石灰化して開かない根菅、もう諦めて次の治療に移るほうがいいか?
相談者:
こあやさん (40歳:女性)
投稿日時:2016-12-30 00:37:38
左上6についてアドバイスを頂きたいです。
歯冠がほとんど無い歯に被せていたが3回目の再根管治療になりました。
根の先が石灰化して開かず2ヶ月治療してようやく一本が開きましたが膿などは無いようです。
レントゲン上は黒い影も無いそうで激痛は無いですが、重痛いのが続くため 根菅を慎重に 開けてくれているようですが、先が見えなく他の事も出来ず(前歯治療)長い間痛く途方にくれています。
先生は影も無いし開けても治らない可能性もあると言っています。
7は元々生えておらず5は破折の為今年9月に抜歯しています。
治った場合46でブリッジを勧められています。
4は健康な歯です。
ほとんど無い歯でブリッジに耐えれるのでしょうか?も不安です。
先生方に聞きたいですが この様な状態なら時間が掛かっても全ての根管を開けますか?
治るか分からない歯に時間を掛けて顛末を見た方が良いのでしょうか?
先生方は治療する方だと思いますが御自分が上記の状態ならどうされますか?
お医者さん目線と患者さん目線で是非意見 アドバイスを聞きたいです。
よろしくお願いいたします。
歯冠がほとんど無い歯に被せていたが3回目の再根管治療になりました。
根の先が石灰化して開かず2ヶ月治療してようやく一本が開きましたが膿などは無いようです。
レントゲン上は黒い影も無いそうで激痛は無いですが、重痛いのが続くため 根菅を慎重に 開けてくれているようですが、先が見えなく他の事も出来ず(前歯治療)長い間痛く途方にくれています。
先生は影も無いし開けても治らない可能性もあると言っています。
7は元々生えておらず5は破折の為今年9月に抜歯しています。
治った場合46でブリッジを勧められています。
4は健康な歯です。
ほとんど無い歯でブリッジに耐えれるのでしょうか?も不安です。
先生方に聞きたいですが この様な状態なら時間が掛かっても全ての根管を開けますか?
治るか分からない歯に時間を掛けて顛末を見た方が良いのでしょうか?
先生方は治療する方だと思いますが御自分が上記の状態ならどうされますか?
お医者さん目線と患者さん目線で是非意見 アドバイスを聞きたいです。
よろしくお願いいたします。
[過去のご相談]
回答1
横浜相鉄ビル歯科医院(横浜市西区)の田中です。
回答日時:2016-12-30 02:06:53
こんばんは。
まずはその3回目の再根管治療になったのはどういう経緯からなのでしょうか。
> 歯冠がほとんど無い歯.....
これもご自身で感じている「ほとんど無い」という量と、我々歯科医師からみて「無い」とか「まだ残っている」という基準が違うと思うので、一概にもうとてもダメな歯なのか、まだ頑張れる歯なのかの判断の相違は出てくるでしょう。
ただやはり最後方の歯が無いという事と、かなりダメージを受けている上での6番再治療となった歯と、健全な4番をブリッジにする場合には、その4番に今後かなりリスクが高いようにも感じますので、場合によっては部分義歯やインプラントなどの方法も頭の隅には用意しておかなければならないかも知れませんね。
まずはその3回目の再根管治療になったのはどういう経緯からなのでしょうか。
> 歯冠がほとんど無い歯.....
これもご自身で感じている「ほとんど無い」という量と、我々歯科医師からみて「無い」とか「まだ残っている」という基準が違うと思うので、一概にもうとてもダメな歯なのか、まだ頑張れる歯なのかの判断の相違は出てくるでしょう。
ただやはり最後方の歯が無いという事と、かなりダメージを受けている上での6番再治療となった歯と、健全な4番をブリッジにする場合には、その4番に今後かなりリスクが高いようにも感じますので、場合によっては部分義歯やインプラントなどの方法も頭の隅には用意しておかなければならないかも知れませんね。
相談者からの返信
相談者:
こあやさん
返信日時:2016-12-30 14:36:01
田中先生返信ありがとうございます。
再根菅治療となったのは銀歯にしていた事もあるかも知れませんが痛くなり治療しました。
2回目と現在の治療の間は一年もありません。
初めての根管治療は10年位前です。
2回目の医院と別医院です。
2回目も根管が開かずでしたが無理に開けない方が良いとの事で綺麗にして被せこのまま様子を見ましょうと治療が終わりました。
しかし重い痛みがやはり続き石灰化しているが開けた方が良いと思い再根管治療中です。
治った場合もブリッジはリスクが大きいと言うのは、やはり6が折れるということでしょうか?
現在56が噛み合わせが無いため右でばかり噛んでいます。
治療中は仮歯も無いようです。
とりあえずの5義歯も6がほとんど無いため出来ません。
先に進みたいのに進めなく八方塞がりで困っています。
良いアドバイスは無いでしょうか?
再根菅治療となったのは銀歯にしていた事もあるかも知れませんが痛くなり治療しました。
2回目と現在の治療の間は一年もありません。
初めての根管治療は10年位前です。
2回目の医院と別医院です。
2回目も根管が開かずでしたが無理に開けない方が良いとの事で綺麗にして被せこのまま様子を見ましょうと治療が終わりました。
しかし重い痛みがやはり続き石灰化しているが開けた方が良いと思い再根管治療中です。
治った場合もブリッジはリスクが大きいと言うのは、やはり6が折れるということでしょうか?
