果が出ています。
この結果を総合的に判断すると、3か月目はたまたまBlis M18グループのプラークスコアが低く出ただけで、実際にはBlis M18グループとプラセボグループの間に有意差は無いと判断するのが妥当です。
ブリアンのHPに記載されている「BLIS M18は、虫歯菌の餌となり増殖させる原因となる歯垢も取り除いてくれます。」という謳い文句は、この3か月目の結果だけを抜き出しているものと思われます。(そもそも歯垢は虫歯菌の餌ではなく虫歯菌そのものなので、説明自体間違えているのですが…)
またこの論文では歯肉の状態にも有意差は無し、虫歯の原因菌と言われているミュータンス菌の数もBLIS M18グループの方が若干低いものの、有意差は無しという結果が出ています。[画像2]
つまりこの論文を読んでわかることは、BLIS M18を使ってもプラークは減らない、歯肉炎も減らない、ミュータンス菌も減らない・・・ということです。
当然、虫歯を減らす効果もBLIS M18には無いと考えるのが妥当ですので、「BLIS M18」を「虫歯予防成分」と表記するのは問題があると思います。
※追記
ブリアン公式HPには小さな文字で、「虫歯予防効果はブラッシングによる」と書かれています。
ただ、ブリアンを使うと普通のフッ素入りの歯磨き粉は使えない(Blis菌が死ぬため)ということですが、フッ素入り歯磨き粉を使わずに歯磨きを行っても高い虫歯予防効果は得られません。
ブラッシングで虫歯を予防しようと思うのであれば、フッ素入り歯磨き粉を併用する必要があります。
2.ブリアンのマーケティング方法が酷い
虫歯予防効果が証明されていないものをあたかも「虫歯予防に効果のある新成分!」と思わせるように表現しているのも問題ですが、いろいろと詳しく見ていくと他にも様々な問題が見えてきます。
例えば、「顧客満足度97.5%」とありますが、これは「アンとケイト」というアンケートサイトでの結果ですので、ブリアン購入者が回答したものではありません。
購入者でも無い人を「顧客」と呼んでもいいのでしょうか?
また、実際に利用者の声ということでブリアンを絶賛するコメントが多数掲載されていますが、「これまで、歯医者さんの定期検診にいく度に小さな初期虫歯が見つかっていたのですが『ブリアン』を使い始めてから3ヶ月位したころから、虫歯が見つからなくなりました。」など、非常に捏造っぽい表現が目立ちます。
ただ、これはあくまでも推測に過ぎないので、これだけで「マーケティング方法が酷い」などと言うことはできません。
ブリアンのマーケティング方法が酷いという最大の理由は、「ステルスマーケティング」にあります。
ステルスマーケティングとは「広告に見えない広告」のことで、例えばブログでの紹介や口コミを装うなどして、表面上は広告には見えないように商品の宣伝を行うことです。
試しに「ブリアン 口コミ」や「ブリアン レビュー」「ブリアン 効果」などで検索すると多数のHPやブログがヒットしますが、そのほとんどが最終的にはブリアンの公式HPへのリンクが張られています。
このリンク経由でブリアンが売れると、そのリンクを掲載していたHPやブログの運営者(紹介者)に報酬が支払われるという仕組み、いわゆるアフィリエイトです。
ブリアンが1本売れると商品代金の約50%である3900円が紹介者に支払われます。(報酬額は数パターンあります)
アフィリエイターはとにかく商品が売れさえすれば報酬をもらえるので、あること無い事なんでも書きます。その結果、ネットで検索するとブリアンの良い情報ばかりが出てくるという現象が起こります。
ブリアンの販売元は「ウィステリア製薬株式会社」というところで、扱っている商品はブリアンだけですが、この会社の代表はネットで情報商材などのセールス、プロデュースを主にされていた方なので、当然アフィリエイトにも精通されていると思われます。
公式HPの内容も問題ですが、このようにアフィリエイト報酬目的の「とにかく売れれば良い」という情報が蔓延してしまっているのも大きな問題だと思います。
近年、乳酸菌がブームですが、今後乳酸菌が多くの人の健康の役に立つということが証明されたり、新しい発見があったりする可能性は十分に考えられます。
ただ、ブリアンに関しては、論文やそのマーケティング方法から、ブームに便乗しただけの商品だと個人的には判断しています。
