噛み合わせ治療の是非につきまして
相談者:
ラムママさん (62歳:女性)
投稿日時:2016-11-06 20:20:51
62歳主婦です。
両上奥歯はブリッジからインプラントに変えました。
正確な年月は忘れてしまいましたが約5年越えになります。
もともと肩こりはありましたが、特に左首、左肩、左肩甲骨など左ばかりがものすごく凝ります。
インプラントにする前から凝りはありました。
今でも2週間に一度はマッサージをしてもらわないと辛くなるほどです。
そのときはまぁよくなったなと感じますが、またすぐに凝り始めます。
どうしてだろう?と不思議で仕方がありません。
現在週に2回ヨガをしており、かんたんなヨガではなくかなりレベルは高い内容で1.5時間は一回にします。
また週に1度自彊術という体操もやっており、体は動かしています。
姿勢も特に悪いと指摘されたことはありません。
足も組みませんし、ゲームをしたりしてスマホに前かがみになったりもなく、パソコンも夢中になって見ることもしていません。
ヨガでも左側がおかしい、と指摘されたこともなく、凝る理由が見当たりません。
歯ぎしりはあったので、型を取りシリコンゴムのマウスピースを作ってもらい、毎晩装着して寝ています。
朝、顎がだるいと感じたことはなくなりました。
また顎関節症でもないと思います。
口は最大に開けても痛みは全くありません。
もしかしたらかみ合わせが悪いのかな?と思い、ネットで探したら「丸山咬合」と「顎関節症&かみ合わせセンター」がヒットしました。
前者はこちらの板で何人かの先生がお答えになっていらして、想像がつきました。
後者については患者さんの声がかなり正確かつ信ぴょう性があり、一度見てもらう価値はあるかな?と思いました。
が、かみ合わせの治療は保険外ですべて自費診療ということも知り、あまりの値段の高さに腰がぬけそうになりました。
原因が見当たらないなら、思い立ったかみ合わせを高額を承知で一度みてもらう価値はありますか?
また片側ばかり凝るのはかみ合わせ以外に原因はあるでしょうか。
さらに普通の歯医者さんでかみ合わせをみていただけないのでしょうか。
ご指南のほどどうかよろしくお願いいたします。
両上奥歯はブリッジからインプラントに変えました。
正確な年月は忘れてしまいましたが約5年越えになります。
もともと肩こりはありましたが、特に左首、左肩、左肩甲骨など左ばかりがものすごく凝ります。
インプラントにする前から凝りはありました。
今でも2週間に一度はマッサージをしてもらわないと辛くなるほどです。
そのときはまぁよくなったなと感じますが、またすぐに凝り始めます。
どうしてだろう?と不思議で仕方がありません。
現在週に2回ヨガをしており、かんたんなヨガではなくかなりレベルは高い内容で1.5時間は一回にします。
また週に1度自彊術という体操もやっており、体は動かしています。
姿勢も特に悪いと指摘されたことはありません。
足も組みませんし、ゲームをしたりしてスマホに前かがみになったりもなく、パソコンも夢中になって見ることもしていません。
ヨガでも左側がおかしい、と指摘されたこともなく、凝る理由が見当たりません。
歯ぎしりはあったので、型を取りシリコンゴムのマウスピースを作ってもらい、毎晩装着して寝ています。
朝、顎がだるいと感じたことはなくなりました。
また顎関節症でもないと思います。
口は最大に開けても痛みは全くありません。
もしかしたらかみ合わせが悪いのかな?と思い、ネットで探したら「丸山咬合」と「顎関節症&かみ合わせセンター」がヒットしました。
前者はこちらの板で何人かの先生がお答えになっていらして、想像がつきました。
後者については患者さんの声がかなり正確かつ信ぴょう性があり、一度見てもらう価値はあるかな?と思いました。
が、かみ合わせの治療は保険外ですべて自費診療ということも知り、あまりの値段の高さに腰がぬけそうになりました。
原因が見当たらないなら、思い立ったかみ合わせを高額を承知で一度みてもらう価値はありますか?
また片側ばかり凝るのはかみ合わせ以外に原因はあるでしょうか。
さらに普通の歯医者さんでかみ合わせをみていただけないのでしょうか。
ご指南のほどどうかよろしくお願いいたします。
回答1
歯科医師の松山です。
回答日時:2016-11-06 20:40:36
種々なる理由で当院に来院されたかたで、インプラント治療を受けていられるものでの、クラウンを診させてもらった結果、総計で57本くらいのものすべてが、どう見ても咬み合わせの低いものばかりでした。
また片側が凝る(頸部に多いのですが)場合は、反対側のかみ合わせが低いことを、多く経験します。
両者があなたに当てはまるかどうかはわかりません。
経験談です。
また片側が凝る(頸部に多いのですが)場合は、反対側のかみ合わせが低いことを、多く経験します。
両者があなたに当てはまるかどうかはわかりません。
経験談です。
回答2
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2016-11-07 13:01:59
こんにちは。
かみ合わせと肩こりには関係があるとも言われます。
ただ、自費治療でかみ合わせ治療を行っても改善しない例も多々あると思います。
おおもとの頚椎のズレはありませんか?
