ラバーダムを途中で交換するリスクなどについて
相談者:
時雨日さん (32歳:男性)
投稿日時:2016-08-22 12:24:31
40歳男性 会社員です。
「神経に達していない虫歯こそしっかり治療するべし」と知り、ラバーダム及びマイクロスコープを使ってもらっています。
神経に届く深い虫歯になった経験はありません。
治療は保険外ですが、先のことを考えると安いものだ!と思うようになりました。
前から疑問だった事が4つあります。
愚問ならばお許しください。
御助言頂けたら甚だ幸いです。
その1:
今まで何度かラバーダムの経験があるのですが、状況により途中で交換する事があります。
多分、伸びたり?液でビチャビチャになったから?
だと思うのですが、途中で交換する事自体は問題無いのでしょうか
(露髄しない虫歯で)。
一回外す事によって、虫歯菌感染、二次カリエスのリスクはありませんか?
もちろん、交換時は口は開けたままで、舌で触るとかそんな事はありませんが。
その2:
虫歯治療時、保険だと一度にレジンを充填。
保険外だと何回かに分けて少しずつレジンを充填(ダイレクトボンドというもの)。
この、少しずつ充填する理由を知りたいです。
色が微妙に箇所によってちがうから、色を変えるため?
隙間なく詰めるため?素人の自分には、何回もやる度にかえって隙間ができるリスクが発生するのでは?
一気に流し込んだ方が隙間ができないのでは?
と自分は想像するのですが。
その3:
神経を抜く治療は、時間も費用もかかります。
何度も根管治療をしたり、やり直したり、その度に手間がかかると読んで、なるべくそんな日が来ないで欲しいと思います。
では、それなら、潔くインプラントにしてしまったほうが気も楽では?と自分は思うのです。
どうして、神経が無くなっても歯を残そうとするのか、インプラントにするよりやはりそのほうが良いのでしょうか。
その4:
噛む力が強いと言われています。ガタイも大きく、同時に、歯並びの関係上、一部の歯に強い力がかかるため、マウスピースを作り、クラック発生防止にしています。
ネットでアパタイト配合の歯磨き粉をみました。
これは、小さなクラックを埋める効果は期待できますか。
少しでも可能性があるなら試しに使ってみようかと思います。
以上です。
主治医に聞き辛く、書きました。
よろしくお願いします。
「神経に達していない虫歯こそしっかり治療するべし」と知り、ラバーダム及びマイクロスコープを使ってもらっています。
神経に届く深い虫歯になった経験はありません。
治療は保険外ですが、先のことを考えると安いものだ!と思うようになりました。
前から疑問だった事が4つあります。
愚問ならばお許しください。
御助言頂けたら甚だ幸いです。
その1:
今まで何度かラバーダムの経験があるのですが、状況により途中で交換する事があります。
多分、伸びたり?液でビチャビチャになったから?
だと思うのですが、途中で交換する事自体は問題無いのでしょうか
(露髄しない虫歯で)。
一回外す事によって、虫歯菌感染、二次カリエスのリスクはありませんか?
もちろん、交換時は口は開けたままで、舌で触るとかそんな事はありませんが。
その2:
虫歯治療時、保険だと一度にレジンを充填。
保険外だと何回かに分けて少しずつレジンを充填(ダイレクトボンドというもの)。
この、少しずつ充填する理由を知りたいです。
色が微妙に箇所によってちがうから、色を変えるため?
隙間なく詰めるため?素人の自分には、何回もやる度にかえって隙間ができるリスクが発生するのでは?
一気に流し込んだ方が隙間ができないのでは?
