虫歯でない歯を抜かれそうでした

相談者: 虫歯でない歯を抜かれそうだったさん (50歳:男性)
投稿日時:2016-09-10 23:26:45
虫歯でない歯を抜かれそうでした。
経緯は次の通りです。


1.普段通うA歯科で4本の虫歯があると指摘あり(レントゲンなく、衛生士の診断のみ)
*歯と歯の間にあるので見えないとのこと

2.全く痛みもないので、別のB歯科でレントゲン撮影&詳細診察で1か所のみありと指摘

3.A歯科で確認したところ、4本の治療をおこなう予定とのこと。


現時点で実害はないですが、A歯科のことを、市役所など何らかの機関に通報したほうがよいでしょうか?


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2016-09-11 09:53:43
>現時点で実害はないですが、A歯科のことを、市役所など何らかの機関に通報したほうがよいでしょうか?

衛生士の診断のみ」というのが確かなのでしたら、通報するのも一法かと思います。

その証拠と、通報者の実名が求められるかと思いますが。

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回答 回答2
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2016-09-11 13:04:08
こんにちは。

衛生士は診断は出来ませんから予定であってその後、治療を行う際に歯科医師がチェックしてきちんと診断し治療の必要がないと判断すれば治療は行われないかもしれませんね。

また、目視や触診での診断が不可能ならば必要であればレントゲン診断も追加されるかもしれません。

A歯科医院のシステムがどのようになっているのかはわかりませんが、予定であって治療をされたわけでないので実害もまだないですし問題にしてもらえるのかは不明ですね。


ただ、証拠をそろえて実名で通報されることは可能でしょうからご不安が強くていらっしゃるならばご相談されてもよいでしょう。

不安を感じるような歯科医院とはかかわりを持たないという選択しもありますが。。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2016-09-11 13:26:46
西山です

B歯科の診断が正しいということが前提のようですが、その判断は正しいのでしょうか?

Bの診断が間違っている、または両方とも間違っているという可能性はないのでしょうか?

これらを確認せずに通報というのは、どうでしょう。

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回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2016-09-11 18:54:33
虫歯でない歯を抜かれそうだった」という質問のタイトルですが、内容としては虫歯の本数が違うということでしょうか?

西山先生が書かれたようにどちらの診断が正しいかは判らない状況かと思います。
また痛みがないうちに虫歯は治療した方が良いと思います。

虫歯の診断や治療法、治療方針は歯科医によって全く変わる事は大いにあると思います。


虫歯でない歯を治療しようとしたと思われているA歯科にはかからずB歯科に転院されればよろしいかと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 虫歯でない歯を抜かれそうだったさん
返信日時:2016-09-12 01:03:06
ご回答、ありがとうございます。
感謝します。
少し説明が足りなかったので補足します。


・A歯科で4本の虫歯があるというのは、初めに衛生士が診断し、後から歯科医師が確認し

「虫歯があるの引き続き治療します」

とのこと。
帰りにその衛生士に

「どこにあるのですか?」

と聞いたところ

「上下に各2本の4本の虫歯があります」

とのことです。
次の時に歯科医師にも4本あることを確認しました。



・鏡で見てもわからないのは、

「4つとも歯と歯の間にある」

と言います。
レントゲンも撮らずに分かるものなのでしょうか?
本人は痛くも痒くもなく、普段から指導を受けたブラッシングを入念におこない、歯間ブラシなども併用しています。
なので、せいぜい5年に1本の虫歯がある程度なので、急に4本とは驚きました。



・疑問が湧いたので、セカンドオピニオンとして、評判の良いB歯科でレントゲン撮影&詳細診察で小さな1か所のみと言われました。
はっきりと他はないとレントゲン結果とカメラで説明してくれました。こちらは非常に納得しました。


