二次カリエスについて

相談者: 東西線さん (43歳:男性)
投稿日時:2017-02-15 00:17:33
よろしくお願いいたします。

大臼歯はほとんどがインレー小臼歯も数本治療済みという状態です。

治療後、かなりの年数がたっているので心配でした。
最近、定期検診に行き始めた先生が予防に熱心な方で、簡易ながらデンタルドックをお願いしました。

顕微鏡でチェック、レントゲンや写真を10枚以上撮影の結果、丁寧に説明して下さいました。

問題は無さそうと言われたのですが…。
現実には2次カリエスや歯の間の虫歯は、こうした道具を使っても見つからないこともある。
過去の写真を定期検診時に見比べることで、少しの変化も見逃さないことが大切。
と言われました。

ネット上では、レントゲンで2次カリエス、歯の間の虫歯が多数見つかる という情報がたくさんあったので、検診で撮影すれば問題はすべて分かると思っていたのですが、分からないこともあるのでしょうか?


もう1つお願いします。(一般的質問ですが)

小臼歯を4本もレジン治療済みです。
以前、大臼歯に虫歯が出来る人はたくさんいる。
でも小臼歯に虫歯ができる人は、30代40代でもそんなに多くない。
第一小臼歯は更に少ない。

そこに出来る人はかなりの虫歯体質か、歯磨き不足と聞いたことがあるのですが、そういう傾向でしょうか?

同世代、小臼歯は健康な人が多いのですか?
(今は、教えてもらったように磨いてます)


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2017-02-15 01:03:48
デンタルレントゲン撮影が一番活躍する隣接面むし歯の診査でさえ、きちんと発見出来るのが大体5割ぐらいです。(より一般的なパノラマレントゲン撮影法ではもっと見えません)
それでも視診では観察しにくい部位ですから、やらないよりはやった方が当然いいです。
自分の感覚としてはマイクロスコープでの視診の方が隣接面カリエスを多く正確に発見出来ますが、組み合わせた方が更に良いです。

隣接面以外(2次カリエス咬合面等)だとレントゲンではもっと見つけにくくなりますので、レントゲンだけではそれほど発見できないということが理解して頂けるのではないかと思います。

それと検査資料は、ある時点だけでの資料とそれを繰り返し行った場合とでは「スピード」という重要な要素が加わってきますので、静止画と動画と同じ様な違いが出てきます。
当然ながら動画的な資料の方が価値が高く、正確になります。

担当の先生はとても正確な説明をされている印象を受けますよ。



>同世代、小臼歯は健康な人が多いのですか?

30~40代でしたら平均で10数本ぐらいのむし歯治療痕があるはずです。
簡単に言えばむし歯のできやすい順というのは
大臼歯>小臼歯>上前歯>下前歯 で、親知らずを除いて大臼歯は全部で8本ですから、東西線さんが小臼歯4本に治療痕があるのは「普通」と言えると思います。

良い先生も見つかった様な感じですし、安心して予防の習慣をつけていって下さい。

3人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2017-02-15 08:45:08
ご相談ありがとうございます。

検診で撮影すれば問題はすべて分かると思っていたのですが、分からないこともあるのでしょうか?

その通りです。
レントゲンも一つの検査にすぎません。
検査一つですべて分かるわけでなく、他の検査で補い合い、総合的に診断することが秘訣です。


>そこに出来る人はかなりの虫歯体質か、歯磨き不足と聞いたことがあるのですが、そういう傾向でしょうか?

単純に、傾向を取ってもあまり意味がありません。
属性の条件を加えると正確になります。

検診の内容を、虫歯ができるのを待って発見されている属性と、はじめから虫歯ができないように原因助教療法で準備してから、健診をしていつも虫歯がないことを確認する属性とで、決定的に違うからです。


> 同世代、小臼歯は健康な人が多いのですか?

健康な人は健康です。




タイトル 二次カリエスについて
質問者 東西線さん
地域 非公開
年齢 43歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 虫歯治療
二次カリエス(2次的な虫歯)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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