自分に合った歯医者選びについて

相談者: まるまるまーるさん (37歳:女性)
投稿日時:2016-12-11 18:29:51
先日被せ物が外れた為、また他にも治療が必要なため、引っ越して初めて、近くの歯医者さんに治療して頂きに参りました。

ネットの口コミも悪くなく、HPではニッコリ満面の笑顔だったので伺ったのですが、先生の声は小さくほぼ笑顔も無い、接し方も何だか少し冷たい、キーンという嫌な音の器具は使わずと書かれていましたが使われました。

また虫歯治療で削っている際も私の口から目を離しソッポを2、3度見ておられ、大丈夫か?と少し不安になりました。

また、帰り際に、今後通っていただくことになりますが、数本抜くことになるかも、まだ目で見ただけだからわからないけど、とショックな一言。

歯を抜く、とは患者にとっては相当ショックなことで、具体的に根拠を伝えてから歯を抜くかも、と言って欲しかったです。

私も急遽治療して頂いた為、あれこれ質問して時間を頂くわけにはいかなかったので、そのまま帰ってきました。
次回の治療まで不安で仕方ありません。

先ほどネットで、近くの別の歯医者さんで、もっと患者の気持ちになって接して下さり、またムダに歯を削らないとの口コミもあった歯医者さんを見付けました。
そちらにしておけば良かったかなと迷っています。

もう少し初めに伺った歯医者さんで様子を見たほうがいいでしょうか?

どうかアドバイスのほど、よろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2016-12-11 19:08:19
まるまるまーる さんこんにちは

>もう少し初めに伺った歯医者さんで様子を見たほうがいいでしょうか?

そうですね、コミュニケーションがうまくいかないようでしたら後々トラブルになる可能性もありますから、場合によっては転院もやむを得ないかと思います。

>そちらにしておけば良かったかなと迷っています。

すでに経験されてお分かりかとは思いますが、ネットの口コミなどをあまり鵜呑みにされない方が良いかと思いますよ。

ご自身にあった歯科医院を探すのはとても大変かとおもいます。
近いとかすぐに診てくれるなどの、安易な条件だけで選ばれないようにしてくださいね。

良い歯医者さんにめぐり合えると良いですね。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: まるまるまーるさん
返信日時:2016-12-11 19:37:51
水川先生、早速の返信感謝致します。

本当に自分に合った病院を探すのは難しいですね…
どうしても

・歯を削っている最中にソッポを向かれていたこと
・私の帰り際に、ほぼ説明なく歯を抜くかも、と言われたこと
・何だか少し冷たい接し方

この3点が引っかかっています。

小さい頃から矯正をしたり歯の治療で、いくらか歯医者さん慣れはしていますが(引っ越しなどが理由で数件の歯医者さんに通ったことがあります)、この3点で悩むことはほぼありませんでした。
(歯を削っている最中にソッポを向くことは、おかしなことではありませんでしょうか?)

お試しで初めに何件か診察を受けて選ぶことは、おかしなことでは無いのでしょうか?

削ってしまったら、抜いてしまったら元には戻せないのでどうしても慎重になってしまいます。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2016-12-11 19:44:48
>削ってしまったら、抜いてしまったら元には戻せないのでどうしても慎重になってしまいます

そうですよね、それは慎重になって当たり前かと思いますよ。

>お試しで初めに何件か診察を受けて選ぶことは、おかしなことでは無いのでしょうか?

結果的にそうなってしまうこともありますが、一歩間違えるとドクターショッピングになりかねませんから慎重にされてください。

我々も、どのように伝えたら良いかと日々悩んでいます。
本当に合った医院をさがすのはとても難しいかと思います。

こちらのサイトにもマッチングシステムなどもありますから、色々と検討されてみてはいかがでしょうか?

場合によっては保険診療という枠を取り払った方が、良いかもしれませんよ。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: まるまるまーるさん
返信日時:2016-12-11 20:35:59
水川先生

度々の返信ありがとうございます。

ドクターショッピングという言葉、初めて聞きました。
きっと悪い意味なんでしょうね…

ちなみに、初診を受ける際にアンケートがあり、場合によっては保険診療外の治療も考える、と答えておきました。

決して経済的に余裕があるわけではありませんが、歯は一生の財産だと思っていますので最善の治療をして頂きたいと思うからです。

マッチングシステムというものがあるんですね。
試してみたいと思います。
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2016-12-12 09:40:14
>場合によっては保険診療外の治療も考える、と答えておきました。 

自費専門の歯科医院さんという意味で書かさせていただきました。

いつも保険診療ばかりしているけれど、依頼があれば自習診療でも治療しますよ、というスタンスと、常に自由診療しかやらないでクオリティーを維持していますよといったスタンスでは、いろいろな意味で差があるかと思います。

もちろん一概に全ての医院さんがそうであるとは言えないのですが、保険診療がメインで20分に1人とか診ている先生が、いつもの診療の中でなかなか自由診療だから1人に1時間とか1時間半の診療時間を裂くことはなかなか難しいかと思っています。

ちなみにですが、先生によっては曜日によって、保険の日、自由診療の日と分けていらっしゃる先生もいらっしゃいます。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: まるまるまーるさん
返信日時:2016-12-12 18:28:00
水川先生

