[写真あり] 左上3番だけ歯茎後退で元の歯茎のラインが見える理由

相談者: おいちもんさん (56歳:女性)
投稿日時:2017-01-16 13:25:14
左上3番の歯茎が後退して、元々歯茎の中にあった部分が二ミリくらい見える状態になりました。

写真から、元の歯茎のラインが見えていて、このラインと現在の歯茎のラインとの間が二ミリぐらいになっていることが分かると思います。


このようになった原因として考えられることを教えてください。
他の歯も年齢とともに後退はしていると思うのですが、元の歯茎のラインが見えているものはありません。

また、この歯は他の歯と比べて後退量が非常に多いです。
これ以上後退しないようにするにはどうしたらよいでしょうか。


なお、2013年8月から矯正を開始し、2015 年7 月に装置が外れ、現在リテーナ中です。
矯正前からこのような状態だったのかどうかは覚えていないのですが、1ミリくらいは見えていたのかもしれません。


よろしくお願いします。

画像1画像1


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2017-01-16 15:17:29
こんにちは。

写真から推測するとオーバーブラッシング歯肉がすり減ったように見えます、歯ブラシが開くようなら間違いないでしょう、犬歯歯磨きの際出っ張っているので強く当たるからです。

オーバーブラッシングなら力加減に気を付けて磨けばこれ以上退縮しないと思います。

オーバーブラッシング http://www.yamadashika.jp/prevent08.html

回答 回答2
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2017-01-17 11:59:21
矯正治療をされた場合、元々成長期に作った骨の位置と歯の位置を異なる位置にすることで歯並びを改善するのですから、場合によっては上手く歯槽骨上方の骨が歯の動きについてきてくれずに歯が長くなってしまうことがあります。

矯正治療前の状態がどうであったか?は矯正治療を行う前に精密な資料を何種類もとっているでしょうから、矯正治療を行ってくれた歯科医院で確認されることが可能だと思います。


ただ、成人矯正治療で骨をきることなく行う治療の場合、こういう結果につながることは治療上致し方ない場合は多々あります。



また山田先生がお書きになっているように歯列のコーナー部分ですからオーバーブラッシングの可能性もあるかもしれません。

拝見しているお写真からのイメージでは元の歯茎の位置が歯面についているのではなく歯根の上方部が出ているように思えます。
(診断は実際の歯科医に行ってもらいましょう)

歯冠部にはエナメル質という構造体がありますがそれは移行的になくなっていき根になります。
根にはエナメル質はついていませんから(発生的に)色が自然に異なります。

この状態が病的か?といわれればご年齢から一般的な部類に入るようにも見えます(病気か健康かの診断には歯周ポケット測定やその際の出血の有無等の検査での診断が必要です)。



>これ以上後退しないようにするにはどうしたらよいでしょうか。

リテーナー中でも矯正歯科の観察下でしょうから担当の先生にご相談されればよいと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: おいちもんさん
返信日時:2017-01-17 18:26:03
山田先生、船橋先生、ご回答ありがとうございます。


山田先生のサイトを見て、歯磨きでもこのような状態になることが理解できました。
ただ、私の場合は、強く磨いてはいないと思います。



船橋先生、

私が「元の歯茎のライン」と言ったのは間違いで「エナメル質象牙質との境界のライン」が正しいということですね。
他の歯も若い頃よりは歯茎が後退しているけど、この歯は後退の程度が大きくて象牙質が露出するほどになってしまった、ということですね。

矯正の先生は、健康な人でも10年に1ミリは歯茎が後退する。
この歯は、他の歯よりも状態が悪くてかなり後退している、というようなことを仰っていましたが、これ以上後退しないようにするための方法については特に教えていただけませんでした。


10年以上前に、生まれて初めて本格的な(?)ルートプレーニングを受けた時に、衛生士さんが、この歯のところで手をとめて、先生のところに何かを聞きに行き、その後、この歯のところは触らずに終わった記憶があります。
これはその時点でなにか問題があるので、止めたということだと思うのですが、その問題が今になって露顕した感じなのでしょうか。

また、矯正の結果としてこのような状態になる場合があるということですが、確かに矯正後の写真で、矯正前にはなかった象牙質の露出がたくさんあるものを、歯医者さんのホームページで見たことがあります。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: おいちもんさん
返信日時:2017-01-19 12:52:55
追伸です。


返信1に

ルートプレーニングを受けた時に、衛生士さんが、この歯のところで手をとめて、先生のところに何かを聞きに行き、その後、この歯のところは触らずに終わった記憶があります。
これはその時点でなにか問題があるので、止めたということだと思うのですが、その問題が今になって露顕した感じなのでしょうか。」

と書きましたが、この問題として考えられることを教えてください。
ルートプレーニングをしてはいけないのはどういう状態の時でしょうか。
その時点では現在のようにはなっていませんでした。
回答 回答3
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2017-01-23 10:46:49
ルートプレーニングにより知覚過敏を発症しやすいと考えられる場合指示を仰ぐこともあると思いますが、何を考えられてのことかは直接その方にお問い合わせされなければわかりませんね。

歯科医院で再度診断、評価を受けられるとよいと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: おいちもんさん
返信日時:2017-01-25 12:40:40
船橋先生、ありがとうございます。


今通っている矯正の先生は、矯正以外の治療もしますが、歯茎の状態の検査はしていません。
お願いしても必要ないというような返事でした。
一段落したら、他の歯科医院で診てもらおうと思っています。



タイトル [写真あり] 左上3番だけ歯茎後退で元の歯茎のラインが見える理由
質問者 おいちもんさん
地域 非公開
年齢 56歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ その他(写真あり)
歯茎が下がった(歯肉退縮)
回答者




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