抜歯になっても入れ歯ではなくブリッジを維持できる方法は?

相談者: ぽんたたさん (72歳:男性)
投稿日時:2017-01-07 14:10:17
以前は、歯根嚢胞でお世話になり、ありがとうございました。


今回は、歯根嚢胞関係で、平成29年元旦より3日迄左前2本目の歯上の方に堅いシコリが出来ました。
5日の日には袋が破れ、腫れは無くなりましたが、念の為、以前大阪で歯根嚢胞の施術で世話になった医師に見てもらったところ。
 

傷病名:左側上顎側切歯 根尖病変穿孔
   右側上顎側切歯 二次う蝕歯根破損の疑い 

前歯(正面の左右1本ずつは○○市の同じ歯医者で保存することなく抜かれました。)の状態ですが、ブリッジをかけるため左右2本ずつの正常な歯を削られて治療された次第です。

今回、抜歯されている隣の左右1本ずつの歯を抜いて(8本のブリッジは歯にかかる負担が過重すぎて、その様な大掛かりなものは出来ないので)、4本〜6本の入れ歯になるのが決定的ですと言われました。

入れ歯ではなく現状の状態(左右4本ブリッジ)を保つ方法は無いものでしょうか。
よろしくお願い致します。 


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2017-01-07 17:47:43
入れ歯ではなく現状の状態(左右4本ブリッジ)を保つ方法は無いものでしょうか。

どうでしょうね、実際の状態について診査した歯科医師が、左右の側切歯の状態が良くないと診断したのでしたら、残念ながら、A11Aのブリッジは難しいかもしれません。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ぽんたたさん
返信日時:2017-01-08 11:17:38
小林 誠先生、回答どうもありがとうございました。

私の場合、今年で73歳で一挙に4〜6本の入れ歯になることは精神的に耐えられるかどうか心配です。
他の方法、例えば、口腔内接着法、口腔外接着再植法のいずれかを選択することは可能でしょうか。

それ以外で負担がなるべく軽い方法はないものでしょうか。
よろしくご教示の程お願いします。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2017-01-08 12:01:29
こんにちは。

抜歯してしまえば入歯になってしまうので残せるかどうか正確な診断と適切な処置が求められると思います。


>左側上顎側切歯 根尖病変穿孔

根管治療で残せるかどうか判断したほうがいいと思います。

根尖病変 http://yamadashika.jugem.jp/?eid=410
穿孔を意図的再植で治した症例 http://yamadashika.jugem.jp/?eid=2171


>右側上顎側切歯 二次う蝕歯根破損の疑い

先ず本当に破折しているかどうか診断すべきです、破折していれば私なら接着修復を考えます。

接着再植 http://yamadashika.jugem.jp/?search=%C0%DC%C3%E5%BA%C6%BF%A2&x=0&y=0

両方うまく行けば入れ歯は避けられると思います。

回答 回答3
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2017-01-08 13:08:15
次から次へ上の前歯にトラブルが生じるという場合、上の前歯に過重負担が来ていることが原因であることが考えられるかもしれません。

その場合、臼歯咬合の安定と前歯の咬合平面の状態をチェックしてお口全体で治療計画を立てることが必要でしょう。

1つの歯単位での治療ではたとえ1本の歯に対して自費治療で難しいとか特殊な治療を行ってもらったとしても、長期的な安定を得ることは困難になり治療の手間隙と出費の負担感のみが残ったという結果になる場合もあります。

わざわざしてもらったとか特別な治療を受けたという満足感は残るかもしれませんが、また短期間のうちに(もしかしたら数年は持つかもしれませんが)新たな問題を生じる結果になる場合もあります。


主治医はどのようにあなた自身のお口の中、あるいは生活、性格をみているのでしょう?

経年的に進行する咬合崩壊の可能性があるお口ならば、保険治療だけでは制限がありすぎて治せない場合もあるでしょう。


これを機会に入れ歯を受け入れるのが妥当なのか?インプラントなどの力学的過強補助が可能なものを採用して入れ歯を逃れたほうがよいのか?それが可能なのか?それとも漸間的な治療を選択して症状の安定を図っていき入れ歯の時期を遅らせるのか?選択しがないわけではないと思います。

難しい問題を含みますから主治医の治療法の提示を受け入れがたい場合はセカンドオピニオンを依頼するか、他の歯科医院でも検査をしっかりしてもらい診断してもらうのか?いづれかになると思います。


ブリッジをかけるため左右2本ずつの正常な歯を削られて治療された次第です。

保険治療の手順どおりではないかと思います。




タイトル 抜歯になっても入れ歯ではなくブリッジを維持できる方法は?
質問者 ぽんたたさん
地域 非公開
年齢 72歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 根の穴・穿孔(パーフォレーション)
歯根破折
根の穴・穿孔(パーホレーション)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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