矮小歯の治療、ラミネートベニアとレジンの違い
相談者:
りお013さん (22歳:女性)
投稿日時:2017-01-17 17:00:31
こんにちは。
私は矮小歯が左右にありコンプレックスなので治療しようと思い歯科に行きましたら、ラミネートベニア(1本10万)かレジン(1本2.300円)と言われました。
ラミネートベニアの方が高価ですし良い物なのもわかっていますが、虫歯以外での歯の治療は初めてなのでまずはレジンをしてみて、もし欠けたり不満な点があったのならラミネートにしようかなと自分では思っています。
自分でも色々調べてはみたものの分かりにくい表現などがあり、この場で質問させてもらってます。
@ラミネートベニアとレジンのメリットデメリット、大きな違い等を教えていただきたいです。
Aレジンをした後それを取りラミネートベニアでもう1度治療することは可能なのでしょうか。
(いま矮小歯を治療するにあたってホワイトニングはしております。)
よろしくお願い致します。
私は矮小歯が左右にありコンプレックスなので治療しようと思い歯科に行きましたら、ラミネートベニア(1本10万)かレジン(1本2.300円)と言われました。
ラミネートベニアの方が高価ですし良い物なのもわかっていますが、虫歯以外での歯の治療は初めてなのでまずはレジンをしてみて、もし欠けたり不満な点があったのならラミネートにしようかなと自分では思っています。
自分でも色々調べてはみたものの分かりにくい表現などがあり、この場で質問させてもらってます。
@ラミネートベニアとレジンのメリットデメリット、大きな違い等を教えていただきたいです。
Aレジンをした後それを取りラミネートベニアでもう1度治療することは可能なのでしょうか。
(いま矮小歯を治療するにあたってホワイトニングはしております。)
よろしくお願い致します。
回答1
回答日時:2017-01-17 17:36:26
こんにちは。
>@について
ラミネートベニアは通常セラミック系の材料を使って、「つけ爪」みたいな要領で接着剤で貼り付ける処置方法です。
最低限削るところもある場合がありますが、元が矮小歯の場合だとそれもかなり少なく済むかも知れません。
デメリットとしては、被せもの(クラウン)と違って接着力だけで保持すること、しかも部位的に剥がす方向での力がかかりやすいことから将来的にかけたり脱離したりすることが多いです。
担当される先生の技量にもかなり依るところが多いと思いますが、5年持てばまずまずといった印象です。
レジン(ダイレクトボンディング)はラミネートベニアよりも更に歯を削る量が少なく済みます。
矮小歯の形態にもよりますが、一切削らないかも知れません。
ただし上と同じで将来的なかけや脱離の可能性はあるのと、ツギハギ状になるため色の仕上げやキープするのがかなり難しいこと(ホワイトニングをしてある歯や、普段口呼吸の習慣がある場合更に難しくなります)、あと形態を天然の歯に似せてぴったり作るのには相当練習を積んでいる先生でないと難しいのが欠点で、上手な先生なら一本あたり数万円以上は間違いなくかかる処置ですので、金額的に言ってあまり期待は出来なさそうな感じがします。
>Aについて
それは可能ですので、とりあえずはレジン、という選択は個人的にはありだと思いますよ。
先生の考え方や得意分野にもよると思いますが、自分だったら
@レジン(ダイレクトボンディング)で出来ないか検討
A定期的に受診できないとか、かみ合わせ上の理由等で難しいと判断した場合、オールセラミッククラウンを勧める(※神経を抜くのは避ける条件で)
Bどうしてもクラウンを拒否される場合、ラミネートベニア
(いずれの場合も下の歯との当たり方を注意深く診査します。大抵は下の前歯も削る必要あり)
という順序でお勧めするかと思います。
>@について
ラミネートベニアは通常セラミック系の材料を使って、「つけ爪」みたいな要領で接着剤で貼り付ける処置方法です。
最低限削るところもある場合がありますが、元が矮小歯の場合だとそれもかなり少なく済むかも知れません。
デメリットとしては、被せもの(クラウン)と違って接着力だけで保持すること、しかも部位的に剥がす方向での力がかかりやすいことから将来的にかけたり脱離したりすることが多いです。
担当される先生の技量にもかなり依るところが多いと思いますが、5年持てばまずまずといった印象です。
レジン(ダイレクトボンディング)はラミネートベニアよりも更に歯を削る量が少なく済みます。