なお、ブリアン歯磨き粉の値段は1ヶ月分が7,800円(税別)。これだけのコストをかけるのであれば、予防に力を入れている歯科医院で定期健診を行った方が遥かに有意義だと思います。
画像1 画像2
まず結論として、個人的にはこの「ブリアン」という歯磨き粉は全くお勧めできないのですが、その理由を挙げてみたいと思います。
1.Blis M18に虫歯予防効果は期待できない
「虫歯予防成分※1「BLIS M18」は、一度、お口に虫歯菌が入ってしまったお子様でも、虫歯菌(ミュータンス菌)を減らし虫歯を予防してくれる新成分です。
この虫歯予防成分※1『BLIS M18』を産まれながらに保有している子供は、全体のたった2%の人しかいないと言われています。
この「BLIS M18」を世界で初めて歯磨き粉として採用させていただきました。」
[ブリアン公式HPより引用]
http://kodomohamigaki.com/brian/fc/index.html
HPには上記のように記載されていますが、本当でしょうか?
Blis M18というのは日本の歯科業界では全く話題になっていないので、Pubmedで「Blis M18」で検索をしてみました。
すると論文が2つ見つかりましたが、そのうち1つはほぼ引用されていないので、もうひとつの30ほど引用されている論文のほうを詳しく見てみました。(実質この論文が、Blis M18についてある程度しっかりと研究されている唯一の論文だと言ってよいと思います)
Influence of the probiotic Streptococcus salivarius strain M18 on indices of dental health in children: a randomized double-blind, placebo-controlled trial.
Burton JP, Drummond BK, Chilcott CN, Tagg JR, Thomson WM, Hale JD, Wescombe PA.
J Med Microbiol. 2013 Jun;62(Pt 6):875-84. doi: 10.1099/jmm.0.056663-0. Epub 2013 Feb 28.
http://jmm.microbiologyresearch.org/content/journal/jmm/10.1099/jmm.0.056663-0
まずこの研究は、研究資金の全額をBLIS Technologies Ltd.という「Blis M18」を商品化・販売している企業が出資しています。
このような場合は自社に都合の良い結果が出るようにしがちですので、そのことを念頭に置いて内容を見ていく必要があります。
なお、論文の内容をざっくりまとめると、「Blis M18を使ったグループと使っていないグループ(プラセボ)、それぞれ7か月間観察し、プラークの付着具合や歯肉の状態、ミュータンス菌の数などを比較する」というものです。
ブリアンのHPでは、「ブリアンに含まれている虫歯予防成分「BLIS M18」は、虫歯菌の餌となり増殖させる原因となる歯垢も取り除いてくれます。」と記載されていますが、論文を読むと衝撃の事実が明らかになります。
[画像1]はBlis M18を使ったグループと使っていないグループ(プラセボ)のプラーク(歯垢)の付着具合を比較した図です、
これを見ると、Blis M18を使ったグループの方がプラークの付着具合が有意に減っていると言えるのは3か月目だけで、1ヶ月目と7か月目は有意差無しという結果が出ています。
この結果を総合的に判断すると、3か月目はたまたまBlis M18グループのプラークスコアが低く出ただけで、実際にはBlis M18グループとプラセボグループの間に有意差は無いと判断するのが妥当です。
ブリアンのHPに記載されている「BLIS M18は、虫歯菌の餌となり増殖させる原因となる歯垢も取り除いてくれます。」という謳い文句は、この3か月目の結果だけを抜き出しているものと思われます。(そもそも歯垢は虫歯菌の餌ではなく虫歯菌そのものなので、説明自体間違えているのですが…)
またこの論文では歯肉の状態にも有意差は無し、虫歯の原因菌と言われているミュータンス菌の数もBLIS M18グループの方が若干低いものの、有意差は無しという結果が出ています。[画像2]
