銀歯装着前の仮詰の時から、他の歯と共にしみ軽い自発痛も

相談者: さいしんさん (20歳:女性)
投稿日時:2016-11-24 12:53:16
こんにちは、お忙しい中閲覧していただきありがとうございます。

まずはわたしの歯の状況なのですが、

右上6番 抜髄 銀歯被せ物
右上7番 銀の詰め物装着済
(どれ程のレベルなのか歯医者からの説明はなしなので、ハッキリとはわからないのですが、神経ギリギリではないです。)
右下7番 神経ギリギリの治療後、様子を見るために白い詰め物を2ヶ月弱した後、問題なかったためただいま銀の詰め物を作成中です。
右下6番 銀の詰め物装着済
親知らずは全て抜歯済みです。


2週間ほど前に右上7番を治療し、仮詰をした時から冷たいものと温かいものを飲むとしみることがあり、そのまま19日に銀歯を装着しました。

しかしこの仮詰の時から、だんだんと右下6番7番も温かいものと冷たいものがしみるようになり、ギーンと痛みは一瞬で済むものの、その後少しズキズキする事もありました。

ただ、このしみは良くなってきているように思います。

右側だけでなく、左側の歯も痛くなることがあり、右上7番を中心にいろんな歯が痛くなっています。
(ただ、全然我慢できる程度です。)



今日主治医に

「右上7番がしみて、それを追うように右下6、7番も痛い」

と相談したところ、とくに歯の反応を見ることなく

「右下7番の神経を抜かなくてはならない。」

と言われ、なんとなく腑に落ちないためこちらで相談させていただきました。

刺激を加えた時に痛む強さは右上7番→右下6番→右下7番の順です。



質問は

@右上7番は銀歯装着直後のため、しみるのは良くあると思うのですが、それが関連痛として下の歯に影響を与えることはありますか?

A主治医は右下7番の抜髄の話をしていましたが、痛みの強い右下6番の痛みはさほど重要ではないのか?

B抜髄はなるべく避けたいですが、もし、抜髄になった時、どのような予防をすれば歯を長もちさせることができますか?
抜髄した歯を一生残すことは可能でしょうか?


お忙しい中申し訳ないのですが、あと感じた事や気付いた事など何でも良いのでありましたら回答していただけると幸いです。

まだまだ初心者で言葉足らずで申し訳ありませんがどうぞよろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2016-11-24 14:59:54
>右側だけでなく、左側の歯も痛くなることがあり、右上7番を中心にいろんな歯が痛くなっています。(ただ、全然我慢できる程度です。)

個人的にはTCHなど、力のコントロールに問題があるように思いますが…。


>@右上7番は銀歯装着直後のため、しみるのは良くあると思うのですが、それが関連痛として下の歯に影響を与えることはありますか?

以前は「関連痛」と言う言葉がありました。

(個人的には、今は「関連痛」と言う考えはしなくなりましたが)


>A主治医は右下7番の抜髄の話をしていましたが、痛みの強い右下6番の痛みはさほど重要ではないのか?

どうなんでしょう?
これは実際に拝見しないと何とも言えません。


>B抜髄はなるべく避けたいですが、もし、抜髄になった時、どのような予防をすれば歯を長もちさせることができますか?
>抜髄した歯を一生残すことは可能でしょうか?

根管治療の上手な先生に抜髄してもらう事。

歯を一生残すためには「プラークコントロール」「力のコントロール」「栄養のコントロール」をすることだと思います。

それと、定期的にしっかりメインテナンスしてくれる歯医者さん歯科衛生士さん)にかかることも重要だと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: さいしんさん
返信日時:2016-11-24 22:58:02
櫻井先生へ

ご回答いただきありがとうございます。

TCHについて。
確かに歯列接触の癖はあると思います。
ここを見てから意識して接触しないようにしました。

特に寝るときの接触をなるべく避けるように(といっても寝るとき上下の歯の間隔をなるべく開けて寝る、とかですが…)したところ、今回の痛みは減ったような気がします。

あとあまり関係性はないと思いますが、私は歯の接触を防ぐために舌を前歯に強く押し当ててしまう事に気がつきました。



関連痛について。
ということは、関連痛ではなく、他の歯も何らかの理由があって痛むという事なのでしょうか?

