手に傷がある歯科助手。ユニットの清掃等での感染症の危険性は?

相談者: 唖紀さん (20歳:女性)
投稿日時:2016-10-25 23:13:01
1ヶ月程前から歯科助手のアルバイトを始めました。
全くの未経験で、歯科に関する知識も全くありませんでした。
今になって感染症のリスクが高いのでは思い始めました。

始めた当初私の指には傷がありました。
かさぶたもありましたし、小さい傷もありました。

しかし、患者さんが使い終わった直後のユニットの清掃、器具の取り付け、取り外しをグローブをせずに行っていました。
(器具を洗剤で洗う際はゴム手袋を着用していました)

他の歯科助手の方も、傷があるならグローブした方がいいよ〜くらいな感じで軽かったので特に気にしていませんでした。
グローブをあまり着けないところだったようです。

しかし、違う医院の歯科医師、歯科助手の方にグローブをしないのは、ちょっとおかしいと思うと言われ、感染症の話を聞きました。

歯科医院にはB型、C型肝炎の患者さんが来ること
全員が肝炎、感染症の申告をするわけではないこと
以上を踏まえた上で自分の身を守るために必要であること

恥ずかしながら、この話を聞いて初めて感染症は恐ろしいものだという認識をもちました。
そして、私は他の人より遥かに感染症のリスクが高かったのではと思いました。
勿論、これ以降グローブの着用を徹底し、手の消毒を頻繁に行っています。

グローブをせずに器具を片づけていた時に直接患者さんの血液に触れることはありませんでしたが、私だけでなく他の方もほとんどグローブを着けないところだったので、なんとも言えない気がします。
感染症の話をしてくれた歯科医師、歯科助手の方に勤めていた医院での話をすると驚かれたり、苦笑いをされることがあります。
あり得ないという感じの反応でした。


指に傷があるのにとか無知だというの重々承知の上で投稿しています。

この場合、感染のリスクというのは高くなるのでしょうか?
他に気をつけるべき点などあれば教えて頂ければ幸いです。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2016-10-26 01:23:29
当然高くなると思います。

血液検査をしてB型肝炎ウィルスに対する抗原抗体がなければワクチンの接種をお勧めします。

回答 回答2
  • 回答者
荒川です。
回答日時:2016-10-28 18:27:02
唖紀さん


>>感染のリスクというのは高くなるのでしょうか?

リスクはかなり高くなると思います。
ご心配であれば検査等受けられた方がいいかもしれません。


蛇足ですが・・・
実は人間の皮膚には出血するほどの傷だけでなく、
小さな傷がたくさんあります。
ささくれやひび割れを傷と認識しない人もいるかもしれません。
その一つ一つに、感染のリスクが存在します。
そして、『感染させてしまう』リスクも、同時に存在します。
自分が感染しないためにも、患者さんを感染させないためにも、しっかり勉強することが重要だと思います。

頑張ってくださいね!

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2016-10-28 21:52:21
>グローブをせずに器具を片づけていた時に直接患者さんの血液に触れることはありませんでしたが、

でしたらまずB型、C型肝炎、HIVなどは感染しないでしょう。

唾液にも血が混じる可能性はありますが、ウイルスの濃度はかなり低いので血が付く可能性の低い器具であればほとんど心配ないと思います。

ちょっと考えて見てください。
たとえば汗や唾液に混じった程度のごく少量の血液で感染が簡単に成立するのであれば、格闘技の選手はみな肝炎になってしまってます。

幼稚園や保育所もそうですね。
幼児はいろんなところをなめまわしますので、一人でもいれば皆、肝炎になってしまいます。

また、歯科診療室内では口の中の唾液を切削器具で巻き上げ空気中に拡散していますので、歯科医院を受診した人も皆、肝炎になってしまいます。

そんなことよりも感染経路として想定すべきは、針やとがった器具を誤って自分の指に刺してしまうことです。
手袋をしていても何のリスク軽減にもなりません。

どうしても手袋でないと対応できないものはいたしかたありませんが、汚染された部分には触れずに処理するか、器具を使用して処理するよう努めるほうがベターかと思います。

時々目にしますが、いつでもどこでも手袋をしているというのはいかがなものかと思います。

自分さえ感染しなければいいと思ってるんじゃないの?
清潔域と不潔域の区別がついてるの?
と心配になります。




タイトル 手に傷がある歯科助手。ユニットの清掃等での感染症の危険性は?
質問者 唖紀さん
地域 非公開
年齢 20歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 専門的な質問その他
歯科助手関連
その他(その他)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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