矮小歯の形態にもよりますが、一切削らないかも知れません。
ただし上と同じで将来的なかけや脱離の可能性はあるのと、ツギハギ状になるため色の仕上げやキープするのがかなり難しいこと(ホワイトニングをしてある歯や、普段口呼吸の習慣がある場合更に難しくなります)、あと形態を天然の歯に似せてぴったり作るのには相当練習を積んでいる先生でないと難しいのが欠点で、上手な先生なら一本あたり数万円以上は間違いなくかかる処置ですので、金額的に言ってあまり期待は出来なさそうな感じがします。
>Aについて
それは可能ですので、とりあえずはレジン、という選択は個人的にはありだと思いますよ。
先生の考え方や得意分野にもよると思いますが、自分だったら
@レジン(ダイレクトボンディング)で出来ないか検討
A定期的に受診できないとか、かみ合わせ上の理由等で難しいと判断した場合、オールセラミッククラウンを勧める(※神経を抜くのは避ける条件で)
Bどうしてもクラウンを拒否される場合、ラミネートベニア
(いずれの場合も下の歯との当たり方を注意深く診査します。大抵は下の前歯も削る必要あり)
という順序でお勧めするかと思います。
回答2
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2017-01-17 17:59:09
>レジン(1本2.300円)と言われました。
価格的に健康保険での治療を提案されているように思います。
だとすれば審美的な期待は薄いと思われたほうがよろしいかと思います。
また、本来であれば、審美的改善を目的とした場合、保険適応にはなりません。
渡辺先生も書かれているように「上手な先生なら一本あたり数万円以上は間違いなくかかる」と思います。
価格的に健康保険での治療を提案されているように思います。
だとすれば審美的な期待は薄いと思われたほうがよろしいかと思います。
また、本来であれば、審美的改善を目的とした場合、保険適応にはなりません。
渡辺先生も書かれているように「上手な先生なら一本あたり数万円以上は間違いなくかかる」と思います。
回答3
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2017-01-18 10:02:27
>レジン(1本2.300円)
保険のレジンだと思います。
(本来は審美性改善のためには適用外)
審美性の期待は低いと思います。
自費のダイレクトボンド(審美性改善のためのレジン)の場合、上手い下手で結果が大きく異なるでしょう。
上手い先生の場合、患者さんのお口の中できちんと衛生状態や術野の孤立を保って時間を掛けて行うため1本数万円〜10万円程度とよく聞きます。
それなら技工操作でお口の外でセラミックで技工士さんに作ってもらいちゃんと加熱処理して行ってもらったほうがよい(セラミックベニア=歯を削ってマージンを作る方法と歯を削らない手法があります)ような気もしますが、どちらも接着技法で行われる審美治療法ですから技術力で結果が大きく異なります。
生体親和性が高いのはセラミックのほうですが、接着にはレジン系セメントが用いられます。
保険のレジンだと思います。
(本来は審美性改善のためには適用外)
審美性の期待は低いと思います。
自費のダイレクトボンド(審美性改善のためのレジン)の場合、上手い下手で結果が大きく異なるでしょう。
上手い先生の場合、患者さんのお口の中できちんと衛生状態や術野の孤立を保って時間を掛けて行うため1本数万円〜10万円程度とよく聞きます。
それなら技工操作でお口の外でセラミックで技工士さんに作ってもらいちゃんと加熱処理して行ってもらったほうがよい(セラミックベニア=歯を削ってマージンを作る方法と歯を削らない手法があります)ような気もしますが、どちらも接着技法で行われる審美治療法ですから技術力で結果が大きく異なります。
生体親和性が高いのはセラミックのほうですが、接着にはレジン系セメントが用いられます。
タイトル | 矮小歯の治療、ラミネートベニアとレジンの違い |
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質問者 | りお013さん |
地域 | 東京23区 |
年齢 | 22歳 |
性別 | 女性 |
職業 | パート・アルバイト |
カテゴリ |
歯の形の異常 審美歯科治療(人工の歯) ラミネートベニア |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。