顎関節症。顎をずらしてあいうべ体操をすると歪みが増すか心配
相談者:
kitanoriさん (51歳:女性)
投稿日時:2016-10-18 22:45:54
お世話になります。
顎関節症があります。
(普段特に生活に支障をきたすことはないですが、顔に歪みがあり、鼻も少し右寄り、矯正歯科で、目の辺りからずれているというのと、軟骨が片方すり減っていると言われたことがあります。)
最近健康のためにあいうべ体操を始めたのですが、(舌の位置が正常になって来ました!)体操で大きく口を目一杯開ける時、よく見ると顎をカクンと一段?ズラしながら開けています。
その場合、痛みはありません。
顎をズラした状態であいうべ体操を続けると余計に歪みが出るのでは?と心配なのですが、大丈夫でしょうか?
顎がズレない様に気を付けて開けると、左の顎に少し痛みがありますが、出来なくはありません。
ズラしながら行うべきか、なるべくズラさずに行うべきか?
どちらが後々良いですか?
ズレない様に(本来あるべき位置?)続ければ、顔の歪みも取れていく可能性はありますか?
よろしくお願い致します。
顎関節症があります。
(普段特に生活に支障をきたすことはないですが、顔に歪みがあり、鼻も少し右寄り、矯正歯科で、目の辺りからずれているというのと、軟骨が片方すり減っていると言われたことがあります。)
最近健康のためにあいうべ体操を始めたのですが、(舌の位置が正常になって来ました!)体操で大きく口を目一杯開ける時、よく見ると顎をカクンと一段?ズラしながら開けています。
その場合、痛みはありません。
顎をズラした状態であいうべ体操を続けると余計に歪みが出るのでは?と心配なのですが、大丈夫でしょうか?
顎がズレない様に気を付けて開けると、左の顎に少し痛みがありますが、出来なくはありません。
ズラしながら行うべきか、なるべくズラさずに行うべきか?
どちらが後々良いですか?
ズレない様に(本来あるべき位置?)続ければ、顔の歪みも取れていく可能性はありますか?
よろしくお願い致します。
回答1
小林歯科クリニック(渋谷区神宮前)の小林です。
回答日時:2016-10-19 01:03:08
kitanori さん、こんにちは。
>顎関節症があります。
お掛かりの歯科医院では、どのような説明を受け、どのように治療を進めているのでしょうか。
>最近健康のためにあいうべ体操を始めたのです
もし自己流ならば速やかに中止し、然るべき医療機関で指導を受けてください。
>顎関節症があります。
お掛かりの歯科医院では、どのような説明を受け、どのように治療を進めているのでしょうか。
>最近健康のためにあいうべ体操を始めたのです
もし自己流ならば速やかに中止し、然るべき医療機関で指導を受けてください。
回答2
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2016-10-19 11:20:25
こんにちは。
矯正治療をお考えでしょうか?
その場合、あなたの歯並びは改善されるわけですからあいうべ体操で獲得した顎の位置に顎周囲の筋肉の位置を持ってきておくことは有利に働くと思います。
矯正治療を行わず歯並びが理想的でなくあまりよくない位置に顎を維持して咬合を繰りかえさずを得ない歯並びの場合、あいうべ体操で動かせるようになった顎の位置が負担になっていないかどうかは正直言ってわかりません。
顎の可動域が広がることが現状にプラスに働いているのか将来マイナスに働いてしまうのかは専門家とタッグを組んで経過を観察してもらうとよいように思います。
現時点では顎関節症の方は「いういう」程度にして置いてくださいというようなことが開発者が配布しているビラにかいてあったように記憶しています。
あいうべ体操を行ったために顎関節症が酷くなったというクレームが起きないために事前に書かれているのだと思います。
すでに軟骨が磨り減っているのならばきちんと医療機関で定期的な観察を行ってもらったほうがよいような気がします。
>ズレない様に(本来あるべき位置?)続ければ、
顔の歪みも取れていく可能性はありますか?