・以前に週刊誌で、「虫歯でもないのに、虫歯だと言って削って稼ごうとする歯科医がいる」と読んだ記憶があり、恐ろしくなりました。


・それとともにA歯科への不信感、不満を感じ、これが故意の誤診なら何らかの行政指導?のようなことが必要ではないかと感じ、ここで質問した次第です。
なお、A歯科での会話録音はあります。

西山先生から「その判断は正しいのでしょうか?」というコメントをいただきましたが、何をもって正しいと判断すればよいのでしょうか?
回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2016-09-12 06:25:39
西山です

より判断の正確さを高めるなら、B歯科での資料を使ってC歯科にも診断してもらい、結果を比較することが必要です。

本来のセカンドオピニオンは、同じ資料を用いて他の医療者が診断することです。

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回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2016-09-12 08:23:38
>初めに衛生士が診断し、後から歯科医師が確認

ということでしたら、どこに通報したとしても受理されることは無いでしょうね。

当初の記述にある「衛生士の診断のみ」とは、意味合いが全く異なりますから。


>A歯科への不信感、不満を感じ、これが故意の誤診なら何らかの行政指導?のようなことが必要ではないかと感じ、ここで質問した次第です。

同じ状態を診ても、2院で見解が分かれることは、結構ありますよ。

誤診でも何でも無いと思います。

逆に、B歯科の見落としの可能性も否定出来ませんね。

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回答 回答7
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2016-09-12 10:20:58
>鏡で見てもわからないのは、
>「4つとも歯と歯の間にある」
>と言います。
レントゲンも撮らずに分かるものなのでしょうか?
>本人は痛くも痒くもなく、普段から指導を受けたブラッシングを入念におこない、歯間ブラシなども併用しています。
>なので、せいぜい5年に1本の虫歯がある程度なので、急に4本とは驚きました。


隣接面虫歯は鏡でみても見逃すことは多いです。
診療室のライトの当たり具合で発見することが可能なことがあります。

日本の歯科医院の多くが咬翼法という方法でレントゲンを撮影しないので隣接面は重なってしまうので一般的なレントゲン撮影でも見逃すことは多いといわれています。

アメリカでは定期的な咬翼法でのレントゲン検査は必須だと考えられていますが日本的な考え方ではあまり早期に隣接面虫歯を発見できても虫歯治療で失う健康な歯質のほうが多いので積極的な治療介入は見送られることが多いです。


日本の公的な健康保険制度でカバーされる虫歯治療法というのは隣接面虫歯の場合、自費治療で行うような割と特殊な虫歯アプローチ法はされないからというのも原因になっているんじゃないかな?と個人的には考えています。

ですから隣接面虫歯の場合、虫歯と判断する基準があいまいになりがちなので(目視しにくいし触診できないし角度的にレントゲンでも写りにくい)A歯科とB歯科で診断が違えばC歯科かまたは大学病院の診断科に行って判定してもらうしかないのかな?という気がします。


虫歯だと診断できても経過観察という場合もあるでしょうが、食生活等悪ければ経過観察はしないほうがよいかもしれません。
治療介入が遅くなればなるほど治療は厄介になります。


また、隣接面虫歯はコンタクト部位のマイクロクラックから始まるともいわれていますから年齢的に危ない頃じゃないかな?とも思います。
予防は歯間ブラシでは無理です。
デンタルフロスTCHなどの力のコントロールが必要でしょう。
後は、細菌叢と食生活も大切です。

回答 回答8
  • 回答者
回答日時:2016-09-12 16:24:02
>なお、A歯科での会話録音はあります。

担当医の了解は得られているのでしょうか?

