コステン症候群とは?

相談者: cat ウォークさん (42歳:男性)
投稿日時:2016-12-22 19:23:50
顎関節症と診断され(顎の痛み・関節雑音)マウスピースを装着しての治療をもう半年以上やっていますが、なかなか良くなりません。
担当医も難しい症例だと言っています。

顎周辺違和感以外の首から上の症状がたくさんあり、耳鼻科や脳外科、神経科などを受診しても異常を指摘されず、どう治療を進めていけばいいのか大変困っています。


コステン症候群という疾患がある事を知りましたが、顎関節症とはどう分別された上で診断されるのでしょうか。
実際にそうした患者さんを診たご経験のある方がいらっしゃったら解説いただきたいです。


回答 回答1
  • 回答者
歯科医師の松山です。
回答日時:2016-12-22 23:06:24
1934年、耳鼻咽喉科医Costenにより命名されたものですが、先天的な疾患に命名される症候群とは趣が違うと思います。

歯牙欠損や咬耗による低位咬合が原因となり、下顎頭が後上方に偏移して常に下顎窩を圧迫する結果、種々なる症状が出るものとしたものです。
詳細を記すのは大変なことにより省略します。

この意見に対しては、賛否両論がありますが、早い時期に頭部・顎関節の症状を咬合に関連付けた業績は評価されています。

要は、あなたのかみ合わせが、低位咬合であるならば、一般の人が名前だけでも知っておいて良いでしょう、と言える程度のものと思います。

回答 回答2
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2016-12-23 15:11:43
100年近く前の、現在は使われていない病名だと理解しています。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: cat ウォークさん
返信日時:2016-12-23 22:04:23
松山先生
藤森先生

知人に現在の状態を話したら、昔、そうした診断をされたと聞きました。
ありがとうございます。



タイトル コステン症候群とは?
質問者 cat ウォークさん
地域 非公開
年齢 42歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 顎関節症
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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