7歳、受け口の歯列矯正について
相談者:
矯正ママさん (40歳:女性)
投稿日時:2016-12-02 10:33:32
こんにちは7歳の反対咬合の子を持つ母親です。
反対咬合の矯正を始めるにあたって2つの矯正歯科で迷っています。
ご意見をいただければと思い相談させていただきました。
親としてはなるべく歯を抜かず短期間で、費用も抑えたいという気持ちがあります。
受け口矯正なので早めに上顎を出してあげた方が、下あごの成長を抑えられると思っていて、このタイミングで始めようと思った次第です。
子供は1歳児検診から反対咬合を指摘され、レントゲンの結果から骨格性の反対咬合で上顎が平均より小さく、下あごが大きいと診断を受けました。
舌の癖もあります。
A医院は矯正認定医で
まずリンガルアーチとフェイスマスクで上顎を前にだし、スペースがないので2番目の歯が後ろに生えてしまう可能性が高いので、3年生ごろに前歯4本のブラケット矯正をすることになるのではないかと言われています。
ブラケット矯正については、生え方によってはしなくてよくなる場合もあるとのことです。
MFTの専門の先生もいます。
B医院は矯正専門医で
取り外し式の床矯正とフェイスマスクを使い、1期ではブラケットについてはせず(虫歯のリスクも高まるので)、まずは歯のスペースを作りましょうという先生です。
両医院とも評判はよく、信頼できる先生だと思います。
A医院で舌のトレーニングにも力を入れていて、上手くいけば2期に入らずに終了できそうなきもするのですが、低学年で4本のブラケット矯正をすることに抵抗があり、3番目が入らなければ結局は本格的なブラケット矯正になる可能性もあるので考えるところです。
ネットで調べていくと、生えてきたばかりの永久歯にブラケットを使うと根が溶けてしまったり、短くなったりするという記載があり、これは本当なのでしょうか。
B医院は専門医の先生なので、やはりより信頼できるのかなと思っているのですが、床矯正では使い方によってはあまり効果が得られないと聞きます。
おそらく上顎を前にだすことだけでいうと、リンガルアーチの方が有効だと思うのですが、この1〜2年早めに上顎をだすことが反対咬合を直す上で重要なのかもお伺いしたいです。
またこちらの医院は、大半の方が2期に移行されるということで長期になることも迷っています。
床矯正のみである程度の歯並びを確保でき、1期で終了できることもあるのでしょうか?
長文で申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。
反対咬合の矯正を始めるにあたって2つの矯正歯科で迷っています。
ご意見をいただければと思い相談させていただきました。
親としてはなるべく歯を抜かず短期間で、費用も抑えたいという気持ちがあります。
受け口矯正なので早めに上顎を出してあげた方が、下あごの成長を抑えられると思っていて、このタイミングで始めようと思った次第です。
子供は1歳児検診から反対咬合を指摘され、レントゲンの結果から骨格性の反対咬合で上顎が平均より小さく、下あごが大きいと診断を受けました。
舌の癖もあります。
A医院は矯正認定医で
まずリンガルアーチとフェイスマスクで上顎を前にだし、スペースがないので2番目の歯が後ろに生えてしまう可能性が高いので、3年生ごろに前歯4本のブラケット矯正をすることになるのではないかと言われています。
ブラケット矯正については、生え方によってはしなくてよくなる場合もあるとのことです。
MFTの専門の先生もいます。
B医院は矯正専門医で
取り外し式の床矯正とフェイスマスクを使い、1期ではブラケットについてはせず(虫歯のリスクも高まるので)、まずは歯のスペースを作りましょうという先生です。
両医院とも評判はよく、信頼できる先生だと思います。
A医院で舌のトレーニングにも力を入れていて、上手くいけば2期に入らずに終了できそうなきもするのですが、低学年で4本のブラケット矯正をすることに抵抗があり、3番目が入らなければ結局は本格的なブラケット矯正になる可能性もあるので考えるところです。
ネットで調べていくと、生えてきたばかりの永久歯にブラケットを使うと根が溶けてしまったり、短くなったりするという記載があり、これは本当なのでしょうか。
B医院は専門医の先生なので、やはりより信頼できるのかなと思っているのですが、床矯正では使い方によってはあまり効果が得られないと聞きます。
おそらく上顎を前にだすことだけでいうと、リンガルアーチの方が有効だと思うのですが、この1〜2年早めに上顎をだすことが反対咬合を直す上で重要なのかもお伺いしたいです。
またこちらの医院は、大半の方が2期に移行されるということで長期になることも迷っています。
床矯正のみである程度の歯並びを確保でき、1期で終了できることもあるのでしょうか?
