1歳、上唇小帯切除と口腔前庭拡張術を行なった際の口元の変化

相談者: henhaochiさん (1歳:男性)
投稿日時:2017-01-16 08:09:21
色々と探しましたが、小帯と口元(唇)の関係する情報が見つけられず、こちらに辿り着きました。
未満児の我が子の症状と、手術について教えてください。


太く長い上唇小帯と、同じく短い舌小帯があり、ハート型の舌をしています。
哺乳の際、口先だけの浅飲みしかできませんし(指導を受けましたが、できませんでした)、とにかく授乳回数多く時間がかかります。

口をすぼめて哺乳してきたからか、現在上唇が大きく翻転した唇になってしまったうえ、口呼吸で、ぽかんとしていることも多いです。
笑うと鼻がペシャンコになり、上唇の中央部分が山なりになり、少し引きつった感じになります。


かかりつけの歯科医には、将来上唇は伸びるからと言っていただき、指導通り上唇を使って食事をしたり、親が引っ張って伸ばしていますが、症状はひどくなっているように感じております。

実は、現在舌小帯の手術を考えております。
その際、『上唇小帯切除と口腔前庭拡張術』を勧められております。

せっかくなので、小帯の切除は考えていますが、口腔前庭まで行うと、唇の形や口元がどう変わるのか、リスクはあるのかを心配をしております。
口腔前庭拡張術は、インプラントの際にされる方が多いと伺いましたが、どのような効果と変化が見られるのでしょうか?

『上唇小帯の切除のみ』でも、上唇の翻転などの症状は改善されるのでしょうか?


ただ自然な口元になることを願っているのですが…
稚拙な文章で、わかりづらく申し訳ありません。
よろしくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
歯科医師の松山です。
回答日時:2017-01-16 09:11:39
結論から言わせていただくと、上下小帯の切離だけにして、口腔前庭拡張術はもう少し成長してからにしたらいかがですか。

幼児時代はガミースマイルになりやすく、成長につれ消失していくことから連想すると、小帯だけにとどめて、様子を見ることにしたらと思います。


乳幼児での、口腔前庭拡張術は論文では目にしたことがないような気がしますが、時間がある時にしらべておきます。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: henhaochiさん
返信日時:2017-01-20 23:26:56
松山先生

ご多忙にもかかわらず、
ご回答いただきありがとうございました。

またご覧になられましたら、よろしくお願いいたします。
回答 回答2
  • 回答者
歯科医師の松山です。
回答日時:2017-01-21 09:13:49
乳幼児での、口腔前庭拡張は、特殊なケースでのものしかみられず、
しかもごくわずかでした。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: henhaochiさん
返信日時:2017-01-26 16:43:45
ご回答、ありがとうございました。
助かります。

最後に、口腔前庭拡張を行うと、メリットとデメリットを教えていただいたけませんか?
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2017-01-26 17:25:50
henhaochiさん、こんにちは

一般的に、上唇小帯はほとんどの場合、成長とともに小さくなっていき、私の臨床経験からは、手術が必要なケースはごくわずかです。
成長を見まもり、手術が必要なら、6歳前後で行えば良いと思います。

上唇小帯切除と、口腔前庭拡張術を行えば、状況が改善されるのでしょうか。
原因は上唇小帯が大きいことと、口腔前庭が狭いことならば、改善が得られるかもしれませんが、原因が別に合うのなら、改善しないかもしれませんね。




タイトル 1歳、上唇小帯切除と口腔前庭拡張術を行なった際の口元の変化
質問者 henhaochiさん
地域 非公開
年齢 1歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 小児歯科その他
粘膜の病気・異常
唇の病気・異常
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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