腫れた歯茎を親知らずで噛んでしまう場合も抜歯が必要か
相談者:
27AYAさん (32歳:女性)
投稿日時:2016-08-17 17:53:48
こんにちわ。
約1週間前から右奥歯の歯茎が痛くなり、見てみたところ白く腫れていたので口内炎かと思い、市販の口内炎用の塗り薬を塗っていたのですが一向に改善が確認できませんでした。
お盆休みで地元の歯科医師会休日センターで診てもらったところ疲れなどで歯茎が腫れていていて上下の親知らずで噛んでしまっているとのことでした。
とりあえず歯茎への消毒と化膿止めを直接塗ってもらい飲み薬の抗生物質とロキソニンをもらいました。
4日後にいつも診てもらっている歯科へ行くとこのまま抗生物質で治すか上下の親知らずを抜くかととのことでした。
今まで同じようなところを噛んでしまうこともあったのでいっそのこと抜くようにしました。
よくよく考えたら本当に抜歯でも大丈夫か不安になってきました。
他の医師の方のご見解もいただければと思います。
お手数ですが、よろしくお願いします。
約1週間前から右奥歯の歯茎が痛くなり、見てみたところ白く腫れていたので口内炎かと思い、市販の口内炎用の塗り薬を塗っていたのですが一向に改善が確認できませんでした。
お盆休みで地元の歯科医師会休日センターで診てもらったところ疲れなどで歯茎が腫れていていて上下の親知らずで噛んでしまっているとのことでした。
とりあえず歯茎への消毒と化膿止めを直接塗ってもらい飲み薬の抗生物質とロキソニンをもらいました。
4日後にいつも診てもらっている歯科へ行くとこのまま抗生物質で治すか上下の親知らずを抜くかととのことでした。
今まで同じようなところを噛んでしまうこともあったのでいっそのこと抜くようにしました。
よくよく考えたら本当に抜歯でも大丈夫か不安になってきました。
他の医師の方のご見解もいただければと思います。
お手数ですが、よろしくお願いします。
回答1
はただデンタルクリニック(渋谷区本町)の畑田です。
回答日時:2016-08-17 18:34:24
27AYA さん、こんにちは
親知らずという歯はほかの7番目までの歯とは扱いが異なってきます。
7番目の歯に悪影響が出るようなら親知らずを抜歯するということも視野に入れなければなりません。
親知らずを抜歯する状況を下記に書いておきますので参考にしてください。
1.痛みや腫れの原因になっている場合
2.痛みが無くても虫歯になっている場合。
(ただしごく初期の虫歯であれば保存可能)
3.横になって生えていたり、斜めになっている場合。
(この場合親知らずの周りの炎症がおきる可能性が非常に高い)
4.咬む相手がない場合
(歯というものは上下の歯で咬むことによって仕事をするので存在価値がない)
5.他の歯に悪影響を及ぼす可能性がある場合
親知らずがあることで他の歯に悪影響を与えたりすることがあります。
例えば前の歯(第2大臼歯)の後ろ側に虫歯を作ってしまったりすることも良くあることです。こうなると前の歯は神経を抜かなければならなくなってしまうこともあります。
また親知らずが原因で前の歯の管理ができないあるいはしづらいことがあります。
例えば親知らずがあることで前の歯の歯周ポケットが深くなってしまうことです。
この場合は親知らずを抜歯してあげることで前の7番を守ることができるかもしれません。
上記の場合親知らずの抜歯の適応になると考えています。
前にも書きましたが、親知らずは一番後からはえてくることもあり虫歯になりやすく、ハブラシが届きにくいことから炎症も起きやすい歯です。
そして、特に下の親知らずは炎症を起こすと比較的短時間で重症になりやすく、生命が危険にさらされることもあります。
そのような理由から最終的には「抜いてしまう」という運命になることが非常に多い歯です。
あと、女性の場合は妊娠することで女性ホルモンの影響により口の中の炎症がおきやすくなります。
妊娠性歯肉炎や妊娠性エプーリスなどという疾患もあります。
もし妊娠を予定されている方は自分の親知らずの状態を歯科医院で確認して診てもらって早めに抜歯された方が良いでしょう。
妊娠してから痛くなっても、レントゲンを撮影したり薬を飲んだり抜歯をしたりするのは容易にすることはできません。
参考になれば幸いです。
親知らずという歯はほかの7番目までの歯とは扱いが異なってきます。
7番目の歯に悪影響が出るようなら親知らずを抜歯するということも視野に入れなければなりません。
親知らずを抜歯する状況を下記に書いておきますので参考にしてください。
1.痛みや腫れの原因になっている場合
2.痛みが無くても虫歯になっている場合。
(ただしごく初期の虫歯であれば保存可能)
3.横になって生えていたり、斜めになっている場合。
(この場合親知らずの周りの炎症がおきる可能性が非常に高い)
4.咬む相手がない場合
(歯というものは上下の歯で咬むことによって仕事をするので存在価値がない)
5.他の歯に悪影響を及ぼす可能性がある場合
親知らずがあることで他の歯に悪影響を与えたりすることがあります。
例えば前の歯(第2大臼歯)の後ろ側に虫歯を作ってしまったりすることも良くあることです。こうなると前の歯は神経を抜かなければならなくなってしまうこともあります。
また親知らずが原因で前の歯の管理ができないあるいはしづらいことがあります。
例えば親知らずがあることで前の歯の歯周ポケットが深くなってしまうことです。
この場合は親知らずを抜歯してあげることで前の7番を守ることができるかもしれません。
上記の場合親知らずの抜歯の適応になると考えています。
前にも書きましたが、親知らずは一番後からはえてくることもあり虫歯になりやすく、ハブラシが届きにくいことから炎症も起きやすい歯です。
そして、特に下の親知らずは炎症を起こすと比較的短時間で重症になりやすく、生命が危険にさらされることもあります。
そのような理由から最終的には「抜いてしまう」という運命になることが非常に多い歯です。
あと、女性の場合は妊娠することで女性ホルモンの影響により口の中の炎症がおきやすくなります。
妊娠性歯肉炎や妊娠性エプーリスなどという疾患もあります。
もし妊娠を予定されている方は自分の親知らずの状態を歯科医院で確認して診てもらって早めに抜歯された方が良いでしょう。
妊娠してから痛くなっても、レントゲンを撮影したり薬を飲んだり抜歯をしたりするのは容易にすることはできません。
参考になれば幸いです。
相談者からの返信
相談者:
27AYAさん
返信日時:2016-08-19 20:17:09
タイトル | 腫れた歯茎を親知らずで噛んでしまう場合も抜歯が必要か |
---|---|
質問者 | 27AYAさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 32歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯茎(歯ぐき)の痛み 親知らずの抜歯 |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。