反対咬合で歯列矯正開始、10年続けてあまり変化がなく歯並びが悪化
相談者:
しらこさん (19歳:女性)
投稿日時:2016-12-05 02:54:35
初めまして。
相談させてください。
私は小学校に上がる少し前から反対咬合が気になりだし、地元では当時は歯列矯正で有名だった歯科にかかるようになりました。
初めは、舌が下顎側にくっつき過ぎているせいで舌で下の歯を押してしまっているから舌小帯を少し切れば改善されるだろうと言われ、レーザーで舌小帯を切る手術をしました。
私は数年くらいかけて徐々に改善されればいいな、くらいに思っていました。
しかし、その後の定期検診の際に矯正を勧められ、手術から1年後、歯の裏側にブラケットを着ける矯正を開始しました。
それを5年続けた結果、前歯は2ミリほど前に出ましたが、私にはこの矯正はもう意味がないと、今度は寝る間にマウスピースを装着する治療に変わりました。
硬いプラスチック製のものを3年、柔らかいものを2年使用しました。
マウスピース使用中の最後の1年は2ヶ月に1回ほど通院していましたが、先生の前でマウスピースを装着して見せて3分ほどで帰されるような診療が続いたので疑問に思い、普段病院には付き添わない母にその様子を伝えて先生に今後の治療方針を尋ねたところ、マウスピースでは思うような結果が出なかったので上下の歯の表面にブラケットを着ける矯正に移行して下の歯も動かし、その後他の病院と連携して上顎と下顎をずらす手術をするよう提案されました。
この時点で矯正を始めて10年。
既にかなりの額を矯正に使っているのですが、だからこそ最後までやらないと今までの分がもったいない気がして、提案を受け入れました。
手術は2017年2月頃の予定で矯正を始めました。
そして現在、最後の矯正を始めて約10ヵ月。
しかし歯の噛み合わせ自体はマウスピースを装着する前と一向に変わりません。
また、元々歯並びは綺麗な方でしたが、最近、下の前歯が数本に左側にずれてきていて1番と1番の歯の間を上下で見比べると2ミリほど差ができていること、隙っ歯はひとつもなかったのに、ここ数日で下の右側2番と3番の間に隙間ができていることが気になりだしました。
マウスピース使用の期間はあまり写真を撮っていませんが、それ以外の期間は毎回写真を撮っていただいていたので変化は明らかです。
矯正の結果には個人差があるでしょうが、こういうことは稀にでもあるのでしょうか。
やはり矯正を10年続けてあまり変化がない上に歯並びが悪くなってきているということで少し不満もあります。
今月手術をしていただく病院に行きますが、その後の通院はしばらくはいままでの病院に行かなければなりません。
今後の病院との付き合い方に不安になってきているので、回答のほどよろしくお願いします。
長くなってしまいすみません。
相談させてください。
私は小学校に上がる少し前から反対咬合が気になりだし、地元では当時は歯列矯正で有名だった歯科にかかるようになりました。
初めは、舌が下顎側にくっつき過ぎているせいで舌で下の歯を押してしまっているから舌小帯を少し切れば改善されるだろうと言われ、レーザーで舌小帯を切る手術をしました。
私は数年くらいかけて徐々に改善されればいいな、くらいに思っていました。
しかし、その後の定期検診の際に矯正を勧められ、手術から1年後、歯の裏側にブラケットを着ける矯正を開始しました。
それを5年続けた結果、前歯は2ミリほど前に出ましたが、私にはこの矯正はもう意味がないと、今度は寝る間にマウスピースを装着する治療に変わりました。
硬いプラスチック製のものを3年、柔らかいものを2年使用しました。
マウスピース使用中の最後の1年は2ヶ月に1回ほど通院していましたが、先生の前でマウスピースを装着して見せて3分ほどで帰されるような診療が続いたので疑問に思い、普段病院には付き添わない母にその様子を伝えて先生に今後の治療方針を尋ねたところ、マウスピースでは思うような結果が出なかったので上下の歯の表面にブラケットを着ける矯正に移行して下の歯も動かし、その後他の病院と連携して上顎と下顎をずらす手術をするよう提案されました。
この時点で矯正を始めて10年。
既にかなりの額を矯正に使っているのですが、だからこそ最後までやらないと今までの分がもったいない気がして、提案を受け入れました。
手術は2017年2月頃の予定で矯正を始めました。