と自分は想像するのですが。
その3:
神経を抜く治療は、時間も費用もかかります。
何度も根管治療をしたり、やり直したり、その度に手間がかかると読んで、なるべくそんな日が来ないで欲しいと思います。
では、それなら、潔くインプラントにしてしまったほうが気も楽では?と自分は思うのです。
どうして、神経が無くなっても歯を残そうとするのか、インプラントにするよりやはりそのほうが良いのでしょうか。
その4:
噛む力が強いと言われています。ガタイも大きく、同時に、歯並びの関係上、一部の歯に強い力がかかるため、マウスピースを作り、クラック発生防止にしています。
ネットでアパタイト配合の歯磨き粉をみました。
これは、小さなクラックを埋める効果は期待できますか。
少しでも可能性があるなら試しに使ってみようかと思います。
以上です。
主治医に聞き辛く、書きました。
よろしくお願いします。
回答1
水川歯科医院(荒川区東日暮里)の水川です。
回答日時:2016-08-22 12:51:46
時雨日 さんこんにちは
>途中で交換する事自体は問題無いのでしょうか
すぐにかけ直せば問題は無いと思います。
ただ、私の場合、一度ラバーダムをしたら1回の治療が終わるまで外すことはまずありません。
かけ直す理由を直接聞かれるのが良いと思います。
>この、少しずつ充填する理由を知りたいです。
光硬化型のレジンは、まず、光が届かないと硬化しません。
なので一度にあまり多く詰めてしまうと光が届かずに固まっていない部分ができてしまいます。
またレジンはどうしても固まる時に収縮してしまいます。
収縮が大きいと、歯との境目がうまくつかなくなってしまう可能性が高まります。
その収縮をできるだけ少なくする意味でも、少しづつ盛って固めるのが良いとされています。
>色を変えるため?
もちろんそういった場合もあるかと思います。
>どうして、神経が無くなっても歯を残そうとするのか
インプラントはしょせん作りものです。
必ず一生持つものではありません。
もし、インプラントがダメになったらそのあとはどうされますか?
場合によっては入れ歯にしなくてはならないかもしれませんよね。
もし、ご自身の歯がダメになってもインプラントという方法が残っています。
インプラントはある意味、最終手段の1つですから出来るだけやらない(先延ばしにした)方が良いと思います。
歯科治療はあくまでも延命治療ですから出来るだけ削らない、神経を取らない、歯を抜かないといったことがお口の中を長く良い状態で維持する秘訣になります。
ご自身の歯を出来るだけ長く保存することは、とても重要なことかと思います。
>途中で交換する事自体は問題無いのでしょうか
すぐにかけ直せば問題は無いと思います。
ただ、私の場合、一度ラバーダムをしたら1回の治療が終わるまで外すことはまずありません。
かけ直す理由を直接聞かれるのが良いと思います。
>この、少しずつ充填する理由を知りたいです。
光硬化型のレジンは、まず、光が届かないと硬化しません。
なので一度にあまり多く詰めてしまうと光が届かずに固まっていない部分ができてしまいます。
またレジンはどうしても固まる時に収縮してしまいます。
収縮が大きいと、歯との境目がうまくつかなくなってしまう可能性が高まります。
その収縮をできるだけ少なくする意味でも、少しづつ盛って固めるのが良いとされています。
>色を変えるため?
もちろんそういった場合もあるかと思います。
>どうして、神経が無くなっても歯を残そうとするのか
インプラントはしょせん作りものです。
必ず一生持つものではありません。
もし、インプラントがダメになったらそのあとはどうされますか?
