金インレーの装着。消毒もなく境目があり二次カリエスが心配(カナダ)
相談者:
AK2222さん (43歳:女性)
投稿日時:2016-12-06 06:46:12
カナダの歯医者で歯のクリーニング中に、左上6番の銀のインレーが取れてしまいました。
15年以上前に治療したところで、中が虫歯になっているから、少し削って、新しい詰め物をすると言われたので、素材は金でお願いしました。
インレーが出来上がり、詰める際に、仮の詰め物を取り除き、エアスプレーみたいなもので歯を乾かし、棉みたいなもの(匂いもなく、乾いていたので、消毒液とかではないと思います)で歯をおさえた後、セメントをつけ金のインレーを接着しました。
その後、噛み合わせを確認し、余分なセメントを取り除き終了でした。
日本で何度か金のインレーを入れてもらったことがあったのですが、毎回、金が元の歯に馴染むように、接着後に専用の機材でしっかりと伸ばしてくれていました。
カナダで治療した時は、伸ばさなくてもいい場合があるのかな?と思ったのですが、後で、受付の人に、担当した歯科医は金のインレーをするのは今回が初めてということを聞き、不安になって、こちらに質問いたしました。
日本で詰めてもらった金のインレーと歯の間は、爪でこすってもスムーズで、境目がわかりません。
対して、カナダで詰めてもらったものは、境目がしっかりとわかります。
この場合、この境目から菌が入り、虫歯が再発しやすいのでしょうか?
また、詰める前に消毒せずに接着したのも気になります。
もう、詰めてしまったので、消毒は無理でしょうが、境目は、伸ばしてもらうようにお願いしに行った方が良いのか迷っています。
お返事、お待ちしております。
15年以上前に治療したところで、中が虫歯になっているから、少し削って、新しい詰め物をすると言われたので、素材は金でお願いしました。
インレーが出来上がり、詰める際に、仮の詰め物を取り除き、エアスプレーみたいなもので歯を乾かし、棉みたいなもの(匂いもなく、乾いていたので、消毒液とかではないと思います)で歯をおさえた後、セメントをつけ金のインレーを接着しました。
その後、噛み合わせを確認し、余分なセメントを取り除き終了でした。
日本で何度か金のインレーを入れてもらったことがあったのですが、毎回、金が元の歯に馴染むように、接着後に専用の機材でしっかりと伸ばしてくれていました。
カナダで治療した時は、伸ばさなくてもいい場合があるのかな?と思ったのですが、後で、受付の人に、担当した歯科医は金のインレーをするのは今回が初めてということを聞き、不安になって、こちらに質問いたしました。
日本で詰めてもらった金のインレーと歯の間は、爪でこすってもスムーズで、境目がわかりません。
対して、カナダで詰めてもらったものは、境目がしっかりとわかります。
この場合、この境目から菌が入り、虫歯が再発しやすいのでしょうか?
また、詰める前に消毒せずに接着したのも気になります。
もう、詰めてしまったので、消毒は無理でしょうが、境目は、伸ばしてもらうようにお願いしに行った方が良いのか迷っています。
お返事、お待ちしております。
回答1
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2016-12-06 08:40:30
ご相談ありがとうございます。
>この場合、この境目から菌が入り、虫歯が再発しやすいのでしょうか?
>プロセスについて
ご指摘の通り、治療開始から装着まで、すべてのプロセスが大事です。
そうであれば、にわかに問題が出ることはなさそうです。
>境目は、伸ばしてもらうようにお願いしに行った方が良いのか迷っています。
しないよりはいいかもしれません。
ただし本来は装着時にするべきです。
正しいプロセスならば、金は境目がピッタリ、スベスベになるからです。
目で見ても、拡大しても、鋭く細い針で触っても、型にとって調べても、境目がほとんどわかりません。
セメントが固まってしまってからでは、もし境目にセメントの厚みが入り込んでいるともう変えることはできません。
>詰める前に消毒せずに接着したのも気になります。
消毒とは感染した後をきれいにしようという処置です。
本来のプロセスは、感染させない、というcontamination予防という用心のステップを随所に入れます。
感染してからの完全なdecontaminationは不可能だからです。
つまり消毒についても、とても大変ですが治療開始時点からparadental staffや設備など医院全体で予防プロセスが決まっていて初めて本当の効果があり、後から簡単にできることなどはとても限られてしまうということです。
金は非常に素晴らしい材料です。
良いご選択だったと思います。
しかし、素材はプロセスを上回ることはできません。
歯を守るには、目的意識と丹念なプロセスにしくはありません。
次回からは慎重に調べましょう。
>この場合、この境目から菌が入り、虫歯が再発しやすいのでしょうか?
>プロセスについて
ご指摘の通り、治療開始から装着まで、すべてのプロセスが大事です。
そうであれば、にわかに問題が出ることはなさそうです。
>境目は、伸ばしてもらうようにお願いしに行った方が良いのか迷っています。
しないよりはいいかもしれません。
ただし本来は装着時にするべきです。
正しいプロセスならば、金は境目がピッタリ、スベスベになるからです。
目で見ても、拡大しても、鋭く細い針で触っても、型にとって調べても、境目がほとんどわかりません。
セメントが固まってしまってからでは、もし境目にセメントの厚みが入り込んでいるともう変えることはできません。
>詰める前に消毒せずに接着したのも気になります。
消毒とは感染した後をきれいにしようという処置です。
本来のプロセスは、感染させない、というcontamination予防という用心のステップを随所に入れます。
感染してからの完全なdecontaminationは不可能だからです。
つまり消毒についても、とても大変ですが治療開始時点からparadental staffや設備など医院全体で予防プロセスが決まっていて初めて本当の効果があり、後から簡単にできることなどはとても限られてしまうということです。
金は非常に素晴らしい材料です。
良いご選択だったと思います。
しかし、素材はプロセスを上回ることはできません。
歯を守るには、目的意識と丹念なプロセスにしくはありません。
次回からは慎重に調べましょう。
相談者からの返信
相談者:
AK2222さん
返信日時:2016-12-06 13:22:49
タイトル | 金インレーの装着。消毒もなく境目があり二次カリエスが心配(カナダ) |
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質問者 | AK2222さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 43歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
ゴールドインレー(金の詰め物) カナダ 詰め物の下の虫歯(二次カリエス) 二次カリエス(2次的な虫歯) |
回答者 |
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- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。