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相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 虫歯でない歯を抜かれそうだったさん
返信日時:2016-09-16 23:06:56
柴田先生
ありがとうございます。
ご指摘通り、「A歯科にはかからずB歯科に転院」を考えてみます。



西山先生
ごもっともです。
B歯科で治療をお願いするか、別のC歯科で再度のレントゲン診察も考えてみます。


小林先生
「通報」というのはやりすぎかもしれませんが、A歯科が本当に不正なことをおこなっているのなら、他の患者さんのためにも、何らかの対応が必要ではないかと思いましたもので。
今のところ「通報」までは考えておりません。


船橋先生
アドバイス、ありがとうございます。
少しだけ、経過観察して、B歯科か別のところに行ってみようと思います。
なお、予防は歯間ブラシでだけでなく、デンタルフロスも併用しています。


森川先生
最高裁判所平成12年7月12日の判決において、詐欺などの被害にあったと思っている人が相手の説明に不信感を抱いて録音をしたときは違法といえないと判断しています。
ですから了解は得ていません。


<追伸>
いい歯医者の条件の一つに「すぐに虫歯を削ろうとしない」という記事を読んだことがあります。
この記事がおかしいと思う先生はご意見ください。

本当に「いい歯医者」を見分ける5つの条件
「自宅の近所だから」と選んでいませんか? 東洋経済
http://toyokeizai.net/articles/-/72974
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 虫歯でない歯を抜かれそうだったさん
返信日時:2016-09-16 23:20:24
田上順次博士(東京医科歯科大学・副学長)が、虫歯治療の問題点を指摘しています。


最後は抜歯まで行き着く「銀歯治療」の負の連鎖
http://www.news-postseven.com/archives/20160629_424622.html
回答 回答9
  • 回答者
回答日時:2016-09-16 23:54:20
返信3について

まずリンクが切れています。
週刊ポストの記事を信用する時点で「それは間違いです。」と個人的な感想を書きておきます。
たとえ誌面で大学教授がなんと言おうと週刊誌の編集の過程で歪曲されたり大事な一文が抜けていたりする可能性はありますので。

回答 回答10
  • 回答者
回答日時:2016-09-18 19:00:47
>最高裁判所平成12年7月12日の判決において、詐欺などの被害にあったと思っている人が相手の説明に不信感を抱いて録音をしたときは違法といえないと判断しています。
ですから了解は得ていません。

信頼関係を築きたいと思っておられるのであれば、「会話を録音させていただきますね」で十分なのでは?

特に疑わしいことがない治療前の状況で、おとり捜査のように盗聴するのは、いくら違法でないにしても倫理的にいかがなものでしょうか。

そこまで疑っているのなら最初からそんな歯科医院を受診しなければいいのでは?

犯人と決め付けられているようで私なら非常に不愉快です。
事前に告げての録音と隠し撮りでは全く違いますので、盗聴されていたと知った瞬間に裁判モードに突入しますね。

回答 回答11
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2016-09-18 19:29:15
虫歯でない歯を抜かれそうだった さん

元々虫歯の診断は歯科医によって違いますし、同じ歯科医でも治療に入るか経過を診るかは患者によって変わります。

A歯科とB歯科の診断が異なる事はある意味よくある事です。

虫歯でない歯を抜かれそうだった さんがB歯科の診断に納得がいったのなら(A歯科の診断に納得がいかなければ)B歯科で治療を受ければいいだけです。

回答 回答12
  • 回答者
回答日時:2016-09-18 22:24:05
西山です

>いい歯医者の条件の一つに「すぐに虫歯を削ろうとしない」という記事を読んだことがあります。
>この記事がおかしいと思う先生はご意見ください。

完全におかしいとはいいませをわが、この文章だけで判断したら、患者にもかなり不利益があると思います。

象牙質に明らかに達している虫歯であれば自然治癒はありませんので、治療しなければ進行するだけですね。
進行すれば歯髄を失う可能性もありますし、さらに進行すれば歯自身を失うリスクもあります。
これをすぐに治療しないという提案をする歯科医師のほうがいい歯科医師でしょうか?

インパクトのある文章だけを鵜呑みにするのは非常に危険だと思います。




タイトル 虫歯でない歯を抜かれそうでした
質問者 虫歯でない歯を抜かれそうだったさん
地域 愛知
年齢 50歳
性別 男性
職業 自営業・フリーランス
カテゴリ 虫歯治療
歯医者への不信感
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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