インプラントになった原因は歯の欠損とか破切でしょうから元々左の咬合負荷が強いことも考えられるでしょうね。
右利きですか?どちらでよくかまれますか?
どちら向きに寝られますか?
頚部を元に戻した際、首はどちらに回しやすいですか?
舌の位置はどの辺りにありますか?
人は色々なところでバランスをとってやりくりして活動していますから、かみ合わせだけ修正して一時的によくなったとしてもそれを長期間維持できるかどうかは微妙なところでしょう。
ただ、ご興味をお持ちでしたら自費になるでしょうが細かいかみ合わせ調整による整体といったものに投資されてみるのも悪いことではないかもしれません。
(積極的に薦めるものではありませんが)
一般開業医ではそういうことには出来るだけ関わりたくないと考えていると思います。
>ヨガではかなりレベルは高い内容で1.5時間は一回にします。
>また週に1度自彊術という体操もやっており、体は動かしています。
ヨガの先生も自彊術の先生も肩こりを直せていないということですね?
であればその程度の先生に指導してもらっているのかご自身の相談が上手く届いていないのでしょうか?
マッサージは一時的な血行を促進してくれているだけでしょうが、凝り固まって疲労物質が溜まった状態を緩和してくれているだけでしょう。
人間の活動は色々偏っていますから凝り固まる部位があってもおかしくないと思います。
繰り返されるかみ合わせによる不快な刺激によって正しい位置づけを阻害されている場合はかみ合わせを調整することで不快症状が改善できる場合もあるでしょうが、それだけですべてが治せるわけではないと普通の歯科医ならば考えると思いますが、かみ合わせですべてが直せるといっている歯科医もいるのは知っています。
全顎的な再治療を伴う場合が多いので高額な支出とかなり長期の通院が必要になる場合が多いでしょうね。
かみ合わせと肩こりには関係があるとも言われます。
ただ、自費治療でかみ合わせ治療を行っても改善しない例も多々あると思います。
おおもとの頚椎のズレはありませんか?
インプラントになった原因は歯の欠損とか破切でしょうから元々左の咬合負荷が強いことも考えられるでしょうね。
右利きですか?どちらでよくかまれますか?
どちら向きに寝られますか?
頚部を元に戻した際、首はどちらに回しやすいですか?
舌の位置はどの辺りにありますか?
人は色々なところでバランスをとってやりくりして活動していますから、かみ合わせだけ修正して一時的によくなったとしてもそれを長期間維持できるかどうかは微妙なところでしょう。
ただ、ご興味をお持ちでしたら自費になるでしょうが細かいかみ合わせ調整による整体といったものに投資されてみるのも悪いことではないかもしれません。
(積極的に薦めるものではありませんが)
一般開業医ではそういうことには出来るだけ関わりたくないと考えていると思います。
>ヨガではかなりレベルは高い内容で1.5時間は一回にします。
>また週に1度自彊術という体操もやっており、体は動かしています。
ヨガの先生も自彊術の先生も肩こりを直せていないということですね?
であればその程度の先生に指導してもらっているのかご自身の相談が上手く届いていないのでしょうか?