場合によっては入れ歯にしなくてはならないかもしれませんよね。
もし、ご自身の歯がダメになってもインプラントという方法が残っています。
インプラントはある意味、最終手段の1つですから出来るだけやらない(先延ばしにした)方が良いと思います。
歯科治療はあくまでも延命治療ですから出来るだけ削らない、神経を取らない、歯を抜かないといったことがお口の中を長く良い状態で維持する秘訣になります。
ご自身の歯を出来るだけ長く保存することは、とても重要なことかと思います。
回答2
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2016-08-22 16:44:27
こんにちは。
>その1:
なぜ?ラバーダムを途中で変えたのですか?って一言お尋ねになるのは簡単だと思います。
次回は尋ねてみてください。
処置上必要なことだったかもしれませんし、想像されている理由かもしれませんし、わかりません。
ラバーダムをしてもらいマイクロで虫歯治療を自費で行っているところで治療をわざわざ受けておられるのですから、疑問点があれば質問されたほうがよいでしょう。
その2:
レジン治療は最初のベースでちゃんと隙間なく歯と接着できていれば、後は芸術作品を作るようなものです。
ですから世界中の上手いと評判の先生でもベースがしっかり詰まっていれば、後は多色を何層にも盛って天然歯の形態や色調に出来るだけ近づけるように芸術性を高めた治療をされています。
混入物が嫌ならばダイレクトボンドの選択ではなく、CADCAMのようなものの方が製品としては保証されているでしょう。
その3:
アメリカでは根管治療は1本10万円〜です。
ですから3根管あって難症例ならばさっさと抜いて安全性も高いインプラントを選択してあげるほうがよいと考えられていて、問題のありそうな感染根管を持っている歯は抜歯が適用されます。
幸いにも日本は根管治療を安い保険治療で多くの歯科医が頑張ってやってくれますから、日本では出来るだけ歯を残す治療を目指してあげることがよいと考えられるのが普通です。
よいことなのか悪いことなのかわかりませんが、日本の多くの歯科医は治療費が内容に見合わぬくらい安くて、嫌になるはずの根管治療もできるだけさじを投げず投資もしてがんばってやってくれていて、そこに誇りを持っている先生がいるということだと思います。
その4:
使ってみられてもよいと思いますが、小さなクラックを埋めることはできても再接着させられないですし、力が加われば埋めていたアパタイトはパラパラとはく離するんじゃないでしょうか?
弾性も接着性もない単なる粉ですから。
力が加わればはげますよね。
ですからクラックがあるならば、それに対して治療してもらったほうが効果は高いと思います。
>その1:
なぜ?ラバーダムを途中で変えたのですか?って一言お尋ねになるのは簡単だと思います。
次回は尋ねてみてください。
処置上必要なことだったかもしれませんし、想像されている理由かもしれませんし、わかりません。
ラバーダムをしてもらいマイクロで虫歯治療を自費で行っているところで治療をわざわざ受けておられるのですから、疑問点があれば質問されたほうがよいでしょう。
その2:
レジン治療は最初のベースでちゃんと隙間なく歯と接着できていれば、後は芸術作品を作るようなものです。
ですから世界中の上手いと評判の先生でもベースがしっかり詰まっていれば、後は多色を何層にも盛って天然歯の形態や色調に出来るだけ近づけるように芸術性を高めた治療をされています。
混入物が嫌ならばダイレクトボンドの選択ではなく、CADCAMのようなものの方が製品としては保証されているでしょう。
その3:
アメリカでは根管治療は1本10万円〜です。
ですから3根管あって難症例ならばさっさと抜いて安全性も高いインプラントを選択してあげるほうがよいと考えられていて、問題のありそうな感染根管を持っている歯は抜歯が適用されます。
幸いにも日本は根管治療を安い保険治療で多くの歯科医が頑張ってやってくれますから、日本では出来るだけ歯を残す治療を目指してあげることがよいと考えられるのが普通です。
よいことなのか悪いことなのかわかりませんが、日本の多くの歯科医は治療費が内容に見合わぬくらい安くて、嫌になるはずの根管治療もできるだけさじを投げず投資もしてがんばってやってくれていて、そこに誇りを持っている先生がいるということだと思います。
その4:
使ってみられてもよいと思いますが、小さなクラックを埋めることはできても再接着させられないですし、力が加われば埋めていたアパタイトはパラパラとはく離するんじゃないでしょうか?
弾性も接着性もない単なる粉ですから。
力が加わればはげますよね。
ですからクラックがあるならば、それに対して治療してもらったほうが効果は高いと思います。
相談者からの返信
相談者:
時雨日さん
返信日時:2016-08-22 18:23:28
タイトル | ラバーダムを途中で交換するリスクなどについて |
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質問者 | 時雨日さん |
地域 | 千葉 |
年齢 | 32歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 会社員(事務系) |
カテゴリ |
虫歯治療 ラバーダム |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。