18歳、矯正治療後に顎関節症になったがT4Kは有効か?

相談者: キュー天さん (18歳:女性)
投稿日時:2016-09-09 07:16:11
こんにちは。

私は14歳から矯正治療を始め、昨年9月からリテーナー生活を送っています。

歯並びは綺麗になったのですが、顎関節症になってしまいました。
口腔外科の先生によると、矯正をした人のほとんどは顎関節症になってしまうそうです。

顎関節症のせいか顔が歪んで左右非対称になったり、自律神経失調症になったりととても辛いのでなんとしてでも治療したいのですが、マウスピース治療はネットで検索すると効果がない・悪化する等と書かれているのでなるべくやりたくないと思っています。

そこで、T4Kはどうだろう?と思いつきました。
私は小学生の頃一年間だけTK4をしていた時期があって、効果はあったのですがまだ子供だったので気持ち悪いからやりたくないと言い続けませんでした。


しかし、今になって後悔し、もう一度T4Kをやりたいと思い、調べた所、大人版のT4K(T4A)があるということを知りました。

実際、私の症状は顎関節症に加えて口呼吸・舌の位置が正しくない・唇を閉じると筋肉が緊張するなど、T4Kによって改善できるものが多いのですが、18歳からのT4Aは可能でしょうか?
顎関節症の改善は期待できますでしょうか?


よろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
歯科医師の松山です。
回答日時:2016-09-09 10:29:30
まずは、抜歯矯正を行ったのでしょうか。

T4Kは、マイオファンクショナルリサーチ社で販売されている、筋機能療法装置の中の1装置の商品名です。
主にアングルU級と称する不正咬合に用いるものです。
したがって、これがあなたの不正咬合のタイプと一致しているかどうかが不明な限り回答使用がありません。

このタイプの装置は、小学生から中学生くらいまでの、まだ顎顔面の発達途上に使われるものなのですが、成人に近づいても、まったく効果がないとは言えないとは思います。


装置云々、治療法云々よりも、顎関節症の正しい診断と、それによっては、まだ治療法が探れるのかも含めて診療を行ってもらえる歯科医を、探すことが先決です。

回答 回答2
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2016-09-09 11:56:14
こんにちは。

口腔外科の先生によると、矯正をした人のほとんどは顎関節症になってしまうそうです。

なんてことを言う先生なんでしょう?というのが個人的な印象です。

矯正治療は顎関節症を改善するための最終的な治療法としても役立つ治療法ですし、言葉の一部だけが一人歩きすると怖い内容ですね。
だからこの表現は間違いですね。


T4Kは成人に使用している先生もおられます(もちろん、アーチファームや歯列の大きさ(長さ)ごとに使用種類を選んでですが)が、個人的にはスプリント療法かまたはスプリント効果もあるインビザラインでのきちんとした再矯正治療のほうがよいと思います。

歯並びが綺麗になったとのことですがその治療法が成功だったかどうか再評価を別の矯正歯科で受けてみられてはいかがでしょうか?

生活上必要があれば再矯正が必要でしょうし、スプリント療法で問題ないならばそれを併用されることでよい場合もあるでしょう。


治療法や対処法はあるでしょうから治療を請け負ってくれる先生にお願いしてください。



T4Kをまったく使用せずに行った矯正治療後ならば矯正治療で作ったアーチや平面がT4Aとは異なっている場合がほとんどでしょうからTPのような別の装置を作ってもらうほうがよいように思います。

矯正担当の先生ともよくご相談ください。




タイトル 18歳、矯正治療後に顎関節症になったがT4Kは有効か?
質問者 キュー天さん
地域 非公開
年齢 18歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯列矯正の治療法
顎関節症
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
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