[写真あり] 矯正後の後戻りは再矯正で治りますか
相談者:
ぱんだっこさん (26歳:女性)
投稿日時:2016-10-07 21:53:24
回答1
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2016-10-08 00:16:09
ぱんだっこさまこんばんは。
以前矯正治療をしてきれいに並んだ下顎前歯が後戻りしてしまったようですね。
下顎の犬歯間距離は時間がたてば徐々に短くなってくるのは経験的にわかっています。
したがってきれいに並べても重なってくるのはある程度仕方がないと考えてください。
これを治そうとすれば歯を削って幅を狭めてスペースを作るか奥歯から順番に後ろへ一本ずつ送るかのどちらかになります。
個人的には歯を削るのは反対の立場です、一方後へ送るという方法もアイデアとしてはいいのですが咬合が上がるという欠点があります。
現実的にはそのままにしておいた方がいいと考えています。
>下の歯が後戻りしてしまいました。
下顎前歯の叢生は矯正治療で治しても長期的にはかなりの高い確率で後戻りすることが知られています。
>再矯正で治りますか?
治し方にはそれぞれ欠点があって個人的にはお勧めできません。
>また治療しなければどんどん進行しますか?
どんどん進行するとまでは言えません。
ある程度のところで落ち着くのではないでしょうか。
安○首○はおそらく抜歯矯正しているようにおもうのですが下顎前歯は後戻りして落ち着いているようにみえます。
以前矯正治療をしてきれいに並んだ下顎前歯が後戻りしてしまったようですね。
下顎の犬歯間距離は時間がたてば徐々に短くなってくるのは経験的にわかっています。
したがってきれいに並べても重なってくるのはある程度仕方がないと考えてください。
これを治そうとすれば歯を削って幅を狭めてスペースを作るか奥歯から順番に後ろへ一本ずつ送るかのどちらかになります。
個人的には歯を削るのは反対の立場です、一方後へ送るという方法もアイデアとしてはいいのですが咬合が上がるという欠点があります。
現実的にはそのままにしておいた方がいいと考えています。
>下の歯が後戻りしてしまいました。
下顎前歯の叢生は矯正治療で治しても長期的にはかなりの高い確率で後戻りすることが知られています。
>再矯正で治りますか?
治し方にはそれぞれ欠点があって個人的にはお勧めできません。
>また治療しなければどんどん進行しますか?
どんどん進行するとまでは言えません。
ある程度のところで落ち着くのではないでしょうか。
安○首○はおそらく抜歯矯正しているようにおもうのですが下顎前歯は後戻りして落ち着いているようにみえます。
回答2
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2016-10-08 11:11:40
こんにちは。
一度ちゃんと矯正治療を行っていれば傾斜移動程度で治せる簡単な再矯正が可能でしょう。
必要をお感じならば矯正歯科でご相談ください。
>小学生から高校生まで矯正をしていて、リテーナーに
なったのですが、下の歯が後戻りしてしまいました
親知らずの確認はしてもらっていますか?
小児の頃から歯並びが悪く矯正治療が必要だった場合は多くのケースで親知らずが生えるスペースが下顎にない場合があります。
その場合、下顎の歯を押して臼歯の近心傾斜が起こって歯列を狭くしてしまうこともあるでしょう。
また山田先生が回答されているように日常生活で歯列は狭くなって(臼歯が舌側に傾斜)きますから前歯のガタガタが生じてくることがあります。
下前歯のガタガタは上前歯にも影響を与えるようになる場合がありますから放置しておいても問題ないのか一度診断してもらうとよいでしょう。
一度ちゃんと矯正治療を行っていれば傾斜移動程度で治せる簡単な再矯正が可能でしょう。
必要をお感じならば矯正歯科でご相談ください。
>小学生から高校生まで矯正をしていて、リテーナーに
なったのですが、下の歯が後戻りしてしまいました
親知らずの確認はしてもらっていますか?
小児の頃から歯並びが悪く矯正治療が必要だった場合は多くのケースで親知らずが生えるスペースが下顎にない場合があります。
その場合、下顎の歯を押して臼歯の近心傾斜が起こって歯列を狭くしてしまうこともあるでしょう。
また山田先生が回答されているように日常生活で歯列は狭くなって(臼歯が舌側に傾斜)きますから前歯のガタガタが生じてくることがあります。
下前歯のガタガタは上前歯にも影響を与えるようになる場合がありますから放置しておいても問題ないのか一度診断してもらうとよいでしょう。
タイトル | [写真あり] 矯正後の後戻りは再矯正で治りますか |
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質問者 | ぱんだっこさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 26歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
矯正関連 その他(写真あり) 矯正後の歯の後戻り |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。