前歯の歯周ポケットが突然6ミリに。再生手術をすべきか(米国)
相談者:
Amocatさん (43歳:女性)
投稿日時:2017-01-25 04:28:16
アメリカ在住の者です。
昨年の夏の定期健診の際、右上1番2番辺りの歯周ポケットが突然6mmになりました。
今まで歯磨き、フロスは欠かさずしてきましたし、定期健診も受けてきたのでビックリでした。
歯科医の担当の先生が歯周病専門医を紹介して下さり診察を受けました。
最近突然歯周病が進んだわけではなく、元々の体質だったり、右上にあった親知らずが複雑で、それを抜いた影響?など様々な要素があるようです。
骨も半分くらい減っています。
とりあえず応急処置でスケーリング・ルートプレーニングをしました。
約4ヶ月経ちましたが、当初よりは状態は少しだけ良くなりました。
専門医からは骨の再生手術を勧められています。
問題は、私の鼻腔が広いようで、よく専門的なことはわからないのですが、それが手術に影響するかもしれないらしいのです。
先に親知らずを抜いたことを申し上げましたが、その時の外科医の先生が、まず鼻腔のことを指摘されて、もしかしたら将来的に抜いた親知らずの隣の歯を失うかもしれない、でもボーングラフトは勧めないとおっしゃっていたことを思い出しました。
どれだけの効果が期待できるかわからないからという理由だそうです。
また、歯周病専門医の先生は、とりあえず切ってみないとわからないから、もしかしたら手術ではなく、抜歯の選択もありますとおっしゃっていました。
先日定期健診に行ったところ、担当の歯科医の先生はできるだけ自分の歯をを保つようにしましょうとおっしゃっていて、混乱してしまいました。
歯周病改善になるなら手術もありかと思いますが、リスクを背負ってまで手術するべきなのでしょうか?
担当医も私の鼻腔のことは把握していなかったようで、専門医と連絡を取り検討中といったところです。
手術の見積りを見ると、ボーングラフトとエムドゲインを使った再生手術の二つが書かれているのですが、セットで行うものなのですか?
手術をしないで改善、もしくは最低限現状維持する方法はありますか?
昨年の夏の定期健診の際、右上1番2番辺りの歯周ポケットが突然6mmになりました。
今まで歯磨き、フロスは欠かさずしてきましたし、定期健診も受けてきたのでビックリでした。
歯科医の担当の先生が歯周病専門医を紹介して下さり診察を受けました。
最近突然歯周病が進んだわけではなく、元々の体質だったり、右上にあった親知らずが複雑で、それを抜いた影響?など様々な要素があるようです。
骨も半分くらい減っています。
とりあえず応急処置でスケーリング・ルートプレーニングをしました。
約4ヶ月経ちましたが、当初よりは状態は少しだけ良くなりました。
専門医からは骨の再生手術を勧められています。
問題は、私の鼻腔が広いようで、よく専門的なことはわからないのですが、それが手術に影響するかもしれないらしいのです。
先に親知らずを抜いたことを申し上げましたが、その時の外科医の先生が、まず鼻腔のことを指摘されて、もしかしたら将来的に抜いた親知らずの隣の歯を失うかもしれない、でもボーングラフトは勧めないとおっしゃっていたことを思い出しました。
どれだけの効果が期待できるかわからないからという理由だそうです。
また、歯周病専門医の先生は、とりあえず切ってみないとわからないから、もしかしたら手術ではなく、抜歯の選択もありますとおっしゃっていました。
先日定期健診に行ったところ、担当の歯科医の先生はできるだけ自分の歯をを保つようにしましょうとおっしゃっていて、混乱してしまいました。
歯周病改善になるなら手術もありかと思いますが、リスクを背負ってまで手術するべきなのでしょうか?
担当医も私の鼻腔のことは把握していなかったようで、専門医と連絡を取り検討中といったところです。
手術の見積りを見ると、ボーングラフトとエムドゲインを使った再生手術の二つが書かれているのですが、セットで行うものなのですか?
手術をしないで改善、もしくは最低限現状維持する方法はありますか?