再度返信ありがとうございます。
自由診療専門のクリニックがあるとは、初耳です。

自由診療でのメリットとは具体的に何でしょうか。
(昨日も書きましたように、決して経済的に余裕があるわけでは無いので、ムダに自費で治療したいわけではありません。

社会保険料も毎月支払っていますので、真っ当な保険を使えるなら使いたいです。)

「自由診療しかやらないでクオリティを維持する」とは、「保険内の治療」とどう違うのでしょうか?
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2016-12-13 11:03:20
自由診療専門の歯科医です。

保険診療と自費診療の違いはいくつかありますが、個人的には

 1 使える材料、治療法に制限がない
 2 治療時間、説明の時間の確保がしっかりできる

と言う事になると思います。


保険診療とは昭和30年代(虫歯の洪水時代)に作られた制度です。

国民の多くが虫歯に悩まされていたため、国の政策として「一人でも多くの患者を診る」「一本でも多くの虫歯を治療する」が求められました。
つまり「(医療であるにもかかわらず)質より量」を求めたものが保険診療の基本となります。
残念ながら50年以上たった今でもこの基本的なシステムは変わっていません。

「低料金で最低限の医療が受けられる」

と言うのは世界に誇れるシステムではありますが、「患者さんのニーズに最大限応える」と言うシステムではありません。

使用する材料や治療法も残念ながら「最新のもの」「最良の方法」が選べるわけではなく「国の決めた材料」「国の決めた治療法」で行わなければなりません。
歯科に限って言えば「医療後進国」と言わざるを得ない状況でもあります。

また、特に大きく違うのは「時間の確保」です。

同じ技量を持った人間が「1時間で3〜4名の患者を診るスタイル」と「一人の患者さんに1時間向き合うスタイル」とでは「同じ治療」かもしれませんが「同じ結果」にはならないと思います。


治療費(歯科医師側から見れば収入)に関していえば「保険は日本全国どこへ行っても、誰が治療しても同じ」です。

地域差(人件費やテナントの家賃など)は考慮されませんし、その先生のスキル(技術や知識)も考慮されません。
新人歯科医師と30年、40年のベテラン歯科医師の診療報酬は同じです。

 新人=手が遅いので多くの患者を診れない=報酬が少ない
 ベテラン=手際が良く多くの患者を診ることができる=報酬が増える

と言う図式です。

確かに「手際」や「効率」は良い方が良いのですが、ある程度のクオリティを求めようとすれば「時間」はかかります。

僕は基本的に一人の患者さんに90分確保します。
なので、1日に診れる患者さんの数は5〜6名が限度です。

多くの患者が診れない=報酬は低い

と言うのが保険診療の原則ですから、僕が保険で治療を行うと僕の報酬は新人歯科医師以下になってしまいますね(笑)。


社会保険料も毎月支払っていますので、真っ当な保険を使えるなら使いたいです。)

社会保険(社会保障)と言うのは「お金のある人も、無い人もみんなでお金を出し合って、みんなが最低限、不幸にならないようにしましょう」と言うものです。

当サイトの井野先生が良く使われる例えですが(井野先生も自費専門医です)、

「暖かくておいしいスープ」を水で10倍に薄めて10人で分けて、「みんなが最低限、飢え死にしない」ようにするのが社会保障の考え方。

と言う事です。

そうではなく、やっぱり「自分は暖かくておいしいスープを飲みたい」と言う事であれば、「(社会保険とは別に)お金を払って別のスープを用意してもらう」と言う事になります。

現代人のニーズはどちらかと言うと、本当は「温かいスープを美味しく飲みたい」だと思いますよ。
(だから自費専門医と言うスタンスでも成り立っているのだと思います)

保険と自費について、少しご理解いただけましたでしょうか。

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2016-12-13 13:36:53
>「暖かくておいしいスープ」を水で10倍に薄めて10人で分けて、「みんなが最低限、飢え死にしない」ようにするのが社会保障の考え方。

これ北朝鮮のことでしょうかね?
このたとえだと、自費専門医は多くの国民は無視して、金正恩を筆頭とする支配者層のみをターゲットにした医療を提供する集団ということになりますかね。

日本でスープを10倍に薄めたらやってけませんよ。

私なりに保険医療をスープにたとえるなら、食材は安全で安定供給されているもののみを使用し、レシピも料理学校の講師等きちんとした調理人が立案し検証されたものを使用するという感じでしょうか。

特殊で高級な食材は使用できませんが、安全性に不安が残る食材・調理法も認められません。

今の日本の水準であれば、他の先進国と比べてもある程度おいしいものを提供できていると個人的には考えます。


それに対して自費の場合は、高級な食材を使用するという点にのみ目が行きがちですが、その食材の安全性は確立されているのか?といった点や、その調理法をきちんとマスターしているのか?といった点がおろそかにされがちなのが大きな問題かと思われます。

美味い店はたしかに美味いと思いますが、値段や店の雰囲気等では見分けがつきません。
店によっては中華料理屋のチャーハンについてくるスープ以下なんてこともあるかもしれません。




タイトル 自分に合った歯医者選びについて
質問者 まるまるまーるさん
地域 非公開
年齢 37歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯医者への不信感
歯医者への不満・グチ
その他(保険と保険外)
クラウンが取れた・外れた
歯医者さんの探し方・見つけ方
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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