一向に改善が見られない口臭
相談者:
あかさたなたさかあさん (25歳:男性)
投稿日時:2016-10-03 12:15:39
長文失礼します。
一年ほど前に右下7番の欠損した歯に6〜8番にブリッジ設置しました。
その後、口臭が気になりだしました。
あまりにも気になってしまい、ブリッジを一旦外し、仮の詰め物をしている状態ですが改善がありませんでした。
4件ほど歯科医院を周り異常なし。
消化器内科にて、上部内視鏡検査実施し、逆食含め異常なし。
エコー、血液検査でも肝臓や膵臓にも異常なし。
耳鼻咽喉科にて、若干後鼻漏の症状があるが、症状の具合からもそこまで口臭と関連があるとは考えにくい。
とのことなので、先々月より大学病院の口臭外来にて現在2度診察を受け始めたところです。
しかし原因はわからないとのことで、VSC検査と口内乾燥測定、唾液量以外の検査はしていません。
現在はマウスウォッシュをスポンジに含ませ口腔内を清掃する指導を受けています。
2回のVSC検査数値は下記の通りです。
硫化水素128→140
メチルカルカプタン:0→0
ジメチルサルファイド:85→0
口内乾燥が若干見られるが、唾液量は通常。
治療済みの歯はあるが、虫歯はなし。
1回目の検査終了後、ウルソデオキシコール配合の肝機能上昇させるようなOTC薬、口臭サプリ(臭ピタッ)購入し服用。
冒頭記載した歯とは全く別ですが、ブリッジ外した後に、右上6番の銀歯を被せている歯が黒ずんでおり、フロスした際に臭いが酷く検査依頼しました。
レントゲンでは異常ありませんでしが、CT検査の結果、上顎洞まで膿が溜まっていました。
根の治療実施し、丁寧に詰めてもらいましたが、フロスした際の臭いは消えません。
治療には問題なしとの回答をうけています。
私はこの6番の歯が1番怪しいと思うのですが、、
各担当医の先生は非常に好感を持てる先生ではありますが、大学病院の口臭外来診察では進展がなさそうなので、ほんだ式口臭治療をしている歯科医院を探して診てもらおうかと考えていますが、今後どうすればよいのかわからず状態です、、
人と話すことが辛くなってきたので、何かいい方法ありましたらご教示いただけないでしょうか。
よろしくお願いします。
一年ほど前に右下7番の欠損した歯に6〜8番にブリッジ設置しました。
その後、口臭が気になりだしました。
あまりにも気になってしまい、ブリッジを一旦外し、仮の詰め物をしている状態ですが改善がありませんでした。
4件ほど歯科医院を周り異常なし。
消化器内科にて、上部内視鏡検査実施し、逆食含め異常なし。
エコー、血液検査でも肝臓や膵臓にも異常なし。
耳鼻咽喉科にて、若干後鼻漏の症状があるが、症状の具合からもそこまで口臭と関連があるとは考えにくい。
とのことなので、先々月より大学病院の口臭外来にて現在2度診察を受け始めたところです。
しかし原因はわからないとのことで、VSC検査と口内乾燥測定、唾液量以外の検査はしていません。
現在はマウスウォッシュをスポンジに含ませ口腔内を清掃する指導を受けています。
2回のVSC検査数値は下記の通りです。
硫化水素128→140
メチルカルカプタン:0→0
ジメチルサルファイド:85→0
口内乾燥が若干見られるが、唾液量は通常。
治療済みの歯はあるが、虫歯はなし。
1回目の検査終了後、ウルソデオキシコール配合の肝機能上昇させるようなOTC薬、口臭サプリ(臭ピタッ)購入し服用。
冒頭記載した歯とは全く別ですが、ブリッジ外した後に、右上6番の銀歯を被せている歯が黒ずんでおり、フロスした際に臭いが酷く検査依頼しました。
レントゲンでは異常ありませんでしが、CT検査の結果、上顎洞まで膿が溜まっていました。
根の治療実施し、丁寧に詰めてもらいましたが、フロスした際の臭いは消えません。
治療には問題なしとの回答をうけています。
私はこの6番の歯が1番怪しいと思うのですが、、
各担当医の先生は非常に好感を持てる先生ではありますが、大学病院の口臭外来診察では進展がなさそうなので、ほんだ式口臭治療をしている歯科医院を探して診てもらおうかと考えていますが、今後どうすればよいのかわからず状態です、、
人と話すことが辛くなってきたので、何かいい方法ありましたらご教示いただけないでしょうか。
よろしくお願いします。
回答1
ひぐち歯科クリニック(大阪府茨木市)の樋口です。
回答日時:2016-10-04 00:39:05
こんにちは。
口臭を心配されていて、さまざまな検査も受けたようですね。
VSC検査は受けたということですが、実際に臭いがするのかどうかを鼻で嗅いで調べてもらったのでしょうか。
この検査を官能検査といいますが、官能検査を受けていないのであれば、まずこの検査をしてもらう必要があります。
その結果によってその後の対処法が異なってきます。
口臭を心配されていて、さまざまな検査も受けたようですね。
VSC検査は受けたということですが、実際に臭いがするのかどうかを鼻で嗅いで調べてもらったのでしょうか。
この検査を官能検査といいますが、官能検査を受けていないのであれば、まずこの検査をしてもらう必要があります。
その結果によってその後の対処法が異なってきます。
相談者からの返信
相談者:
あかさたなたさかあさん
返信日時:2016-10-04 12:17:28
樋口先生
ご回答ありがとうございます。
記載に漏れがありすみません。
官能検査は初回受診時にしていただきました。
少し腐った卵のような、生ゴミのような香りがあると指摘をうけました。
