矯正の逆戻り?治療先が閉院し連絡がとれない

相談者: しゃおぴんさん (57歳:女性)
投稿日時:2016-09-07 19:58:12
2015年1月に矯正治療が終了しましたが、最近になって逆戻りではないかと気になり、電話をしましたが、使用されておらず、HPも閉鎖で連絡が取れません。

治療費は治療開始時に全額一括で支払っており、非常に困っております。

相談先がわからず、こちらを知り投稿させていただきました。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2016-09-07 20:46:58
しゃおぴんさん こんばんは。


2015年1月に矯正治療が終了し、逆戻りではないかと気になり歯科医院に電話をしたが、使用されておらず、HPも閉鎖で連絡が取れなくて困っているのですね。

おそらく、連絡が取れない状況であれば近くに移動した訳ではないので、何らかの原因で閉院されたのではないかと推測されます。
ですから、改めて矯正を他の医院で相談するしかないのでないかと思います。

まずは、大学病院やお近くの歯科医師会が開設している歯の悩み相談窓口に相談してはどうでしょうか?

神奈川の参考窓口
http://www.dent-kng.or.jp/contact/

もしかしたら、同様にその歯科医院での相談があれば、同様に対応して頂けるかもしれません。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: しゃおぴんさん
返信日時:2016-09-08 03:58:50
加藤 道夫 先生

丁寧に回答いただきありがとうございます。

おそらくは急な閉院だったのでしょうね。

庶民にとっては多額の治療費を一括で前納していることと治療経過のカルテも失ったことになりますのでショックはかなり大きいです。

8年近く通院し信頼していただけに閉院前に知らせていただきたかった・・と残念です。

これから諸相談窓口をあたってみようと思います。

ご多忙な中、回答いただき感謝申し上げます。
回答 回答2
  • 回答者
伊藤矯正歯科クリニック(名古屋市中区)の伊藤です。



※2013年9月14日までは伊藤和明先生、それ以降は伊藤雅大先生がご回答されています。
回答日時:2016-09-08 14:28:18
しゃおぴんさん、こんにちは。

矯正歯科の場合、保険診療と違い、毎回保険証や住所の確認をするわけではありません。
そのため、住所などの連絡先の変更は患者さんが申し出ないと、歯科医院側が気が付いていないということもあります。

そういった経験もしましたので、ちょっとだけ付け加えておきます。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: しゃおぴんさん
返信日時:2016-09-08 15:20:14
伊藤 雅大先生

ご回答ありがとうございます。

住所変更は申し出て、変更しております。

保険診療ではありませんが治療開始時の説明でも逆戻り治療も含めた料金という事で説明を受けておりますし、治療終了時にも『気になる変化があれば来院してください』とのことでした。

少なからず、主治医から何度か電話を自宅にいただいておりますので連絡がつかなかったわけではないだろうと察します。

納得がいかないので、あらゆる手段で主治医との連絡を取ってもらえるように手を尽くしております。


場合によっては弁護士に相談も考えています。

現時点で転院するのは非常に納得がいきません。


優秀な先生だと信じ、遠路車で1時間を超えるクリニックに8年近く通院し、約120万円(我が家にとっては大金です)を支払っているわけです。

最も残念なのはHP上での閉院の説明がないことです。

住所変更等、連絡のつかない患者の為にも現代であればHPで告知することが可能なわけですから、悪意を感じているのです。

ただ、こういった案件に対応してくださる相談所が無く弁護士相談が適切かと思い始めたところです。


ご多忙中、回答いただきありがとうございます。
回答 回答3
  • 回答者
伊藤矯正歯科クリニック(名古屋市中区)の伊藤です。



※2013年9月14日までは伊藤和明先生、それ以降は伊藤雅大先生がご回答されています。
回答日時:2016-09-08 20:48:04
一般的には矯正治療終了後、保定治療に移行しますが、定期的に通院はしていましたか。


個人的には、何か突発的なことが起こったために、閉院したのではないかと想像します。

ちなみに死亡の場合、銀行が凍結され引き落とし不能になりますので、契約者を変更しない限り、HPが繋がらなくなってもおかしくありません。

月々安くない金額がかかりますので、遺された妻や子供によっては、即時解約する場合もあるかもしれません。


都道府県の歯科医師会で相談してみると、今後のことやわかることがあるかもしれません。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: しゃおぴんさん
返信日時:2016-09-08 22:08:29
伊藤 雅大先生

矯正治療終了時に「何かあれば来院してください」とのことで2015年1月以降は定期通院は指示されておりません。

ご夫婦とも歯科医(奥様が矯正歯科医であるかは不明)でお二人で診療されていましたので、お二人が同時に亡くなることは考えにくいと思います。

娘が小学4年生で治療を始めたころは待合室はあふれんばかりの患者さんがいて予約を取るのも大変な医院でした。

数年経過すると受付の女性が辞められ、その後、雇用されることはなく、そのころから患者は激減し、治療終了の1年前ぐらいには広かった駅前の診療室から少し離れた小さな診療室に移転し、移転後は他の患者さんにお会いすることは全くなくなりました。

冗談で「もしや潰れるのでは?」と話したりすることもありましたが、まさか・・あの先生が・・と疑いませんでした。

現在18歳になる娘の成人式を美しい歯並びで迎えさせてやりたいと願っています。

転院するにしても「あの先生以上の先生が捜せるのか?」ととても不安ですし、最低限カルテは転院先に渡してほしいと願っております。


もし、伊藤先生が何らかの事情で閉院されるとしたら、各々の患者さんに個々に連絡されるのではないでしょうか?