歯の痛みは、本当に集中して気にしなければ気にならない程度なのですが、抜髄をしなくてはならないでしょうか?


ちなみに、夜間痛(こちらも気にして初めて感じるレベル)や、軽い自発痛(飲み物を飲んでから少ししてからなど、外部からの刺激を受けてからしばらくして起こることが多い)があります。
そして、これら全て痛みは減ってきています。

主治医が抜髄をすると言っていた右下7番は、まだ治療で初めて削ってから1ヶ月と少ししか経っておらず、仮詰めをして、右上7番を治療するまではしみ、痛みは全くありませんでした。

なので、あと2ヶ月位は様子をみたいとわたしは思うのですが、今回主治医に結構弾圧的に言われたため、ちゃんと言えるのか不安です。。。

1週間後に銀歯を装着する予定なのですが、このまま銀歯を装着して、様子を見るのかどうすればいいのかわからないです。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2016-11-26 10:05:00
関連痛ではなく、他の歯も何らかの理由があって痛むという事なのでしょうか?

個人的に、TCH是正指導をしていて思う事なのですが…

例えば、右上7番が痛いという患者さんで

1 下の7番付近も痛くなった
 →上下の歯が当たっていれば、下の歯に痛みが出てもおかしくは無い

2 前後の歯が痛くなった
 →無意識にずらして咬んでいれば、前後の歯が痛くなってもおかしくは無い

3 反対(左側)の歯が痛くなった
 →右が痛くて左で咬むようになれば反対の歯が痛くなってもおかしくは無い

と、単純に思うのです。

事実、TCH是正により「複数の歯の痛み(違和感)が同時に消失した」と言う経験は多々しております。


もちろん、「明らかに感染による炎症がある」のであれば、感染に対する処置(削る、神経を取る)などが必要になります。

しかし、当サイトでも(当院でも)レントゲン的にも直接口腔内を観察しても「明らかな虫歯は無い」と言う場合、可逆的な処置としてTCH是正を行うことで痛みが消失したり、原因の追究にもつながることが多いと感じております。

なので、関連痛と言われている痛みは「TCHが原因だった」と言うのが今現在の個人的な感想です。
(もちろん、関連痛のすべてがTCHと言うわけではないと思いますが)


>歯の痛みは、本当に集中して気にしなければ気にならない程度なのですが、抜髄をしなくてはならないでしょうか?

この判断はネットではできませんね。

担当の先生にしっかり診てもらい「明らかに感染が原因の歯髄炎」だとしたら抜髄になると思います。
そうでなければTCH是正を頑張ってみるのも一考だと思います。



さらに言うと、

>あとあまり関係性はないと思いますが、私は歯の接触を防ぐために舌を前歯に強く押し当ててしまう事に気がつきました。

個人的には「TCH(歯の接触)はあくまでも結果」であり、本態は「筋肉の緊張」だと考えています。

つまり、TCH(歯の接触)を無くすために舌(筋肉)に力が入っているとすれば、本末転倒と言う事になると思います。

「口腔周囲の筋肉をリラックスさせること」

を念頭に置いておく必要があるように思います。

コリ固まってしまった筋肉はマッサージやストレッチ、マニピュレーションなどでニュートラルな状態に戻してあげる必要があると考えます。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: さいしんさん
返信日時:2016-11-30 14:42:52
櫻井先生へ

お忙しい中ご回答いただきありがとうございます。

とても参考になりました。

櫻井先生の回答を元に主治医と相談をしたいと思います。

本当にありがとうございました。



タイトル 銀歯装着前の仮詰の時から、他の歯と共にしみ軽い自発痛も
質問者 さいしんさん
地域 非公開
年齢 20歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 虫歯治療後の痛み
歯科治療後の歯の痛み
むし歯 治療中の痛み
回答者




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