長文で申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。
回答1
回答日時:2016-12-02 11:16:18
矯正ママさん、こんにちは。
上顎の劣成長があるのであれば、前方牽引は必要だと思います。
先に出すかどうかは、患者さんの現状やその先生の考え方次第です。
小児期のブラケットについてですが、歯根が完成していれば問題ないと思います。
ただ、ブラッシングが行いにくい子が多いので、虫歯は注意が必要です。
舌の癖があるのであれば、MFT(筋機能療法)を併用したほうが効果は高いと思います。
子供の場合、思春期成長(第二次性徴)で身長が大きく伸びますが、その際に下顎も大きくなる傾向があります。
小児矯正で反対咬合が改善しても、成長によっては再度受け口になる可能性もあります。
また、1期矯正では骨格の不調和の改善、2期矯正では永久歯の配列と考えている矯正医が多いので、2期に移行することは何ら問題ではないと思います。
そのため、どちらの矯正歯科医院でも、1期治療のみで終わるとは考えないほうが良いと思います。
(どちらかと言えば、1期治療のみで終わったら、良い条件が重なったと考えてもらった方が良いかもしれません)
上顎の劣成長があるのであれば、前方牽引は必要だと思います。
先に出すかどうかは、患者さんの現状やその先生の考え方次第です。
小児期のブラケットについてですが、歯根が完成していれば問題ないと思います。
ただ、ブラッシングが行いにくい子が多いので、虫歯は注意が必要です。
舌の癖があるのであれば、MFT(筋機能療法)を併用したほうが効果は高いと思います。
子供の場合、思春期成長(第二次性徴)で身長が大きく伸びますが、その際に下顎も大きくなる傾向があります。
小児矯正で反対咬合が改善しても、成長によっては再度受け口になる可能性もあります。
また、1期矯正では骨格の不調和の改善、2期矯正では永久歯の配列と考えている矯正医が多いので、2期に移行することは何ら問題ではないと思います。
そのため、どちらの矯正歯科医院でも、1期治療のみで終わるとは考えないほうが良いと思います。
(どちらかと言えば、1期治療のみで終わったら、良い条件が重なったと考えてもらった方が良いかもしれません)
回答2
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2016-12-02 11:40:51
こんにちは。
骨格性の受け口にならないように(すでにそうなっている可能性もありますが)、出来るだけ早期に治療介入してもらっておくとよいでしょう。
受け口の治療は、乳幼児健診で発見されたならば、出来るだけ早期に治療介入してもらっておけば、それだけ骨格性になる可能性を防げると思います。
有名な装置ではムーシールドという装置があり、3歳頃からの使用が可能です。
もう少し大きくなれば、筋機能矯正装置でバリエーション豊富なものからの選択も可能になるでしょう。
A歯科で行う方法もB歯科で行う方法も、両方が前方劣成長の上顎を前に引き出す治療を提示されていると思いますから、どちらでもよいのではよいのではないかと思います。
床タイプであろうとリンガルアーチであろうと同じように、歯の裏側から拡大方向の矯正力を掛けて行いますから、言ってみれば装置の種類が違うだけで、やること出来ることは同じという印象があります。
咬合平面のコントロールや、上下顎の3次元的な成長コントロールが含まれがたいので、最終的にブラケット矯正になる可能性はいずれの装置でも、同程度で先生のコントロールの良し悪しで結果が決まるような気がします。
リンガルアーチは固定式装置ですから、歯科医に任せておけばある程度確実に機能してくれるでしょうが、床拡大装置はそうではなくはずせるのでそこが約束が守れないお子さんと親御さんの場合、時間的な損失が生じるということになるので、リンガルアーチを好まれる先生は矯正歯科の先生に多いというイメージを持っています。
多くのケースで7歳からの開始で最初が受け口であれば、成長コントロールが難しいので、2次矯正まで必要になるケースが多いと思いますが、受け口を放置しておくと顔が特徴的に成長してしまい、思春期に親御さんが恨まれることも考えられますから、きちんと矯正治療を行っておいてあげるのが望ましいと思います。
また受け口のまま成長が終了して、更に本格矯正治療行わなかった場合は、80歳まで20本の歯で過ごすという歯科目標に到達しない確立が高くなりますから、いずれにしても高額な矯正治療または歯科治療が、いつかは必要になると考えておかれたほうがよいでしょう。
早めに治療を頑張って行っておくと、コントロールしやすくなると思います。
骨格性の受け口にならないように(すでにそうなっている可能性もありますが)、出来るだけ早期に治療介入してもらっておくとよいでしょう。
