根管治療中、根が見つけられないのはレントゲンがよくないせいでは?

相談者: はちぼさん (48歳:女性)
投稿日時:2017-01-26 17:02:30
現在、夫婦で同じ歯科医院根管治療に通っております。
先生は良い方で腕も確かだと信頼はしているのですが、何分病院の機材が古く、例えばレントゲンですが、胸の上に重たい電導版の様な板を置いて、自分の指で歯を固定して撮ります。
歯1本づつしか撮れませんので全部の歯を撮る場合は歯の本数分だけ撮影が必要になりますし、これまでに何枚も撮られました。

今の医院に行く前の歯科医院は最悪で遠回しに根管治療も断られたのですが、機材だけは最新でレントゲンは立っていたら機械が自動で回って歯の全てが鮮明に撮影される様なレントゲンでした。


そこで質問なのですが、主人も私も根管の一つが見付からず治療が進まない状態です。
レントゲンの善し悪しが、治療に影響する事は有りますか?

率直に言いますと、最新式のレントゲンでは見付かっていない根管も写るのでしょうか?
もし写る場合ですが、他の歯科医院でレントゲンだけ撮影し、治療は今の医院で・・・と言う事は出来るものでしょうか?

上手くお伝え出来ず、申し訳有りません。
どうぞ、宜しくお願い致します。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2017-01-26 17:15:17
マロンちくわ さん、こんにちは

レントゲンの善し悪しが、治療に影響する事は有りますか?

レントゲンの撮影方法が治療には大きく影響すると思います。


>歯1本づつしか撮れません
>立っていたら機械が自動で回って歯の全てが鮮明に撮影される様なレントゲン

根管治療には、機械が自動で回って撮影するパノラマというレントゲンよりも、歯を1本づつ撮影するデンタルという撮影方法の方がより良い治療ができると思います。

個人的にはパノラマだけで治療するのは無謀なように思います。

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相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: はちぼさん
返信日時:2017-01-26 17:53:53
小牧先生

初めまして、こんばんは。
御多忙にも関わらず、御返信頂き有難うございます。

歯を1本づつ撮影するレントゲンをデンタル、機械が自動で回って撮影するレントゲンをパノラマと言うのですね。
胸の上に重たい電導版みたいな板を置かれますので「今時、こんな病院有るのかな〜」と不安でしたが、根管治療にはデンタルの方が良いと伺い安心しました・・・。

有難うございました。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2017-01-26 18:00:19
小牧先生に同意です。

>。歯1本づつしか撮れませんので全部の歯を撮る場合は歯の本数分だけ撮影が必要になります

デンタルと言います。


>立っていたら機械が自動で回って歯の全てが鮮明に撮影される様なレントゲン

パノラマと言います。


イメージしていただくと、

 パノラマ = 日本地図
 デンタル = 都道府県地図

くらいの差があります。

全体を把握するには「日本地図」の方が良い場合もありますが、詳細を知りたければ「都道府県地図」の方が精密と言う事はお分かりいただけると思います。

なので、小牧先生の書かれいてる

 「パノラマだけで治療するのは無謀」



 「日本地図だけでドライブに出かけるのは無謀」

と同じような感覚だと思います。

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相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: はちぼさん
返信日時:2017-01-26 18:27:15
櫻井先生

初めまして、こんばんは。御多忙にも関わらず、御丁寧に御返信頂き有難うございます。


病院の外観や内装の古さから不安になっておりましたが、安心致しました。
ですがデンタルと言う撮影方法は、どこの病院でも胸に伝導版の様な板を置いて撮影するものなのですか?
これが普通で、デンタルの最新式の方法(機械又は撮影方法)とかは無いのでしょうか?

今の歯科医院レントゲンがベストなら諦めも付きますが、私も主人も根管の一部が見付からず歯を抜かないといけない事になるかも知れませんので。

櫻井先生、もし宜しければ御教え下さいませ。
どうぞ、宜しく御願い致します。
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2017-01-26 19:03:18
レントゲン撮影をするときは、放射線防護のために鉛入りのエプロンをします。

おそらく電動版のような板とは、防護エプロンのことでしょうか。

私のところでは、デンタルでもパノラマでも防護エプロンをします。
パノラマもできればした方がいいですね。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2017-01-26 19:04:13
>どこの病院でも胸に伝導版の様な板を置いて撮影するものなのですか?

これはおそらく鉛ですよね。
レントゲン(X線)の被曝を減らすために置かれているものと思います。
(デンタルはそこまで被曝量は多くないので不要ともいわれていますが…)


>根管の一部が見付からず歯を抜かないといけない事になるかも知れません

大臼歯であればCTを撮るのも有効な場合があります。


レントゲンを地図に例えましたが、「地図は読む人の能力が必要」です。
よく「方向音痴で地図が読めない」と言う人もいますよね。
レントゲンも「読影力」が必要です。

CTは3次元的に撮影してくれるので、見落としが少なく、通常のレントゲンに比べ、読む人の能力による影響が少ないように思いいます。
(それでもある程度、読むには慣れが必要ですが)

ただし、CTは被曝量が多いので、むやみに撮影するのは控えられたほうがよろしいかと思います。


でも「根管の一部が見付からず」と言う事であれば、レントゲン(CT)ではなく、マイクロスコープの方が有効だと思いますけどね…。(^_^;)

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回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2017-01-26 21:28:53
某国立大学の歯学部附属病院ではデンタル撮影時の鉛のエプロンは無くなったと聞きました。

回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2017-01-27 00:26:10
地図にたとえると

パノラマはメルカトル図法でしょうか。
図法と違って周辺部だけでなく中央部分のゆがみが出がちです。

デンタルは舟型多円錐図法でしょうか。
どの部位もほぼ正確ですが、全体を見るには何枚も撮影する必要がありますし、つなぎ目ができてしまいます。

単純に縮尺の違いだけではないので。


ちなみにCTはグーグルマップ的な感じですか。
いまのところそれほど精度は高くはない(土地の測量に使うほどではない=デンタルほど詳細ではない)ようですが、確かに役に立ちます。



地理選択してないとわかりづらいかなぁ〜

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: はちぼさん
返信日時:2017-01-27 16:40:40
こんにちは。

小牧先生  
御多忙の中、再度の御返信を頂き有難うございます。
重たい版は、防護エプロンと言うのですね?勉強になりました。



櫻井先生  
再度の御返信と、本当に丁寧に詳しく御教え頂き有難うございます。
解りやすく地図に御例え頂き、理解と納得が出来ました。

なかなか根管治療して頂ける歯科医院が見付からず探して探して辿り着いた病院でしたので、医師に気を遣ってしまって思っている事も真面に質問出来ないで居ました。
マイクロスコープもCTも完備していない病院ですが、思い切って医師に相談してみようと思います。

櫻井先生、本当に有難うございました。感謝申し上げます。



柴田先生  
御多忙の中、御返信頂き有難うございます。



森川先生  
御多忙の中、御返信頂き有難うございます。
地図に例え、詳しく御教え頂き理解出来ました。



先生方、この度は本当に有難うございました。
心より感謝申し上げます。



タイトル 根管治療中、根が見つけられないのはレントゲンがよくないせいでは?
質問者 はちぼさん
地域 非公開
年齢 48歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 根管治療の治療法
レントゲン写真
回答者




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