回答1
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2017-01-25 10:26:50
こんにちは。
歯周病が見つかりもしかすると抜歯になるかもしれないと言われたようですね、診察したわけではないので推測になりますがポケット6mmでしたら歯磨きが上達すれば治りそうな感じがします。
歯周病の原因は基本的にはプラークですから歯ブラシでプラークを落とせるようになれば治ります、もう一つの原因は過重負担です、咬合時力がかかり過ぎているなら咬合調整で負担を軽減することになります。
たとえ手術をしても歯磨きが伴わなければ治癒は望めないと思います、ちなみに私は手術は致しません。
>右上にあった親知らずが複雑で、それを抜いた影響?など様々な要素があるようです。
個人的には関係ないと思います。
>とりあえず応急処置でスケーリング・ルートプレーニングをしました。約4ヶ月経ちましたが、当初よりは状態は少しだけ良くなりました。
歯磨き技術が伴わなければプラークは落とせません、したがって治らないと思います。
>専門医からは骨の再生手術を勧められています。
骨の再生は難しいように思います、したがって個人的にはやっていません。
>問題は、私の鼻腔が広いようで、よく専門的なことはわからないのですが、それが手術に影響するかもしれないらしいのです。
鼻腔の広さは関係ないように思いますが。
>リスクを背負ってまで手術するべきなのでしょうか?
まずは歯磨き練習をなさるのがいいように思います。
ボーングラフトとエムドゲインを使った再生手術の二つが書かれているのですが、セットで行うものなのですか?
わかりかねます。
>手術をしないで改善、もしくは最低限現状維持する方法はありますか?
まずは負担過重を調べることです、問題がなければプラークコントロールすなわち歯磨き技術の向上です。
歯周病 http://www.yamadashika.jp/perio.html
毛先磨き http://www.yamadashika.jp/prevent08.html#kesaki
歯周病が見つかりもしかすると抜歯になるかもしれないと言われたようですね、診察したわけではないので推測になりますがポケット6mmでしたら歯磨きが上達すれば治りそうな感じがします。
歯周病の原因は基本的にはプラークですから歯ブラシでプラークを落とせるようになれば治ります、もう一つの原因は過重負担です、咬合時力がかかり過ぎているなら咬合調整で負担を軽減することになります。
たとえ手術をしても歯磨きが伴わなければ治癒は望めないと思います、ちなみに私は手術は致しません。
>右上にあった親知らずが複雑で、それを抜いた影響?など様々な要素があるようです。
個人的には関係ないと思います。
>とりあえず応急処置でスケーリング・ルートプレーニングをしました。約4ヶ月経ちましたが、当初よりは状態は少しだけ良くなりました。
歯磨き技術が伴わなければプラークは落とせません、したがって治らないと思います。
>専門医からは骨の再生手術を勧められています。
骨の再生は難しいように思います、したがって個人的にはやっていません。
>問題は、私の鼻腔が広いようで、よく専門的なことはわからないのですが、それが手術に影響するかもしれないらしいのです。
鼻腔の広さは関係ないように思いますが。
>リスクを背負ってまで手術するべきなのでしょうか?
まずは歯磨き練習をなさるのがいいように思います。
ボーングラフトとエムドゲインを使った再生手術の二つが書かれているのですが、セットで行うものなのですか?
わかりかねます。
>手術をしないで改善、もしくは最低限現状維持する方法はありますか?
まずは負担過重を調べることです、問題がなければプラークコントロールすなわち歯磨き技術の向上です。
歯周病 http://www.yamadashika.jp/perio.html
毛先磨き http://www.yamadashika.jp/prevent08.html#kesaki
相談者からの返信
相談者:
Amocatさん
返信日時:2017-01-25 15:21:05
山田先生、
早速のご回答ありがとうございました。
姫路の近くに住んでいるなら、すぐ先生の病院に駆けつけたいところです!
担当医に負担過重のこと、プラークコントロールのことを聞いてみようと思います。
下の歯並びが悪いため、咬合はよくないです。
その調整とは具体的にどのような治療をするのですか?
親知らずを抜いた外科医の先生も骨の再生に関して消極的な意見でしたし、担当医ももし手術しないなら、他の方法で歯を維持できるよう考えましょうと言っていましたので、とりあえず早急に手術をするのはやめようかと思います。
HPも後で見てみます。
大変詳しく説明して下さり本当にありがとうございました。
早速のご回答ありがとうございました。
姫路の近くに住んでいるなら、すぐ先生の病院に駆けつけたいところです!
担当医に負担過重のこと、プラークコントロールのことを聞いてみようと思います。
下の歯並びが悪いため、咬合はよくないです。
その調整とは具体的にどのような治療をするのですか?
親知らずを抜いた外科医の先生も骨の再生に関して消極的な意見でしたし、担当医ももし手術しないなら、他の方法で歯を維持できるよう考えましょうと言っていましたので、とりあえず早急に手術をするのはやめようかと思います。
HPも後で見てみます。
大変詳しく説明して下さり本当にありがとうございました。
タイトル | 前歯の歯周ポケットが突然6ミリに。再生手術をすべきか(米国) |
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質問者 | Amocatさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 43歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯周病(歯槽膿漏)治療 アメリカ(米国) |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。