最近では人と話しをしても鼻をすすったり、触ったりという仕草を受けるので、普通の会話すら億劫になってしまいました。
何か良い対処法はありますでしょうか。
病院でご提案いただいたマウスウォッシュでは数分と持たず口腔内に違和感(苦味や嫌な香り、不快感)がでてしまいます。
ご回答ありがとうございます。
記載に漏れがありすみません。
官能検査は初回受診時にしていただきました。
少し腐った卵のような、生ゴミのような香りがあると指摘をうけました。
最近では人と話しをしても鼻をすすったり、触ったりという仕草を受けるので、普通の会話すら億劫になってしまいました。
何か良い対処法はありますでしょうか。
病院でご提案いただいたマウスウォッシュでは数分と持たず口腔内に違和感(苦味や嫌な香り、不快感)がでてしまいます。
回答2
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2016-10-04 16:55:14
こんにちは。
お口の中に原因があり硫化水素を発生する細菌が増えているのであれば3DSで口腔細菌を一度殺菌した後、プロバイオティクスなどの別の細菌の大量投与で善玉細菌を植えつけるという方法も考えられるのではないかと思います。
お口の中にも様々な細菌が進入しますがそれらは自然界に常に存在する菌ですから進入を防ぐことは出来ません。
増殖コントロールを行う程度になりますが、嫌気性菌の繁殖を如何に防ぐかで臭いの具合は変わってきます。
ですから歯磨きの方法を変える必要があったり嫌気的な部分には唾液等の細菌をやっつけるものを常に供給しておくことが望まれるでしょ
う。
以下は廃棄物に関するものですが、同じ様なことが御口や体の中でも起こってしまうと潰瘍性大腸炎になったりします。
体を健康に粘膜の性能をよくしておくこと等、生活の見直しが必要でしょう。
http://www.pref.shiga.lg.jp/d/saisyu/jimotosetsumei/files/110203siryou7.pdf
薬液を長時間浸潤させておき殺菌する方法の最も身近な方法が歯科医院が処方するホームホワイトニングでしょう。
過酸化水素を利用したものはこういう原始的な細菌種が繁殖するのを防ぎますから一石2鳥でもありますから上手く利用されるとよいかもしれません。
高価な(通常10万円程度といわれています)3DS同等の結果を得る場合もあるでしょうが、後処理が大切でしょう。
通常、嫌気性菌の繁殖防止には歯や修復物、歯茎の際、小さな隙間や物陰をいかに上手く細菌コントロールできるかで変化があるのではないでしょうか。
毎日の歯磨きをちゃんとする(おもに磨きにくい隙間=嫌気的に最もなりやすい部位)ことが出来ているかのチェックや歯周ポケットの検査から行い、それでも駄目ならば修復物のチェックややり変えも必要かもしれません。唾液もちゃんと出ていなければ免疫や自浄製が低下しますから駄目です。
現在使用中のマウスウォッシュが硫黄産生菌に効果を発揮できるかどうかもきちんとみてもらい、効果のある洗口剤に変えたほうがよいかもしれませんね。
お口の中に原因があり硫化水素を発生する細菌が増えているのであれば3DSで口腔細菌を一度殺菌した後、プロバイオティクスなどの別の細菌の大量投与で善玉細菌を植えつけるという方法も考えられるのではないかと思います。
お口の中にも様々な細菌が進入しますがそれらは自然界に常に存在する菌ですから進入を防ぐことは出来ません。
増殖コントロールを行う程度になりますが、嫌気性菌の繁殖を如何に防ぐかで臭いの具合は変わってきます。
ですから歯磨きの方法を変える必要があったり嫌気的な部分には唾液等の細菌をやっつけるものを常に供給しておくことが望まれるでしょ
う。
以下は廃棄物に関するものですが、同じ様なことが御口や体の中でも起こってしまうと潰瘍性大腸炎になったりします。
体を健康に粘膜の性能をよくしておくこと等、生活の見直しが必要でしょう。
http://www.pref.shiga.lg.jp/d/saisyu/jimotosetsumei/files/110203siryou7.pdf
薬液を長時間浸潤させておき殺菌する方法の最も身近な方法が歯科医院が処方するホームホワイトニングでしょう。
過酸化水素を利用したものはこういう原始的な細菌種が繁殖するのを防ぎますから一石2鳥でもありますから上手く利用されるとよいかもしれません。
高価な(通常10万円程度といわれています)3DS同等の結果を得る場合もあるでしょうが、後処理が大切でしょう。
通常、嫌気性菌の繁殖防止には歯や修復物、歯茎の際、小さな隙間や物陰をいかに上手く細菌コントロールできるかで変化があるのではないでしょうか。
毎日の歯磨きをちゃんとする(おもに磨きにくい隙間=嫌気的に最もなりやすい部位)ことが出来ているかのチェックや歯周ポケットの検査から行い、それでも駄目ならば修復物のチェックややり変えも必要かもしれません。唾液もちゃんと出ていなければ免疫や自浄製が低下しますから駄目です。
現在使用中のマウスウォッシュが硫黄産生菌に効果を発揮できるかどうかもきちんとみてもらい、効果のある洗口剤に変えたほうがよいかもしれませんね。
タイトル | 一向に改善が見られない口臭 |
---|---|
質問者 | あかさたなたさかあさん |
地域 | 北海道 |
年齢 | 25歳 |
性別 | 男性 |
職業 | その他 |
カテゴリ | 口臭 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。