受け口の治療は、乳幼児健診で発見されたならば、出来るだけ早期に治療介入してもらっておけば、それだけ骨格性になる可能性を防げると思います。
有名な装置ではムーシールドという装置があり、3歳頃からの使用が可能です。
もう少し大きくなれば、筋機能矯正装置でバリエーション豊富なものからの選択も可能になるでしょう。
A歯科で行う方法もB歯科で行う方法も、両方が前方劣成長の上顎を前に引き出す治療を提示されていると思いますから、どちらでもよいのではよいのではないかと思います。
床タイプであろうとリンガルアーチであろうと同じように、歯の裏側から拡大方向の矯正力を掛けて行いますから、言ってみれば装置の種類が違うだけで、やること出来ることは同じという印象があります。
咬合平面のコントロールや、上下顎の3次元的な成長コントロールが含まれがたいので、最終的にブラケット矯正になる可能性はいずれの装置でも、同程度で先生のコントロールの良し悪しで結果が決まるような気がします。
リンガルアーチは固定式装置ですから、歯科医に任せておけばある程度確実に機能してくれるでしょうが、床拡大装置はそうではなくはずせるのでそこが約束が守れないお子さんと親御さんの場合、時間的な損失が生じるということになるので、リンガルアーチを好まれる先生は矯正歯科の先生に多いというイメージを持っています。
多くのケースで7歳からの開始で最初が受け口であれば、成長コントロールが難しいので、2次矯正まで必要になるケースが多いと思いますが、受け口を放置しておくと顔が特徴的に成長してしまい、思春期に親御さんが恨まれることも考えられますから、きちんと矯正治療を行っておいてあげるのが望ましいと思います。
また受け口のまま成長が終了して、更に本格矯正治療行わなかった場合は、80歳まで20本の歯で過ごすという歯科目標に到達しない確立が高くなりますから、いずれにしても高額な矯正治療または歯科治療が、いつかは必要になると考えておかれたほうがよいでしょう。
早めに治療を頑張って行っておくと、コントロールしやすくなると思います。
相談者からの返信
相談者:
矯正ママさん
返信日時:2016-12-02 12:04:55
相談者からの返信
相談者:
矯正ママさん
返信日時:2016-12-02 12:15:32
回答3
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2016-12-02 12:43:19
舌癖があるということですから、口蓋を覆ってしまう床タイプはMFTの7妨げになる可能性もありそうですね。
咬合も舌癖の修正も阻害しないリンガルアーチと、前方牽引でというのが通法のような気もしますが、それぞれの歯科医院でお考えがおありでしょうから、しっかり説明を受けられ納得されたうえで早めに開始されるとよいと思います。
ネットでの相談では適当なことしか回答されませんから、実際に診断された先生は詳細な資料をお持ちですし、親子の治療に対する協力度や関係を観察して提示があると思います。
責任のある診断を受けられているのですから、わからなかったら再度しっかりそちらでご相談されるのがよいと思います。
咬合も舌癖の修正も阻害しないリンガルアーチと、前方牽引でというのが通法のような気もしますが、それぞれの歯科医院でお考えがおありでしょうから、しっかり説明を受けられ納得されたうえで早めに開始されるとよいと思います。
ネットでの相談では適当なことしか回答されませんから、実際に診断された先生は詳細な資料をお持ちですし、親子の治療に対する協力度や関係を観察して提示があると思います。
責任のある診断を受けられているのですから、わからなかったら再度しっかりそちらでご相談されるのがよいと思います。
相談者からの返信
相談者:
矯正ママさん
返信日時:2016-12-02 22:56:41
ふなちゃん先生
回答ありがとうございました。
ゆっくり家族で話し合い、総合的に考えたうえで決めたいと思います。
ありがとうございました。
回答ありがとうございました。
ゆっくり家族で話し合い、総合的に考えたうえで決めたいと思います。
ありがとうございました。
タイトル | 7歳、受け口の歯列矯正について |
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質問者 | 矯正ママさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 40歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯列矯正の治療法 小児矯正(子供の矯正) 子供の歯並び 子供の歯列矯正 下顎前突(受け口) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。