つまりこの論文を読んでわかることは、BLIS M18を使ってもプラークは減らない、歯肉炎も減らない、ミュータンス菌も減らない・・・ということです。
当然、虫歯を減らす効果もBLIS M18には無いと考えるのが妥当ですので、「BLIS M18」を「虫歯予防成分」と表記するのは問題があると思います。
※追記
ブリアン公式HPには小さな文字で、「虫歯予防効果はブラッシングによる」と書かれています。
ただ、ブリアンを使うと普通のフッ素入りの歯磨き粉は使えない(Blis菌が死ぬため)ということですが、フッ素入り歯磨き粉を使わずに歯磨きを行っても高い虫歯予防効果は得られません。
ブラッシングで虫歯を予防しようと思うのであれば、フッ素入り歯磨き粉を併用する必要があります。
2.ブリアンのマーケティング方法が酷い
虫歯予防効果が証明されていないものをあたかも「虫歯予防に効果のある新成分!」と思わせるように表現しているのも問題ですが、いろいろと詳しく見ていくと他にも様々な問題が見えてきます。
例えば、「顧客満足度97.5%」とありますが、これは「アンとケイト」というアンケートサイトでの結果ですので、ブリアン購入者が回答したものではありません。
購入者でも無い人を「顧客」と呼んでもいいのでしょうか?
また、実際に利用者の声ということでブリアンを絶賛するコメントが多数掲載されていますが、「これまで、歯医者さんの定期検診にいく度に小さな初期虫歯が見つかっていたのですが『ブリアン』を使い始めてから3ヶ月位したころから、虫歯が見つからなくなりました。」など、非常に捏造っぽい表現が目立ちます。
ただ、これはあくまでも推測に過ぎないので、これだけで「マーケティング方法が酷い」などと言うことはできません。
ブリアンのマーケティング方法が酷いという最大の理由は、「ステルスマーケティング」にあります。
ステルスマーケティングとは「広告に見えない広告」のことで、例えばブログでの紹介や口コミを装うなどして、表面上は広告には見えないように商品の宣伝を行うことです。
試しに「ブリアン 口コミ」や「ブリアン レビュー」「ブリアン 効果」などで検索すると多数のHPやブログがヒットしますが、そのほとんどが最終的にはブリアンの公式HPへのリンクが張られています。
このリンク経由でブリアンが売れると、そのリンクを掲載していたHPやブログの運営者(紹介者)に報酬が支払われるという仕組み、いわゆるアフィリエイトです。
ブリアンが1本売れると商品代金の約50%である3900円が紹介者に支払われます。(報酬額は数パターンあります)
アフィリエイターはとにかく商品が売れさえすれば報酬をもらえるので、あること無い事なんでも書きます。その結果、ネットで検索するとブリアンの良い情報ばかりが出てくるという現象が起こります。
ブリアンの販売元は「ウィステリア製薬株式会社」というところで、扱っている商品はブリアンだけですが、この会社の代表はネットで情報商材などのセールス、プロデュースを主にされていた方なので、当然アフィリエイトにも精通されていると思われます。
公式HPの内容も問題ですが、このようにアフィリエイト報酬目的の「とにかく売れれば良い」という情報が蔓延してしまっているのも大きな問題だと思います。
近年、乳酸菌がブームですが、今後乳酸菌が多くの人の健康の役に立つということが証明されたり、新しい発見があったりする可能性は十分に考えられます。
ただ、ブリアンに関しては、論文やそのマーケティング方法から、ブームに便乗しただけの商品だと個人的には判断しています。
なお、ブリアン歯磨き粉の値段は1ヶ月分が7,800円(税別)。これだけのコストをかけるのであれば、予防に力を入れている歯科医院で定期健診を行った方が遥かに有意義だと思います。
画像1 画像2
相談者からの返信
相談者:
グリ子さん
返信日時:2016-08-17 13:10:22
タイトル | 歯磨き粉ブリアンは歯科医から見てお勧めですか? |
---|---|
質問者 | グリ子さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 31歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯磨きに関する疑問 専門的な質問その他 その他(その他) |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。