開咬の矯正で3年半経っても終わらず、延長か転院かで迷う

相談者: 次から次へさん (46歳:女性)
投稿日時:2016-12-13 17:00:20
現在、開咬の治療を3年半続けています。

もともと先天欠如で上下6番と右5番が生えてこなかった珍しいタイプで、下は乳歯を6番の変わりに使っている状態です。

矯正の診断では開咬で、叢生、少し受け口っぽい(下顎はでてません)とのことでした。

上は抜いてスペースをつくる歯がなく、顎を広げたり、歯を削ってスペースをつくって並べ、下は予後の悪い左下の乳歯(6番のかわり)をぬいて治療をスタートしました。

通常の表側のワイヤー矯正です。金属アレルギーがあるため、インプラント矯正は先生がさけました。


現在、3年半たち、だいたい歯は並んできて、前歯も下の歯に被さりました。
しかし、左前歯が少し前にでて曲がって見える上に前歯は被さっているものの噛んではいません。

矯正医は左前歯は軸はまっすぐなので、見た目を治すなら、歯の軸をずらさないと無理、そうなると隣の歯の根に近づきすぎ、最悪歯髄炎になるかもしれないと言われました。


そこで、質問なのですが、二年半で終わる予定だった治療が延長になり、追加で延長料金として40万円支払いました。(延長料金の明確な値段は矯正開始当時教えてもらってませんでした。)

これから更に延長をしていくとまた40万円支払いとなり、2回矯正したのとかわらない料金がかかってしまいます。
しかも、更に延長になる可能性もあります。

この料金は、治療期間を考えると妥当なのでしょうか?


先生とのコミニュケーションがあまりうまくいっていないし、転院したほうがいいかとも考えたのですが、治療途中でも、装置を外してもらえば、他院では治療を受け付けてくれるのでしょうか?

見た目は、ある程度妥協して歯髄炎のリスクは避けたほうがいいと感じていますが、根を近づけるリスクは、どんな先生でも同じなのでしょうか?

矯正医と話し合いをするので、頭を整理したく、質問させてもらいました。

よろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
歯科医師の松山です。
回答日時:2016-12-13 17:21:25
開咬は骨格性(面長)のものと歯槽性のものがあります。

それぞれ、開咬になる原因的機序は異なります。

転院前に、セカンドオピニオンを受けるのが、よいと思います。延長料金を取るのは感心できません。

骨格性は早ければ、2年くらいで終えれるものです。

回答 回答2
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2016-12-14 12:38:19
こんにちは。

元々先天性欠如歯があったり乳歯が残存していたりで難しいケースなのだと思います。

ネットで相談されても現状の把握は出来ませんから必要であればセカンドオピニオンを要求され資料一式を貸し出しいただいて他の専門医に相談されるかまたは、現状のままセカンドオピニオンを希望されてそこで精密な検査を受けられ相談にのってもらうことしか出来ないでしょう。

セカンドオピニオンは自費ですから精密検査を含めれば数万〜10万円程度必要になるかもしれません。
それで意見をもらうだけになります。

もしも転医されるならば最初からの費用になるでしょうから治療に必要な金額(必要ならば再度の全顎矯正治療費)が必要になるでしょう。


追加費用が40万円だったとのことなのですがそれに関しては歯科医と次から次へさんとの契約上の問題でしょうから治療契約を行った際にそういう話を聞いていなかったことをしっかり訴えられて今後の治療費の追加についてどうなるのか?も事前にしっかり契約を取り交わしておかれるとよいでしょう。

また矯正治療は動的矯正治療後に保定が必要です。
その装置の作製や保定装置変更や再製が必要になった際の費用についてもしっかり尋ねておかれるとよいでしょう。


矯正治療だけでは難しい場合も歯を削らないベニアを貼り付けたりすでに入っている歯冠修復物をやり変えたりといった一般診療との併用で問題を短期に解消することが可能な場合があります。

矯正治療だけではなく一般的な治療との連携を取り入れたほうが仕上がりも安定もよい場合もあります。

治療の目処が立てばよいですね。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 次から次へさん
返信日時:2016-12-14 14:33:42
松山先生、、ふなちゃん先生、ご回答ありがとうございました。

先生方のアドバイスにしたがい、早速セカンドオピニオンに行きました。
しかし、資料をそろえず行ったので、明確な診断はできないとのことで、相談に落ちつきました。

セカンドオピニオン先は転院は受け入れてくれるとのことだったので、現在の医院にセカンドオピニオンをしたいので資料を渡してほしいとお願いするつもりです。

今後の治療費や治療期間なと、現在の矯正医とセカンドオピニオン先に話をきき、予算の問題や先生との相性をふまえ、結論をだしていこうと思います。

ありがとうございました。
回答 回答3
  • 回答者
歯科医師の松山です。
回答日時:2016-12-14 17:21:04
開咬は骨格性(面長)のものと歯槽性のものがあります。
それぞれ、 開口になる原因的機序は異なります。
骨格性は早ければ、2年くらいで終えれるものです。」

は重要ですよ。

今度は失敗しないようにしてください。

矯正専門医すべてが必ずしも、開咬治療に長けているということではないですから。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 次から次へさん
返信日時:2016-12-14 18:01:04
松山先生 ありがとうございます。

現先生は、骨格性ではないと言っていました。
しかし、実際私は面長なのですよね。。

セカンドオピニオン先にも、確認してみようと思います。

転院しようと思っている先は、矯正専門医院で認定医の先生がいます。

少し、時間をかけセカンドオピニオンも2軒行ってみて、治療費や治療期間、仕上がり予定など、納得できる歯科医院を探したいと思っています。

先生、本当にありがとうございました。



タイトル 開咬の矯正で3年半経っても終わらず、延長か転院かで迷う
質問者 次から次へさん
地域 非公開
年齢 46歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯列矯正(矯正歯科)その他
矯正関連
開咬・オープンバイト(前歯が噛まない)
回答者




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