[写真あり] 顎関節症の根本的な治療には出っ歯の矯正が必要か

相談者: 低気圧ガールさん (18歳:女性)
投稿日時:2017-01-25 10:47:18
一年ほど前から顎関節症に悩んでいます。

ガクガクと音がするだけでなく、大きいハンバーガーなど大きく口を開けるものが食べられません。
酷い時は指3本分しか開かない時期がありました。
(今は比較的落ち着いています)

最初に症状が出た頃、近所の歯科医を回ったところ、口腔外科でないと治療ができないと言われました。

ただ年末で病院が閉まる時期で、正月休みの間に大口を開けなければ困らない程度に落ち着いたので治療をせずそのままにしていました。

最近また悪化してきたようなので受診を考えています。


ネットで調べていたところ出っ歯は顎関節症になりやすいとのこと。

顎関節症を治療しても出っ歯を治さない限りまた再発するのではないだろうか、と思っています。

矯正も必要ですと少しお金を用意する時間がほしいのですが顎関節症を放っておいても平気ですか?

どちらも総合的に治すべきなのでしょうか?

それとも出っ歯を矯正すれば顎関節症の症状も和らぐのでしょうか?
合わせておよその費用も参考までに教えていただけると嬉しいです。

正面、横向き、裏側からの写真を添付させていただきます。

よろしくお願いいたします。

画像1画像1 画像2画像2


回答 回答1
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2017-01-25 11:18:55
こんにちは。
顎関節症は成長期以降に起こりやすく加齢とともに収束するのが一般的だと思います。

ですから矯正治療を行わずスプリント療法や筋の緊張を取り除くほかの方法で悪化しないようにコントロールし続けることが基本治療として行われていると思います。

高齢になれば筋力も低下しますし歯が1本1本ダメになるのでそれに対しての治療を行っていくことでかみ合わせでかかっていた顎への負担も徐々に軽減していくので積極的に咬合を再構成する大掛かりな治療(矯正治療も含めて)を行わなくてよいと考えるようになっていると思います。

ただ、やはり不調和があることには変わりないのですから根本的な治療として顎関節に負担が少ない方法で(例えばマウスピース型の矯正装置=インビザラインなど)での咬合再構成治療で結果を出している歯科医院もありますから治療費負担と時間、治療に対する忍耐力、強力性があればそういう方法をお考えになってもよいと思います。


多くの方は根本治療の選択はされずスプリント療法や理学療法、投薬などの別の方法でうまく付き合っていかれていると思います。


過剰な負担圧に耐えられなくなって歯がどこかダメになったときに根本的な問題解決に着手するというのでもよいかもしれません。(矯正治療の際もどこかの歯を抜歯が適当とされるでしょう)

様々な考え方で治療を行っているのが現状ですから顎関節症に強い歯科医院数軒でご相談されるとよいと思います。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2017-01-25 13:31:23
>ネットで調べていたところ出っ歯顎関節症になりやすいとのこと。

個人的にはそうは思いませんね。
逆に受け口の方が顎関節症になりやすいという報告はあると思います。

ネットでの情報に惑わされないようにしてくださいね。
玉石混交ということわざがあるかと思います。

また顎関節症の治療としての矯正は勧められていないと思います。
つまり顎関節症は顎関節症としての治療があり、歯列不正に対して矯正という治療法が独立して、存在すると思います。


測り方にもよりますが三本分も口が開けば開口障害とは言えないと思います。

ガクガクという音だけでは治療の対象にはほとんどならないと思います。
また音を消す治療は大変だと思います。

1人の専門家がこの回答を支持しています  



タイトル [写真あり] 顎関節症の根本的な治療には出っ歯の矯正が必要か
質問者 低気圧ガールさん
地域 京都
年齢 18歳
性別 女性
職業 大学生・短大生・専門学生
カテゴリ 歯列矯正(矯正歯科)その他
顎関節症
その他(写真あり)
上顎前突(出っ歯)
回答者




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