抜歯矯正後に狭くなった歯列の再矯正について

相談者: ネプリーグスさん (23歳:男性)
投稿日時:2016-09-24 14:29:22
約3年前まで5年くらい抜歯矯正をしていたのですが、終わり頃から口の中が狭く息が苦しい状態が続いたため、最初に通っていた矯正歯科とは別の矯正歯科医院で矯正を考えているのですが、相談に行った1件目の矯正歯科は、期間は1年で出来て、インプラントアンカーを使い前歯などを前に2ミリ程出して奥歯の方に隙間を作りそこの隙間には、奥歯を移動させて埋めるという事でした。

二件目の矯正歯科は、スプリントをはめて顎が動いたらそれに合わせて歯を前に出し、隙間が歯一本分開く人もいるなどと説明され、期間は3年くらいかかると言われたのですが、何を信じれば良いのかわからなくなっており、どちらの病院で再矯正を受けたらリスクが低いでしょうか?

また、期間が違うのは何故ですか?


回答 回答1
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2016-09-25 12:07:21
こんにちは。

抜歯矯正後にお口の中が狭くなって、息苦しくなられる方も時々お見掛けします。

抜歯すればその分片側6mmくらいはスペースがあきますので、それをそのまま後方に移動させると、口腔容積が狭くなって舌が後方に引かれやすくなり、適応できる人ならば問題ない場合もありますが、適応できない方の場合、酸欠みたいになって不調を訴えられる方がおられますので注意が必要ですね。

審美的な要求から、成人までに獲得した固有の歯並びを変える際には身体的リスクもあるので、最近は気道のボリュームを測定しておくということがされてりしていますが、まだわからないことも多いようです)


息苦しい状態が、どういうときに起こっているのかをよく診断してもらうとよいと思います。
それによってスリープスプリントで解決可能な場合もあるでしょうし、舌切除術で解決可能な場合もあるでしょうし、舌トレで改善される場合もあるでしょう。


どこでどのように治せばよいかについてですが、まず大学病院などで現状分析をしてもらうとよいのではないかと思います。
そういうことをちゃんと受け止められるだけの、研究施設であることが前提でしょう。

治療ゴールが決まれば、治療法は担当医の最も得意とする術式で行ってもらうとよいでしょう。
5年かけて作った新しい咬合を修正するのであれば、5年以下の治療期間であればまずよしと思われておくほうがよいような気がします。

適応できればよいので、適応できないことが問題なのだと考えることも出来ると思うからです。

再矯正は費用も時間もかかって大変でしょうから、まずはしっかり現状を診断してもらい、何がどうなって不調が起きているのかをご自身も歯科医も十分理解できる必要があると思います。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2016-09-25 13:34:06
こんにちは。

「口の中が狭く息が苦しい状態が続いたため」というご質問に対して、お答えいたします。

症状でお悩みのご様子は、十分理解できます。

息が苦しいことを、どこまで矯正医が認識しているかが全てだと思います。
これには、きちんと矯正歯科医に伝わっていますか?
という意味も含まれています。

この点は、ご自身で確認するしか方法はありません。

期間については、担当医のお悩みの症状に対する認識度の違いから、治療目標も違ってきます。

建築に例えて恐縮ですが、工法が違えば期間は違ってくると思います。
全く同じ工法で工期が大幅に違えば検討事項になるでしょうが、そうでなければ、こだわりに大きな意味はないと考えます。

工期が短いことだけにこだわると、極論仮説用のプレハブしか選択肢がなくなると思います、極論ですが。

リスクに関しては、どちらが?というご質問には、条件が同じではないので、残念ながらお答えすることができません。

内科の中にも、「消化器」、「循環器」、「内分泌」などの専門があるように、矯正歯科の中にも、呼吸に関して詳しい先生とそうでない先生に別れることも考慮された方がよろしいかと思います。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ネプリーグスさん
返信日時:2016-09-30 13:35:33
とりあえず、焦らずに大学病院で診てもらおうと思います。



タイトル 抜歯矯正後に狭くなった歯列の再矯正について
質問者 ネプリーグスさん
地域 非公開
年齢 23歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 歯列矯正の治療法
歯列矯正のトラブル
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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