歯根端切除術での保険と保険外の違い

相談者: Cloudsさん (62歳:男性)
投稿日時:2016-11-16 23:49:01
こんばんは。

右下4番の根管再治療を受けたのですが、再発しました。
2本の歯根の長さが違い、長い方に菌が付いているということで、長さを揃える手術をすることになりました。

その後ろは5番と親知らずしか残っておらず、残されたとても大事な歯です。


成功確率を少しでも上げたいのですが、保険外で行う良いとかございますでしょうか。
素人が少し調べたことでは保険外でmtaセメント根管充填をすると良いと書かれたところがございましたが、大分違うものでしょうか? 

そのほかに保険と保険外では違いがございますか?


ご回答、宜しくお願い申し上げます。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2016-11-17 07:00:21
Clouds さん、こんにちは。

>成功確率を少しでも上げたいのですが、保険外で行う良いとかございますでしょうか。

根尖切除術が想定されるのでしたら、処置内容云々よりも、誰に診ていただくかを優先することをお勧めします。

私だったら、口腔外科ではなく、また、単に保険外という訳でもなく、歯内療法の専門医にご相談になってみてはと思います。


口腔外科の専門医と、歯内療法の専門医とでは、歯根尖切除術の成功率に有意差があるという統計もあるようです。

ご参考まで。

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回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2016-11-17 08:22:51
Clouds さんこんにちは

>素人が少し調べたことでは保険外でmtaセメント根管充填をすると良いと書かれたところがございましたが、大分違うものでしょうか?

確かに、MTAセメントはとても良い材料ですが、その前に、CTで確認して、マイクロスコープを使用して感染物質を取り除くことが重要です。また逆根管充填材を詰められるように形成することも重要です。
きちんと充填んされていればEBAセメントでも良い成績が得られています。

つまり、慣れている先生がきちんと治療をすることが重要かと思います。
そういった意味では歯内療法の専門医に診ていただくのが良いと思います。

CTとマイクロスコープの併用で90%以上の成功率というデーターが出ています。

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回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2016-11-17 08:50:37
お二人の先生と同じ意見ですが、流れとしては再々根管治療からになる可能性もあると思いますよ。

必ずしも手術が必要な状況なのかどうかも含めて、可能な限り専門性の高そうな先生を選んで受診して相談してみて下さい。

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回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2016-11-17 09:05:23
諸先生方と同意見です。

いずれにしても成功率を上げるには歯内療法専門医に診てもらうことが大切だと思います。

歯根端切除術の成功率を載せておきます。

参考まで。

画像1画像1

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回答 回答5
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2016-11-17 10:33:39
こんにちは。

大切な歯ならば保険医からの紹介で自費歯内療法専門医に治療を行ってもらうのがよいと思います。

保険でも可能な治療に対してそこから紹介してもらい自費専門医にて行ってもらうということは、専門家のダブルチェックが入ることを意味するからです。

自費専門医(歯内療法専門医)であれば技術習得と技術向上、設備、材料、衛生管理等に置いて重点的な資本投資を行っているはずです。
ですからこの歯はとても大切と思われるならばそこにはちゃんと投資しておくとよいと思います。


単に転医して治療してもらうのではなく歯科医から紹介してもらうと紹介の結果報告が行われますからダブルチェックが入るので専門医も集中して行ってくれるでしょう。

保険治療ではどうしても時間配分やスタッフワークで劣ることが考えられると思います。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2016-11-17 14:10:32
日本歯内療法学会の専門医等のリストです。

* http://www.jea.gr.jp/kaiin/senmoni.shtml

お近くに専門医がいるといいですね。


なお三年以上の顕微鏡の使用経験とCTを利用して歯根端切除術を行うと加算点数があると思います。
この場合は届出が必要です。

各地方厚生局のHPにひょっとしたら一覧があるかもしれませんし、お問い合わせしてもらえれば多分回答がもらえると思います。




タイトル 歯根端切除術での保険と保険外の違い
質問者 Cloudsさん
地域 非公開
年齢 62歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 根管治療の専門医
歯根端切除術
その他(保険と保険外)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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