マッサージは一時的な血行を促進してくれているだけでしょうが、凝り固まって疲労物質が溜まった状態を緩和してくれているだけでしょう。
人間の活動は色々偏っていますから凝り固まる部位があってもおかしくないと思います。
繰り返されるかみ合わせによる不快な刺激によって正しい位置づけを阻害されている場合はかみ合わせを調整することで不快症状が改善できる場合もあるでしょうが、それだけですべてが治せるわけではないと普通の歯科医ならば考えると思いますが、かみ合わせですべてが直せるといっている歯科医もいるのは知っています。
全顎的な再治療を伴う場合が多いので高額な支出とかなり長期の通院が必要になる場合が多いでしょうね。
相談者からの返信
相談者:
ラムママさん
返信日時:2016-11-07 22:04:11
松山先生
アドバイスをありがとうございます。
実は前の歯科医師がOリングにかなり傾倒していて、その先生がかみ合わせをたびたび診てくれてはいました。
Oリングをされながら赤い紙を噛み、着色したところを少しだけ削ることは何度もやられました。
その時はいいのですが、すぐまた元に戻ってしまい、付け焼き刃的なものだな・・と信頼しなくなりました。
私は右の噛み合わせが低いかもしれないんですね。
記憶に留めておきたいと思います。
Dr.ふなちゃん先生
長文でのご回答、ありがとうございます。
ご質問があったのでお答えさせていただくと、
・右きき
・寝るのは上むきもしくは右を下に、かなです(正直決まっていません)。
・頚部はどちらも同じくらい回ります。
・舌の位置?普通の位置としか答えられなくてすみません。
>一般開業医ではそういうことには出来るだけ関わりたくないと考えていると思います。
そうなんですか。
やはり面倒で答えのなかなか出にくいことだからでしょうね。
わかる気がします。
>繰り返されるかみ合わせによる不快な刺激によって正しい位置づけを阻害されている場合はかみ合わせを調整することで不快症状が改善できる場合もあるでしょうが、それだけですべてが治せるわけではないと普通の歯科医ならば考えると思いますが、
私も同感です。
歯科医でもないくせに(笑。体のくせや歪み、食事やその人の生活などをトータルに見ないとなかなか答えが出ないと思います。
>かみ合わせですべてが直せるといっている歯科医もいるのは知っています。
>全顎的な再治療を伴う場合が多いので高額な支出とかなり長期の通院が必要になる場合が多いでしょうね。
お二人のお答えを拝見して、やはり自費診療で高額なお金を、治るか治らないかわからないことに出すのはやめる決心がつきました。
左側だけが凝る原因はなんだろうと今一度自分の生活を見直してみようと思いました。ざっくりではなく、きちんと見直してみます。
またヨガの先生や自彊術の先生はご存知ですが、曲がっていないしどのポーズもバランスよくできているから左に原因があるようには見えないとおっしゃっていました。
まずは凝る前に、肩周りをよく動かし血流を良くしたり、生活習慣の中で左に偏ることはないのかを見直してみたいと思いました。
専門家でいらっしゃるお二人の歯科医師の方々にお答えいただき、咬み合わせの治療は特殊で、また必ず答えがでるものではないことがよくわかりました。
お答えに感謝いたします。
この度はありがとうございました。
アドバイスをありがとうございます。
実は前の歯科医師がOリングにかなり傾倒していて、その先生がかみ合わせをたびたび診てくれてはいました。
Oリングをされながら赤い紙を噛み、着色したところを少しだけ削ることは何度もやられました。
その時はいいのですが、すぐまた元に戻ってしまい、付け焼き刃的なものだな・・と信頼しなくなりました。
私は右の噛み合わせが低いかもしれないんですね。
記憶に留めておきたいと思います。
Dr.ふなちゃん先生
長文でのご回答、ありがとうございます。
ご質問があったのでお答えさせていただくと、
・右きき
・寝るのは上むきもしくは右を下に、かなです(正直決まっていません)。
・頚部はどちらも同じくらい回ります。
・舌の位置?普通の位置としか答えられなくてすみません。
>一般開業医ではそういうことには出来るだけ関わりたくないと考えていると思います。
そうなんですか。
やはり面倒で答えのなかなか出にくいことだからでしょうね。
わかる気がします。
>繰り返されるかみ合わせによる不快な刺激によって正しい位置づけを阻害されている場合はかみ合わせを調整することで不快症状が改善できる場合もあるでしょうが、それだけですべてが治せるわけではないと普通の歯科医ならば考えると思いますが、
私も同感です。
歯科医でもないくせに(笑。体のくせや歪み、食事やその人の生活などをトータルに見ないとなかなか答えが出ないと思います。
>かみ合わせですべてが直せるといっている歯科医もいるのは知っています。
>全顎的な再治療を伴う場合が多いので高額な支出とかなり長期の通院が必要になる場合が多いでしょうね。
お二人のお答えを拝見して、やはり自費診療で高額なお金を、治るか治らないかわからないことに出すのはやめる決心がつきました。
左側だけが凝る原因はなんだろうと今一度自分の生活を見直してみようと思いました。ざっくりではなく、きちんと見直してみます。
またヨガの先生や自彊術の先生はご存知ですが、曲がっていないしどのポーズもバランスよくできているから左に原因があるようには見えないとおっしゃっていました。
まずは凝る前に、肩周りをよく動かし血流を良くしたり、生活習慣の中で左に偏ることはないのかを見直してみたいと思いました。
専門家でいらっしゃるお二人の歯科医師の方々にお答えいただき、咬み合わせの治療は特殊で、また必ず答えがでるものではないことがよくわかりました。
お答えに感謝いたします。
この度はありがとうございました。
タイトル | 噛み合わせ治療の是非につきまして |
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質問者 | ラムママさん |
地域 | 東京都下 |
年齢 | 62歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 主婦 |
カテゴリ |
噛み合わせ(咬合)治療 肩こり |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。