[写真あり] 前歯の義歯の着脱時、支台歯に側方ストレスがかかり心配

相談者: 真57さん (57歳:男性)
投稿日時:2016-09-17 09:54:00
よろしくお願いします。

前歯の上側、1番と二番がありません。
健康な歯を削りたくないので、部分義歯を選択して20年経ちます。

この度、初めての歯科院で保険で新しく部分義歯を作成して頂きました。
ガイドラインと違い、歯を綺麗にした後、一回で型を取り、翌週完成でした。

今まで使っていたものは別の医院で試適もやってもらって作ってました。
設計は両隣の右上1番と左上犬歯に、ワイヤーの細いクラスプで固定する形です。
装用感はとても良いのですが、装着が大変で、今までの義歯咬合に対して垂直に教科書的にクラスプの両端を押し下げて脱着し、装着は上に平行に押し上げるとカチッとハマる感じでした。
なので、着脱の際の支台歯へのストレスがほとんど感じられませんでした。

今回は犬歯側からはめ、次に右上1番の歯にクラスプを押し込み、外すときには、右上1番のクラスプを押し下げて斜めに外します。
はめる時も、外す時もかなりストレスが掛かります。
特に脱着の時に支台歯に側方ストレスがかかり、歯がダメになるのではないかと心配です。

色々拝見すると、歯にピタリと精密に作った義歯は着脱も楽に出来ると書いてあります。
特に前歯の部分義歯の場合は平行性の問題もあり、精密でないとスムーズに着脱が出来ないと思います。

個人トレーや概形印象、精密印象、試適などキチンと教科書的にやってもらって、作りなおしたほうが良いのでしょうか?

一度に精密印象やかみ合わせの印象を取って、作ったので歯に合ってなくて、着脱が無理な形になっていると思うのですが、先生方の意見をお聞かせいただきたいです。

支台歯を大切にしたいので、脱着は咬合に垂直でお願いしますといえば、作りなおしてもらえるものでしょうか?

尚、ワイヤークラスプは初めてで、今までは太目の鋳造でした。

宜しくお願いします。

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回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2016-09-20 14:30:02
真57 さんこんにちは

支台歯を大切にしたいので、脱着は咬合に垂直でお願いしますといえば、作りなおしてもらえるものでしょうか?

保険では、半年間は作り変えができませんから今の物を調整していただいて使用するようになるかと思います。


>はめる時も、外す時もかなりストレスが掛かります。

ワイヤークラスプなので鋳造のクラスプよりも、深いアンダーカットに維持を求めますから着脱時に歯に負担はかかりやすいかもしれませんね。


個人トレーや概形印象、精密印象、試適などキチンと教科書的にやってもらって、作りなおしたほうが良いのでしょうか?

前歯部の中間欠損ですから、保険治療の範囲内で個人トレーや精密印象が必要かと言われると難しいかもしれませんね。
試適はあった方がよいとは思いますが。
もちろん、それぞれの先生の考え方や治療方針などありますから一概にはいえませんが。

私はですが、保険治療の入れ歯でも個人トレーや精密印象をする場合もありますが、必要に応じて行います。
全ての入れ歯をそこまで手間やコストをかけてはいられないというのが保険治療の現状です。

もちろん、自由診療の入れ歯であればその範囲ではありません。


>色々拝見すると、歯にピタリと精密に作った義歯は着脱も楽に出来ると書いてあります。

そうですね、自費の入れ歯などで、着脱方向を精査してやバネのかかる歯の調整をすることですーーっと入る 入れ歯 を作ることは可能です。
残念ですが、保険の入れ歯ではなかなかそうはいかないんですね。

担当の先生と良くご相談くださいね。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 真57さん
返信日時:2016-09-20 15:17:18
水川先生、お忙しい中お返事ありがとうございます。

余命を考えると、残り30年は支台歯を持たせたいと考えているので、最優先は支台歯の寿命と考えています。

なので、主治医の先生には次回、アンダーカット調整やクラスプの鋳造への交換などで検討してもらって、それがダメで支台歯に負担が掛かるような義歯のままなら、今までの義歯を使いながら、時間の経過を待ちたいと思います。

分かりやすい説明に感謝いたします。

ありがとうございました。



タイトル [写真あり] 前歯の義歯の着脱時、支台歯に側方ストレスがかかり心配
質問者 真57さん
地域 非公開
年齢 57歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 部分入れ歯のトラブル
その他(写真あり)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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