[写真あり] 手術が必要な場合の矯正の流れは?

相談者: ばんび。さん (21歳:女性)
投稿日時:2017-01-19 11:23:36
矯正をするか悩んでいます。

中学生の頃に矯正をするかということで歯医者に行きましたが、手術をしないと綺麗には治らないと言われ、お金のこともあり手術が怖かったので辞めました。

具体的な治療の流れというのはどのような感じなのでしょうか?

手術をするには入院もしなければいけないと、その時は言われたのですが、現在社会人なのでそれは難しいです。


矯正をしてもらえる歯科が近くにないため、もしするとなると通うことになるのですが、どれぐらいの頻度で通わなければいけないのでしょうか?

あと、大体どれぐらいの治療期間と費用がかかりますか?

治したら綺麗になることは分かりますが、高いお金と期間をかけてでも治した方がよいのかすごく迷っています。

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回答 回答1
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2017-01-19 12:20:34
基本的に生活にお困りでなければ急いでおこなう必要はないとお考えになってよいと思います。

現代社会では多少噛みあわせが悪くてもすぐに病気になることはありませんし、栄養障害に陥ってしまうわけでもありません。

身体的にも適応成長され就職され社会生活上も困っておられないのでしょうからあえて治す必要はないと思われておけばよいでしょう。

個性のひとつとして捉えてよいと思います。


ただし、ご要望があれば歯科で治療を行うことは可能です。

その際は治療になりますから苦痛はつきものですし、我慢辛抱理解力が必要になります。
また治療に伴うリスクもあります。



>具体的な治療の流れというのは どのような感じなのでしょうか?

1.通院可能な矯正歯科医院を受診されご相談
(30分程度の一般的な内容と思われる。無料〜数千円)

2.検査をご希望の場合、各種精密検査後診断と治療計画の説明
(検査と説明は通常別日。数万円〜)

3.治療計画に納得されたら治療契約書類にサインして治療費の支払い
(カード払い・分割可能なところがほとんど)

4.術前矯正のための装置の装着開始。
必要な部位の抜歯を終えておく必要があれば装置装着前までに矯正治療に伴う抜歯を自費治療で一般歯科で行っておく場合もある

5.1年程度の間(治療期間はケースにより異なる)通常1ヶ月ごとのワイヤー交換等での矯正歯科受診が必要
(随時経過観察料が必要な場合がある=自費治療ならば医院ごとに異なる。また脱リ等のトラブルへの対応が必要な場合もあるのでそういう場合の受診が必要になることも多々ある)

6.入院して外科処置と術後の固定

7.退院後術後矯正で咬合の安定を調整。
1年程度にわたる場合もある

8.永久保定または可撤式保定装置での保定により新しく作製した咬合の一生の安定を図る
(装置に不具合が生じたら随時調整や新製してもらう必要が生じる可能性もあるので通院が容易なエリア内で矯正治療を行ってもらっておくと便利)


費用については保険適用であれば数十万円程度で可能だときいていますが、実際に依頼される先できちんとお尋ねになっておく必要がありますね。
保険では使用できる装置の種類に制限があるのでその辺りも治療計画説明時にお尋ねになれば説明があるでしょう。
保険適用を希望される場合は施術できる医療機関にも制限があります。

保険適用でなければ各歯科医院によって大きく治療費が異なるでしょう。


>高いお金と期間をかけてでも治した方がよいのかすごく迷っています

治療は割と大変なので迷いが強く現在困っていなければ行う必要はないと思います。

外科を併用すれば歯の位置だけでなく顎の形も変えられるので、横顔も変えたいとか顔形を変えたいというご希望まであれば外科併用でしか治せないケースは多いです。

成長後の歯列矯正治療単体では審美的な問題解決にはとどかない場合もありますから、精密な検査を行ってもらい数軒の矯正専門医で治療についてきちんとした説明を行ってもらい後悔しないように選択されることが大切です。
そのためだけにもかなりの時間と検査費用は必要です。

また検査結果とご希望の治療ゴールによっては外科が必要でない場合もあるかもしれません。
矯正治療法や道具は日々開発されていますので数軒の歯科医院で実際ご相談される必要があるでしょう。




タイトル [写真あり] 手術が必要な場合の矯正の流れは?
質問者 ばんび。さん
地域 非公開
年齢 21歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯列矯正の治療法
その他(写真あり)
外科矯正
歯並びが悪い
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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