左上6.7番、ドックベストセメント後に痛みが出た場合の治療について

相談者: キムツーさん (30歳:女性)
投稿日時:2017-01-28 02:26:34
本日人生で初、歯医者に行ったのですが、やはりずっと放置状態になっていた虫歯がかなり酷くなっていました。

左上の6番7番です。

6番もそこそこの虫歯だったのですが、7番がかなり真っ黒で、削ったのですが神経ギリギリまで削ってみても真っ黒でした。

そこでドックベストセメントをすすめられ、していただくことにしました。

神経を抜いた方がいいのかなとも思いましたが、現在小さい子供がいて授乳中なので、あまり身動きがとれないので、神経をぬくと頻繁に通う事になりそうなのも決めた要因の一つです。


そこで質問なのですが・・・

この処置でこの先痛くならずにすんだらラッキーですが、痛くなった場合、もちろん今回処置していただいた歯科医にかかれば話は早いと思うのですが・・・(セメント処置でも痛みが出たりした場合は返金になるそうです)、本当に痛くなってしまって、今回の歯科医がどうにもこうにも・・・休みだったり、はたまた予約がいれられなかったり……といった場合は、この処置を行っていない歯科医に行っても、痛みの処置や、はたまたこのセメント処置を取る事などしてくれるのでしょうか?

1度でもセメント処置をしたら、ほかの歯科医は手をつけられないものなのでしょうか?

迷惑にならないか、不安です。

また、神経を抜くと2割程の人は取り切れずなどの理由で炎症を起こしたり、膿がたまったり……と聞きましたが本当でしょうか??


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2017-01-28 07:20:43
>1度でもセメント処置をしたら、ほかの歯科医は手をつけられないものなのでしょうか?

そのようなことはありませんが、前医による返金の話などは消滅するかもしれません。


神経を抜くと2割程の人は取り切れずなどの理由で炎症を起こしたり、膿がたまったり……と聞きましたが本当でしょうか??

欧米の歯内療法専門医での統計になりますが、根管治療の成功率について、最初の抜髄では90%程度、再根管治療では70%程度と言われています。

日本の保険診療では、それより低いのではと思われますから、妥当な割合かと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: キムツーさん
返信日時:2017-01-28 13:48:20
小林先生
回答、ありがとうございます。

返金云々よりも、痛みがあったり他の医院で処置してもらいたいならば、他医院でも大丈夫なのですね。

この手法を用いているところが市内に2件しかないようなので、とても不安でした。

神経を抜くのも、ただ痛いから抜いてそれで終わりじゃないのですね。。。
回答 回答2
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2017-01-28 17:45:10
神経を抜くことは出来るだけ避けたいという思いは歯科医にも患者さんにも強いとは思いますが、感染根管にしないほうがよい結果につながる場合もあります。

ドッグスベストセメントは、通常の虫歯治療の基本術式である軟化象牙質感染象牙質を徹底的に機械的除去した上で貼薬する治療法とは、治療コンセプトが異なって行っている医院も多数あります。

一方で最近は治療成績向上のために、レーザーや次亜塩素酸水等の併用を行う治療を推奨されていたりもします。

同じ薬でも、歯科医の使い方次第で治療成績は異なりそうです。(現状は治療成績の統計はありません)

カッパーセメントの改良版ですから、悪いものではありませんが必ず歯髄が温存できるか?といえば、歯科医の技術に大いに左右されるという場合と虫歯の深さによって、救えない場合もあるとお考えになっておいてよいと思います。

神経温存の可能性を高めることは出来そうですが、何等かの症状があれば早めに主治医に連絡されたほうが予後がよい(神経の処置がスムーズに終わり治療が早く終了できる)かもしれません。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: キムツーさん
返信日時:2017-01-29 03:44:34
Dr ふなちゃん様
回答ありがとうございます。

今の時点ではとりあえず様子見で、何が異変があったりしたら連絡するべきですね。

無知だった時は、神経を抜くならそれはそれでいいと思っていたのですが(痛みもなくなるしそれで終わりだと思ったけどいました)、神経を抜いたらそれはそれでデメリットがやはりあるんですよね。

神経を抜く作業は、時間がかかるのですかね。

そんなにかからないならば、子育て中でも気軽に出来そうなので気持ち的にも、もっと気楽になれそうです。
回答 回答3
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2017-01-29 12:31:04
神経を抜く作業は感染をしていなければ、麻酔をして歯に歯髄腔に到達する穴を開け、健康な神経を抜いてすぐにそこに薬を充填してしまえばよいので一番時間も少なく簡単です。

比較的簡単な治療で術直後の不快症状が出にくいですから、よく行われていますがそれを行うことで歯は死にます。

歯に栄養を送る道を絶つので、後々歯が咬む力に耐えられなくなって破折しやすくなったり、意図せず感染源になったりします。

歯科医は日々長期的な予後を見続けていますから、神経がなくなった歯が弱くなったり後々治療が困難になることを体験しています。
それで出来るだけ歯の神経を残すために努力する意味を知っています。

患者さんがそういう治療努力の価値を理解できない場合は、神経をとってもらえば治療自体は早くて済む可能性が高くなると思います。

昔は神経を歯の内部で干からびさせる薬を使ったり、綿線を入れて蓋をしていたりしました。
痛みがなくなり歯もいずれなくなるのでそれでよいとされていました。

今は寿命が長くなって、歯も長期にわたって保存され自分自身の健康な歯でおいしく終末まで食事を取れる方が多くなったので、そういう治療は否定されるようになっています。

出来れば治療の意味を理解して頂きたいと、多くの歯科医が思っていると思います。

子育てが大変だから、仕事が忙しいからという理由で歯科治療に価値を感じなかった人の大半が40歳、50歳を越える頃、もっと歯を大切にしておけばよかったと後悔しているというアンケート結果はよく目にするところです。


大変ですが価値はあると思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: キムツーさん
返信日時:2017-01-30 04:00:08
Dr ふなちゃん様

今日色々考えてみました。
今の現状もそうですがこの先を見据えて考えました。

今回ドックベストセメントという選択肢を初めて知り、処置してもらい・・・今現在まだ、神経をとらなければならない訳では無いのですよね。

痛くなってもうどうしようもなくなったら、神経取る他ないのかもしれませんが。。

ならば、望みにかけてみて、出来るだけ神経を長く残して=歯もできるだけ長く元気でいてほしいと思いました。

今人生初の仮詰めをしていて、二つの歯を覆うように大きくつけているせいかとても違和感があります。

いつもみたいに、ガシガシ噛みたいのにそれが怖くて出来ず、歯がなくなったら入れ歯差し歯や色々な洗濯派あると思いますが、やはり、自分の歯で噛みたい!食べたい!と思いました。



タイトル 左上6.7番、ドックベストセメント後に痛みが出た場合の治療について
質問者 キムツーさん
地域 北海道
年齢 30歳
性別 女性
職業 主婦
カテゴリ 虫歯治療
う蝕関連
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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