[写真あり] 受け口の矯正、カモフラージュ治療と言われた
相談者:
チョコこさん (45歳:女性)
投稿日時:2017-02-15 19:39:29
回答1
歯科医師の松山です。
回答日時:2017-02-15 20:32:36
前歯のかみ合わせを、上が外・下が中になるように配列して一見正常に見えるが、実は下顎前歯は内側に倒れていて、正常とは異なるものである時に、使う言い方ではないでしょうか。
そのように理解していたつもりなのですが、違いますでしょうか。
”左の奥歯5.6.7番すべて内側に倒されていました。”
このようなことはあってならないことと思いますが、たぶん下顎の歯でしょうね。
それとも、引用させてもらったこのことなのでしたら、カモフラージュ治療とは言わないと、思います。
下顎は、正中線が左方にズレていると思うのですが、長期間の矯正により顎の成長に影響しているための歪みかもしれず診なければ、わかりません。
高次医療機関で見てもらうことを、お勧めします。
そのように理解していたつもりなのですが、違いますでしょうか。
”左の奥歯5.6.7番すべて内側に倒されていました。”
このようなことはあってならないことと思いますが、たぶん下顎の歯でしょうね。
それとも、引用させてもらったこのことなのでしたら、カモフラージュ治療とは言わないと、思います。
下顎は、正中線が左方にズレていると思うのですが、長期間の矯正により顎の成長に影響しているための歪みかもしれず診なければ、わかりません。
高次医療機関で見てもらうことを、お勧めします。
相談者からの返信
相談者:
チョコこさん
返信日時:2017-02-15 22:18:13
回答2
歯科医師の松山です。
回答日時:2017-02-16 09:27:05
写真を見ての判断・診断・批評は、法律上できないのです。
一般論として、反対咬合の特徴を説明します。
下顎歯列は大きく、前方に位置しており、上顎歯列は相対的に小さいものです。
骨格的に差がありますから、自ずから治療成果に限界があり、これを術前に説明することが重要です。
治療成果は、個々人の現時点しか見れないことですから、成長の過去、特徴を踏まえることはできず、判断できるよしもありません。
反対咬合を有する人の、顎の成長は、高校生を過ぎても、余力を残しているケースもありますから、まだ安心できません。
ですから、上の回答のようになります。
一般論として、反対咬合の特徴を説明します。
下顎歯列は大きく、前方に位置しており、上顎歯列は相対的に小さいものです。
骨格的に差がありますから、自ずから治療成果に限界があり、これを術前に説明することが重要です。
治療成果は、個々人の現時点しか見れないことですから、成長の過去、特徴を踏まえることはできず、判断できるよしもありません。
反対咬合を有する人の、顎の成長は、高校生を過ぎても、余力を残しているケースもありますから、まだ安心できません。
ですから、上の回答のようになります。
回答3
回答日時:2017-02-16 10:05:54
こんにちは。
顎の偏位(前方や側方)がある場合、矯正治療のみで治療を行おうとすれば、妥協せざるを得ません。
(適切なたとえかはわかりませんが、土台がずれている上に家を建てるようなものです)
偏位の状況によっては、お書きのようなゴールになる可能性があります。
もし、しっかりとさせたいのであれば、手術をして骨の位置を正常に近づける事をする必要があるかもしれません。
手術を受け入れることができないのであれば、治療の限界かもしれません。
顎の偏位(前方や側方)がある場合、矯正治療のみで治療を行おうとすれば、妥協せざるを得ません。
(適切なたとえかはわかりませんが、土台がずれている上に家を建てるようなものです)
偏位の状況によっては、お書きのようなゴールになる可能性があります。
もし、しっかりとさせたいのであれば、手術をして骨の位置を正常に近づける事をする必要があるかもしれません。
手術を受け入れることができないのであれば、治療の限界かもしれません。
回答4
回答日時:2017-02-16 10:22:19
他の先生方のコメントの通りですが、幼稚園の頃から現在までの、顎の成長量を正確に予測することは無理だったろうと思われます。
土地がどの様な形で落ち着くのか想像しか出来ない状態でもなんとか家を建ててみた・・という治療(幼少期の見た目のこともありますし、成長終了後の矯正を回避出来た可能性も十分ある以上不適切とまでは言えません)だったのだと思います。
「カモフラージュ治療」と言われてしまえば響きは悪いですが、個人的にはやむを得ないような印象は受けます。
「硬いものが噛めない」というのは問題ですが、原因についてここでは正確な判断が出来ないので、その辺りの診査診断をしっかりとした上で今後のことを検討されるのが良いのではないでしょうか。
下顎の成長が強い場合、矯正をしていたとしてもしていなかったとしても歪みは強調されてしまう(顎が正常〜小さいと目立たないだけで通常誰でもあります)ことがどうしても多いです。
幼少期の矯正治療が悪影響を与えたかどうかの判断も難しいところです。
理想に近い、妥協のない治療というのはやはり外科矯正(手術を伴う矯正治療)になる可能性が高いかと思いますよ。
お子さんも交えて主治医の先生とはよく話し合われて下さいね。
土地がどの様な形で落ち着くのか想像しか出来ない状態でもなんとか家を建ててみた・・という治療(幼少期の見た目のこともありますし、成長終了後の矯正を回避出来た可能性も十分ある以上不適切とまでは言えません)だったのだと思います。
「カモフラージュ治療」と言われてしまえば響きは悪いですが、個人的にはやむを得ないような印象は受けます。
「硬いものが噛めない」というのは問題ですが、原因についてここでは正確な判断が出来ないので、その辺りの診査診断をしっかりとした上で今後のことを検討されるのが良いのではないでしょうか。
下顎の成長が強い場合、矯正をしていたとしてもしていなかったとしても歪みは強調されてしまう(顎が正常〜小さいと目立たないだけで通常誰でもあります)ことがどうしても多いです。
幼少期の矯正治療が悪影響を与えたかどうかの判断も難しいところです。
理想に近い、妥協のない治療というのはやはり外科矯正(手術を伴う矯正治療)になる可能性が高いかと思いますよ。
お子さんも交えて主治医の先生とはよく話し合われて下さいね。
タイトル | [写真あり] 受け口の矯正、カモフラージュ治療と言われた |
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質問者 | チョコこさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 45歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯列矯正の治療法 小児矯正(子供の矯正) その他(写真あり) 子供の歯列矯正 下顎前突(受け口) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。