そして現在、最後の矯正を始めて約10ヵ月。
しかし歯の噛み合わせ自体はマウスピースを装着する前と一向に変わりません。
また、元々歯並びは綺麗な方でしたが、最近、下の前歯が数本に左側にずれてきていて1番と1番の歯の間を上下で見比べると2ミリほど差ができていること、隙っ歯はひとつもなかったのに、ここ数日で下の右側2番と3番の間に隙間ができていることが気になりだしました。
マウスピース使用の期間はあまり写真を撮っていませんが、それ以外の期間は毎回写真を撮っていただいていたので変化は明らかです。
矯正の結果には個人差があるでしょうが、こういうことは稀にでもあるのでしょうか。
やはり矯正を10年続けてあまり変化がない上に歯並びが悪くなってきているということで少し不満もあります。
今月手術をしていただく病院に行きますが、その後の通院はしばらくはいままでの病院に行かなければなりません。
今後の病院との付き合い方に不安になってきているので、回答のほどよろしくお願いします。
長くなってしまいすみません。
回答1
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2016-12-05 11:42:06
こんにちは。
外科矯正を前提にしたマルチブラケット矯正治療に移行されているようですね。
外科との連携が大切になりますから治療契約をされたのであれば矯正歯科の先生の指示どおり頑張って治療に協力してください。
舌の位置の改善は上手く出来ていますか?
形態不全の前に機能的な問題があったようですから舌小帯を切除して終わりではなくきちんと筋トレ(MFT)を行って機能訓練も終了しておくことが術後の長期安定には必要だと思われます。
外科矯正では成長期に獲得できなかった上下顎の位置を手術で修正することになります(痛みや不自由を耐えておけば外科で与えた傷は時間とともに修復されます)が機能改善は本人の努力が必要です。
出来る事から頑張って改善しておくとよいと思います。
>今後の病院との付き合い方に不安になってきているので、回答のほどよろしくお願いします
今後は外科矯正と矯正治療を成功させることが歯科医の仕事になります。
その後与えられた歯並びを綺麗に維持するのはご本人の努力が必要になると思います。
歯科には治療の成功を期待してください。
正常咬合になっても経過観察や保定で一生歯科医にお世話になれるようによい関係を作っておくとよいでしょう。
外科矯正を前提にしたマルチブラケット矯正治療に移行されているようですね。
外科との連携が大切になりますから治療契約をされたのであれば矯正歯科の先生の指示どおり頑張って治療に協力してください。
舌の位置の改善は上手く出来ていますか?
形態不全の前に機能的な問題があったようですから舌小帯を切除して終わりではなくきちんと筋トレ(MFT)を行って機能訓練も終了しておくことが術後の長期安定には必要だと思われます。
外科矯正では成長期に獲得できなかった上下顎の位置を手術で修正することになります(痛みや不自由を耐えておけば外科で与えた傷は時間とともに修復されます)が機能改善は本人の努力が必要です。
出来る事から頑張って改善しておくとよいと思います。
>今後の病院との付き合い方に不安になってきているので、回答のほどよろしくお願いします
今後は外科矯正と矯正治療を成功させることが歯科医の仕事になります。
その後与えられた歯並びを綺麗に維持するのはご本人の努力が必要になると思います。
歯科には治療の成功を期待してください。
正常咬合になっても経過観察や保定で一生歯科医にお世話になれるようによい関係を作っておくとよいでしょう。
タイトル | 反対咬合で歯列矯正開始、10年続けてあまり変化がなく歯並びが悪化 |
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質問者 | しらこさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 19歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯列矯正の治療法 歯列矯正のトラブル 歯並びが悪い |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。