現在、相談日を待っている状況ですが、患者側にとって良い解決は望めないのかなと感じています。

私の説明不足で伊藤先生には何度もお手数をおかけし、申し訳なく思っております。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: しゃおぴんさん
返信日時:2016-09-09 14:57:40
加藤先生

伊藤先生

結果は伊藤先生が仰るように主治医(ご主人)が急死されていたという事です。

二か所の歯科医師会に回された結果、現在は残務整理を法律事務所に委託されているという事でした。

奥様に連絡をしていただけないかとお願いしましたが、奥様の名前は歯科医師会には無く、口を濁されたところから憶測ではありますが、亡くなる前に離婚されたのではと感じました。

とてもしっかりカルテを管理されている奥様だったので連絡が来なかったこと自体が腑に落ちませんでしたので・・。


法律事務所に

@治療費を全額支払っているので今後の治療費を負担してほしいという事

Aカルテを転院先に渡してほしい事

以上、二つを伝え、返事を待っています。


亡くなったことは残念なことですが、信頼した先生の悪意での閉院ではなかったことがわかりホッとしています。

こういう事例でも患者側が動かなくてもいいようなシステムがあれば、いらぬ憶測もせずに済むのにと思いました。

上記要望を受け入れてもらえるように、これから、弁護士と会話を重ねたいと思っています。

幾度にもわたり、真摯に回答いただき心から感謝申し上げます。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: しゃおぴんさん
返信日時:2016-09-09 20:31:48
弁護士から、電話があり治療費の返金は初期段階の人のみ2〜3割の返金で保管義務のあるカルテも治療中の方の分しか法律事務所では預かっていないとの事でした。

やはり、亡くなる前に離婚され、元奥様は財産放棄をされ、責任はないそうです。


弁護士に依頼されたのは亡くなった先生のお母さまで返金義務はありませんが、ご厚意で一部返金していますとのことでした。

被害にあわれている元患者さんが弁護士や消費生活センター等に相談に行かれたようですが、皆さん、泣き寝入りされており、今のところ、訴訟は起きていませんと自信満々でした。

カルテだけは何とか探してくださいとお願いしましたが、出てこないかもしれないという事でした。

転院するにも素人では治療経過を説明するには言葉が足らず、途方に暮れています。

治療費もどれだけかかるのかと思うと憤りを感じています。

法律は患者ではなく、医師を守っているのだとつくづく感じました。


どんな事情で閉院するにしてもその後、患者が迷わずに済めばと願ってやみません。

矯正治療費の治療前の全額支払いにも大きな問題があるということです。


こんなことになろうとは思ってもみませんでした。

同じような被害にあわれた方が、同じようにこれから矯正治療を始めようとする方がこの掲示板を見て、しっかりと契約を結んで治療費を払って行かれますようにここに書き記しておきたいと思います。

閉院すれば、治療費は返金されません。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: しゃおぴんさん
返信日時:2016-09-12 15:24:21
カルテが見つかり、カルテとレントゲン写真を原本で送っていただくことになりました。

結局、相続も負の相続だったということで、亡くなった先生の年齢を考えると若くても70代後半から80代のお母さまですので、私たちは被害者ではありますが、高齢の方をこれ以上、追い詰めるのは人の道に反するのでカルテだけでも無事返却されたことで泣き寝入りすることにしました。


これから、転院先を探さなくてはなりませんが大学病院に転院するつもりです。

個人クリニックの優秀な先生を捜し、治療してきたわけですが、閉院とともに治療費を払った事実までもがまるで抹消されるかのようになかったことになってしまいます。

大学病院は主治医が変わるというデメリットはありますが今回のように患者が被害者になることは治療上の問題以外にはあり得ません。

今回、主治医の突然の死による閉院でカルテの保管義務すらもなくなってしまうということ前金で払った治療費も返金されないことを法律を勉強することで知りました。

残念なのは弁護士も依頼人の利益しか考えていないし、(当たり前ですが)患者の側を守る法律も守ってくれる機関も存在しないということです。

この掲示板が矯正歯科医師会の方の目に留まり、患者を救済するシステムが作られていくことを切に願っております。

ありがとうございました。



タイトル 矯正の逆戻り?治療先が閉院し連絡がとれない
質問者 しゃおぴんさん
地域 大阪
年齢 57歳
性別 女性
職業 主婦
カテゴリ 矯正関連
その他(歯科医師関連)
矯正後の歯の後戻り
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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