これは無理でしょう。
歯並びを変えなければあいうべ体操を1日30回行ってもそれ以上に歯と歯の咬合数のほうが多いのですから期待薄だと思います。
また歯並びがずれてしまった原因は口腔周囲筋だけにあるわけではないでしょうからそういうことが改善されなければ期待薄です。
ただ、「いういう」体操だけでも口腔周囲筋のマッサージの変わりに十分なりますから不快症状が出現しない範囲でそういう体操をされるのは構わないだろうと想像します。
唾液の出もかなりよくなりますから免疫系にプラスに働きますね。
矯正治療をお考えでしょうか?
その場合、あなたの歯並びは改善されるわけですからあいうべ体操で獲得した顎の位置に顎周囲の筋肉の位置を持ってきておくことは有利に働くと思います。
矯正治療を行わず歯並びが理想的でなくあまりよくない位置に顎を維持して咬合を繰りかえさずを得ない歯並びの場合、あいうべ体操で動かせるようになった顎の位置が負担になっていないかどうかは正直言ってわかりません。
顎の可動域が広がることが現状にプラスに働いているのか将来マイナスに働いてしまうのかは専門家とタッグを組んで経過を観察してもらうとよいように思います。
現時点では顎関節症の方は「いういう」程度にして置いてくださいというようなことが開発者が配布しているビラにかいてあったように記憶しています。
あいうべ体操を行ったために顎関節症が酷くなったというクレームが起きないために事前に書かれているのだと思います。
すでに軟骨が磨り減っているのならばきちんと医療機関で定期的な観察を行ってもらったほうがよいような気がします。
>ズレない様に(本来あるべき位置?)続ければ、
顔の歪みも取れていく可能性はありますか?
これは無理でしょう。
歯並びを変えなければあいうべ体操を1日30回行ってもそれ以上に歯と歯の咬合数のほうが多いのですから期待薄だと思います。
また歯並びがずれてしまった原因は口腔周囲筋だけにあるわけではないでしょうからそういうことが改善されなければ期待薄です。
ただ、「いういう」体操だけでも口腔周囲筋のマッサージの変わりに十分なりますから不快症状が出現しない範囲でそういう体操をされるのは構わないだろうと想像します。
唾液の出もかなりよくなりますから免疫系にプラスに働きますね。
回答3
東京医科歯科大学顎関節治療部(文京区湯島)の西山です。
回答日時:2016-10-19 19:56:41
西山です
>顔に歪みがあり、鼻も少し右寄り、矯正歯科で、目の辺りからずれているというのと、軟骨が片方すり減っている
これらをもとにして顎関節症という診断が示されたのでしょうか.
これらの所見は顎関節症と診断できるだけの条件を満たしていないと思います.
まずは,本当に顎関節症なのかを正しく診断してもらう必要があると思います.
現在,国際的な顎関節症の診断基準が示されていますの,それに従って臨床診断をしてもらい,必要であればMRI検査を行って最終診断をしてもらうことが大切ではないでしょうか.
>顔に歪みがあり、鼻も少し右寄り、矯正歯科で、目の辺りからずれているというのと、軟骨が片方すり減っている
これらをもとにして顎関節症という診断が示されたのでしょうか.
これらの所見は顎関節症と診断できるだけの条件を満たしていないと思います.
まずは,本当に顎関節症なのかを正しく診断してもらう必要があると思います.
現在,国際的な顎関節症の診断基準が示されていますの,それに従って臨床診断をしてもらい,必要であればMRI検査を行って最終診断をしてもらうことが大切ではないでしょうか.
タイトル | 顎関節症。顎をずらしてあいうべ体操をすると歪みが増すか心配 |
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質問者 | kitanoriさん |
地域 | 三重 |
年齢 | 51歳 |
性別 | 女性 |
職業 | その他 |
カテゴリ |
顎関節症 その他(その他) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。