現在56が噛み合わせが無いため右でばかり噛んでいます。
治療中は仮歯も無いようです。
とりあえずの5義歯も6がほとんど無いため出来ません。
先に進みたいのに進めなく八方塞がりで困っています。
良いアドバイスは無いでしょうか?
回答2
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2016-12-30 14:46:52
本当に石灰化している場合もあるでしょうし、カーブを直進しようとして、本来の道筋を失っている場合もあります。どちらなのかは判りません。
回答3
横浜相鉄ビル歯科医院(横浜市西区)の田中です。
回答日時:2016-12-30 16:53:53
> 痛くなり治療しました。
この痛みが根尖(根の先の方)病巣のせいなのか、または歯のどこかに既に肉眼では判断できないようなヒビが入ってしまっているのかなど、痛みの原因によって今後が大きく変わってくると思います。
またもし根尖病巣があれば経験上の話ですが大抵は開かないという事は少ないので、藤森先生がお書きになっているように、本来の根管の向きに対して治療器具を進める方向を見誤っていて進まないケースもままあります。
特に何度か他の医院でいじっている根管は既にそうなっていてなかなか進まないという場面に遭遇します。
全体を診ないと必ず可能かどうかはわかりませんが、本格的に時間がまだまだかかりそうであれば、仮歯の代わりに部分入れ歯などを作ってしばらく使用していただく事も可能な場合も多い気がします。
そうすればその他の治療も場合によっては同時進行しやすいこともあるかも知れません。
この痛みが根尖(根の先の方)病巣のせいなのか、または歯のどこかに既に肉眼では判断できないようなヒビが入ってしまっているのかなど、痛みの原因によって今後が大きく変わってくると思います。
またもし根尖病巣があれば経験上の話ですが大抵は開かないという事は少ないので、藤森先生がお書きになっているように、本来の根管の向きに対して治療器具を進める方向を見誤っていて進まないケースもままあります。
特に何度か他の医院でいじっている根管は既にそうなっていてなかなか進まないという場面に遭遇します。
全体を診ないと必ず可能かどうかはわかりませんが、本格的に時間がまだまだかかりそうであれば、仮歯の代わりに部分入れ歯などを作ってしばらく使用していただく事も可能な場合も多い気がします。
そうすればその他の治療も場合によっては同時進行しやすいこともあるかも知れません。
相談者からの返信
相談者:
こあやさん
返信日時:2017-01-04 22:50:25
回答4
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2017-01-04 23:02:13
>以前根管治療を続け 痛みが取れないため諦め抜歯した歯が歯根破折していました。
>同じ事にならないためにどうしたら良いでしょうか
歯根破折最大の予防はご自身の「力のコントロール」だと思いますよ。
(すでに破折している場合には、残念ながら抜歯になると思いますが…)
>同じ事にならないためにどうしたら良いでしょうか
歯根破折最大の予防はご自身の「力のコントロール」だと思いますよ。
(すでに破折している場合には、残念ながら抜歯になると思いますが…)
回答5
横浜相鉄ビル歯科医院(横浜市西区)の田中です。
回答日時:2017-01-08 02:45:32
> 一度抜歯して確認してから再植も出来ますか?
可能の場合は多々あります。
ただそうする事で良くなるとは限りませんが、もう抜歯と宣告されている歯であるのなら、保険からは外れてしまいますがやってみてからダメなら抜歯しても、いずれ抜く事に変わりはないわけですから、抜くより前にしか出来ない事はトライしてみる価値はあるように思っています。
問題はそれにトライする手技を持った歯科医師を探さなくてはならないという点でしょう。
そう考えると、それに比べある程度のスキルを持った歯科医師であれば可能である部分入れ歯であったりインプラントであったりの方が、治療の確実性は増すのではないかとも思います。
それぞれに一長一短あるという事ですね。
なのでそういう多くの選択肢の中にも必ずマイナス部分も存在するのだという事を理解した上で、ご自身に合う、またはある程度納得できる方法を選ぶということになるでしょう。
可能の場合は多々あります。
ただそうする事で良くなるとは限りませんが、もう抜歯と宣告されている歯であるのなら、保険からは外れてしまいますがやってみてからダメなら抜歯しても、いずれ抜く事に変わりはないわけですから、抜くより前にしか出来ない事はトライしてみる価値はあるように思っています。
問題はそれにトライする手技を持った歯科医師を探さなくてはならないという点でしょう。
そう考えると、それに比べある程度のスキルを持った歯科医師であれば可能である部分入れ歯であったりインプラントであったりの方が、治療の確実性は増すのではないかとも思います。
それぞれに一長一短あるという事ですね。
なのでそういう多くの選択肢の中にも必ずマイナス部分も存在するのだという事を理解した上で、ご自身に合う、またはある程度納得できる方法を選ぶということになるでしょう。
タイトル | 石灰化して開かない根菅、もう諦めて次の治療に移るほうがいいか? |
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質問者 | こあやさん |
地域 | 大阪 |
年齢 | 40歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 主婦 |
カテゴリ | 根管治療の失敗・再治療 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。