誤嚥と食事中のおしゃべりの関係について
相談者:
misuto12さん (30歳:女性)
投稿日時:2017-01-03 12:45:02
お忙しいところ失礼します。
高齢の母(70歳)の食事中の誤嚥について相談させてください。
母は、食事中によくおしゃべりをします。
しかし、おしゃべりをしながら食事を摂るせいなのか、よく、咳き込んでしまいます。
やはり、食事中は、おしゃべりを控えたほうが、誤嚥の回避につながるのでしょうか?
何卒アドバイスよろしくお願いいたします。
高齢の母(70歳)の食事中の誤嚥について相談させてください。
母は、食事中によくおしゃべりをします。
しかし、おしゃべりをしながら食事を摂るせいなのか、よく、咳き込んでしまいます。
やはり、食事中は、おしゃべりを控えたほうが、誤嚥の回避につながるのでしょうか?
何卒アドバイスよろしくお願いいたします。
回答1
坂寄歯科医院(茨城県取手市藤代)の三木です。
回答日時:2017-01-03 13:14:57
misuto12さん、こんにちは。
年齢的に嚥下機能の低下も疑われますが・・・
おしゃべりが原因で誤嚥してしまうことは確かにあるかと思います。
しかし、お食事を「楽しくお話ししながら食べる」と言う方に「食べながらしゃべらないように」というのも中々心苦しいものがあると思います。
食事の際の姿勢なども誤嚥の原因となりますので、まずはそちらから改善した方が良いかもしれません。
具体的には椅子に座った状態での食事は比較的誤嚥を起こしづらいですが、少し体を倒した状態(ファウラー位等)での食事では誤嚥を起こしやすいと言われています。
ただ、この食事の際の姿勢は実際に機能評価を行ってみないことには正確な判断は行えません。
なので、接触嚥下に詳しい歯科医師に一度お話を伺ってみるのも一つの手かもしれません。
お大事になさって下さい。
年齢的に嚥下機能の低下も疑われますが・・・
おしゃべりが原因で誤嚥してしまうことは確かにあるかと思います。
しかし、お食事を「楽しくお話ししながら食べる」と言う方に「食べながらしゃべらないように」というのも中々心苦しいものがあると思います。
食事の際の姿勢なども誤嚥の原因となりますので、まずはそちらから改善した方が良いかもしれません。
具体的には椅子に座った状態での食事は比較的誤嚥を起こしづらいですが、少し体を倒した状態(ファウラー位等)での食事では誤嚥を起こしやすいと言われています。
ただ、この食事の際の姿勢は実際に機能評価を行ってみないことには正確な判断は行えません。
なので、接触嚥下に詳しい歯科医師に一度お話を伺ってみるのも一つの手かもしれません。
お大事になさって下さい。
回答2
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2017-01-03 14:38:14
70歳で嚥下機能が低下しているのは早いような気がします。
機能訓練法もありますし、機能評価法もありますから歯科でご相談されてみてもよいかもしれませんね。
食事の時楽しく会話しながら食事を行うというのは悪いことではないでしょう。
毎日、食事の際によい姿勢でしっかり噛んできちんと飲み込むというのは自然に行える最良の機能訓練です。高齢になると(本当は若いときからの積み重ねなのですが)よい姿勢で食べるという基本的なことも難しくなってきます。
楽しく鍛錬という意味でよい姿勢を保ちつつしっかり噛んでお食事をされるという基本動作を継続されるとよいのですけど、出来ていない人に食事の際注意してしまうと消化にとってマイナスです。
別途時間を作って機能訓練を追加されることが望ましいと思います。
機能訓練法もありますし、機能評価法もありますから歯科でご相談されてみてもよいかもしれませんね。
食事の時楽しく会話しながら食事を行うというのは悪いことではないでしょう。
毎日、食事の際によい姿勢でしっかり噛んできちんと飲み込むというのは自然に行える最良の機能訓練です。高齢になると(本当は若いときからの積み重ねなのですが)よい姿勢で食べるという基本的なことも難しくなってきます。
楽しく鍛錬という意味でよい姿勢を保ちつつしっかり噛んでお食事をされるという基本動作を継続されるとよいのですけど、出来ていない人に食事の際注意してしまうと消化にとってマイナスです。
別途時間を作って機能訓練を追加されることが望ましいと思います。
回答3
歯科医師の松山です。
回答日時:2017-01-03 15:53:04
ヒトの咽頭は長いのが特徴です。
しかも嚥下道と呼吸道が喉頭部で交差しています。このこと自体が、誤嚥を招きやすいのですが、言語の発達と密接に関わりながら、発達してきているとされています。
だからこそ、しゃべりながらの食事は、人間としての楽しみではあるし可能ではあるのでしょうが、呼吸と嚥下は同時には出来ないのが実情です(赤ちゃんのときはできます,それでも時々むせますよね)。
おしゃべりしないで食べなさいというのは差し障りがあると、感じられたら口の中に食物が入ってない時に、しゃべってということをうまく表現しながら提案したらいかがですか。
普段の食事で何らかの障害があれば、それはそれで別問題です。
しかも嚥下道と呼吸道が喉頭部で交差しています。このこと自体が、誤嚥を招きやすいのですが、言語の発達と密接に関わりながら、発達してきているとされています。
だからこそ、しゃべりながらの食事は、人間としての楽しみではあるし可能ではあるのでしょうが、呼吸と嚥下は同時には出来ないのが実情です(赤ちゃんのときはできます,それでも時々むせますよね)。
おしゃべりしないで食べなさいというのは差し障りがあると、感じられたら口の中に食物が入ってない時に、しゃべってということをうまく表現しながら提案したらいかがですか。
普段の食事で何らかの障害があれば、それはそれで別問題です。
タイトル | 誤嚥と食事中のおしゃべりの関係について |
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質問者 | misuto12さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 30歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ | その他(その他) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。