専門医での抜髄。干からびた歯髄を取ったのは妥当な処置だったか

相談者: N1969さん (47歳:女性)
投稿日時:2017-01-18 12:04:29
先月、自由診療根管治療(しかやらない)専門医クリニックにて、左下6番を抜髄

この歯は、1年前に保険診療クリニックで虫歯治療後、噛むと何となく痛いまま経過観察を続けていたが、突然の激しい痛みと、レントゲンでも歯髄炎の所見がはっきりとあったので、専門医クリニックを受診し、納得しての治療です。

問題は左上6番です。

こちらも同様に、1年前に、神経までは達していないが、深い虫歯を治療後、普段は痛くないが、噛むと何となく痛いまま経過観察をしてきました。
(噛みしめが強いのでマウスピースをしたり、噛み合わせ調整をしたりなど。)

左下を抜髄したら、左上の痛みもぱったり収まり、レントゲンでも所見なし、歯茎も問題なし、打診痛もなし、だったので、治療はしないと思ったのですが、専門医は抜髄が必要とのことで、従いました。

ところが、今になって、本当は抜髄しなくても良かったのではないか、と不安です。

左上の痛みは左下が歯髄炎を起こしていたからではなかったのか、噛みしめが強かったからで、噛みしめなければ治るのではなかったのか、と悩んでいます。

ただ、治療後、専門医が取った神経の一本を見せてくれ、これは非常に干からびているから、神経が死んでいました。
生きていればもっと弾力がありますとのことでしたか、どちらもみたことがないので、そんな風にもみえましたが、よくわかりませんでした。

干からびていると、死んでいたということになりますか?

またそうであっても、歯髄炎をおこさず、抜髄を免れる可能性はゼロではなかったのでしょうか?


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2017-01-18 12:56:04
N1969さん、こんにちは。

抜髄が適切であったかどうかは、その日その時その処置を行った歯科医師にしか分かりません。


>干からびていると、死んでいたということになりますか?

正常な神経は潤いがあり、きれいなピンク色になっていますので、干からびているのであれば死んでいたのではないかと思います。


>またそうであっても、歯髄炎をおこさず、抜髄を免れる可能性はゼロではなかったのでしょうか?

神経が死んでいるのであれば、そもそも歯髄炎は起こした後となります。
その為、抜髄をしなかった場合、起こり得るのは根尖性歯周炎という更に進んだ状態の病気です。
もし死んでいたのであれば、痛みが出る前に処置が出来たので、良かったのではないかと思いますよ。

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回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2017-01-18 13:17:07
非常に適切な治療方針だったと思います。

2人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: N1969さん
返信日時:2017-01-18 13:55:34
三木先生、柴田先生、返信ありがとうございます。

取り出した神経には、生きているか、死んでいるかの2種類しかないのですか?

少し弱っているけれど、そのままにしておいたら元気になる(回復する)神経ってありませんか?

取り出した神経は、完全に乾燥していたようには見えませんでした。

神経が一部死んでいるのに、レントゲンにも写らず、痛みもないということはありますか?
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2017-01-18 14:18:20
私も適切であったように感じます。

> 神経が一部死んでいるのに、レントゲンにも写らず、痛みもないということはありますか?
> 取り出した神経は、完全に乾燥していたようには見えませんでした。

見た感じはあまり関係ありません。
逆に見た目判断すると後々になって診断ミスとして痛い思いをする可能性の方が高いと思います。

神経は生きていようと失活していようとレントゲンには写りません。
また痛みを全く感じないまま失活してしまうケースもちょくちょくある事です。


> 少し弱っているけれど、そのままにしておいたら元気になる(回復する)神経ってありませんか?

あります。
ただしこれを温存するに適しているのは、骨の中にある根の先端がまだ未完成な子供です。

4人の専門家がこの回答を支持しています  
助言 助言1
助言者: Y1001さん
助言日時:2017-01-20 18:23:15
先生方、返信ありがとうございます。

2本も抜髄することになり、受け止めきれない気持ちでいましたが、治療後に全く痛まないので、やはり適切な治療を受けられたのだなと納得出来ました。



タイトル 専門医での抜髄。干からびた歯髄を取ったのは妥当な処置だったか
質問者 N1969さん
地域 東京23区
年齢 47歳
性別 女性
職業 主婦
カテゴリ 根管治療の治療法
根管治療の専門医
その他(診断)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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