[写真あり] 前歯6本の審美治療について

相談者: ♪かのん♪さん (44歳:女性)
投稿日時:2017-02-21 05:34:09
私は以前からテトラサイクリンによる変色とすきっ歯に悩んでおり、2010年12月にA歯科で上の前歯6本の審美治療をしました。

それはラミネートべニアのようなものなんですが、歯を全く削らないで付ける方法でした。
歯を削らなくて良いということと、やり直しが出来る(元の状態にも戻せる)ということにメリットを感じ、この方法を選択しました。

私は歌手をしているので、治療後は周りの人からも「歯が綺麗になったね」と言われ、やって良かったと思いました。

ところが最近、前歯とは関係のない左下の奥歯セラミッククラウンが外れてしまい、その歯を治療してもらったB歯科へ行きました。

すると、B歯科の先生から

「前歯6本の審美治療もやり直した方が良い」

と言われました。

理由は、歯を削らずにべニアを付けたため厚みが出て歯間に溝が出来てしまい、プラークやステインが付きやすくなっている、それにより歯周病も進んでしまっている、べニアの先端もすり減ってきているので替え時、ということでした。

とても納得のいく説明だったのですが、既に前歯の複数箇所を過去に虫歯治療で削っているので、B歯科でやり直す場合はべニアではなく6本クラウンにした方が良いとのことでした。
それでやり直した場合はどのぐらい持つのかお聞きしたところ、大体10年ぐらいとのことでした。

歯を削りたくなくて選択した方法が、かえって余計に削るハメになってしまった感じです。
かと言って、べニアを付ける前の元の状態にはもう絶対戻りたくありません。

現在は歯を削らないで付けるべニアも「スーパーエナメル」など、私が2010年に付けたものより薄くてより精度の高いものがあるようなんですが、そういったものでやり直しても、やはりまた今のような状態になってしまう、もしくは悪化してしまうのでしょうか。

また、6本オールセラミッククラウンにすると結構な費用が掛かりますが、一生は持たないものなんでしょうか。

一番目立つ前歯のことなので慎重に考えたく、他の先生のご意見も伺ってみたく思います。

参考写真は、画像1が治療前の元の状態で、画像2が現在の状態です。

よろしくお願いいたします。

画像1画像1 画像2画像2


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2017-02-21 07:41:59
>既に前歯の複数箇所を過去に虫歯治療で削っているので、B歯科でやり直す場合はべニアではなく6本クラウンにした方が良いとのことでした。

同じ状態を診ても、歯科医師に依って考えが異なることはよくあります。

ただ私だったら、出来れば切削量が少ない治療方法を選択したいと常々考えています。

先日も、臼歯隣接面のクラックが発現した方に、力のコントロールを試みることもなく、迷わずクラウンを選択する症例を報告している著名な歯科医師の講演を聴講し、私自身なら受けたくないなと思ったばかりです。


>6本オールセラミッククラウンにすると結構な費用が掛かりますが、一生は持たないものなんでしょうか。

そうですね、♪かのん♪ さんが80歳台以上ならば、一生という言葉を用いてもと思います。

修復物の長持ちよりも、歯の寿命を鑑みた治療方法を選択したいものです。


>私は歌手をしている

事情が在るのでしたら、先々のことを考えず、目先のことだけを考えての治療に踏み切るのも一法かと思います。

実際の状況も分からないので、大原則としてはお勧めしませんが。

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回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2017-02-21 11:46:39
♪かのん♪さん、こんにちは。

私も小林先生と同意見ですね・・・もし自分や家族が同様の状態になった場合も、やはり切削量の少ない治療法を選択するかと思います。


>6本オールセラミッククラウンにすると結構な費用が掛かりますが、一生は持たないものなんでしょうか。

一生持つものというものはまずありません。
身の回りの物で考えてみてもらっても、一生持つものというものはまずないかと思いますが、どうでしょうか?
どれだけ綺麗に治ったとしてもそれは、本来の歯ではなく人工物になりますからね・・・。


>私は歌手をしている

ここは小林先生と少し意見が変わりますが・・・
尚更、クラウンのように大きく削るのはお勧めできません。

前歯というのは発音に大きく影響する部分です。
特にさ行・た行・な行・ら行に大きく影響します。
日本の歌では特にこれらの文字を用いる機会が多いですので、もしクラウンで治療をご希望なのであれば、そういった発音に対しても留意してくれる先生に治していただいた方が良いかと思いますよ。

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回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2017-02-21 12:02:29
体をなるべく傷つけない、ミニマムインターベーションの立場に立った回答が多いようです。
わたしも前提としてその考え方を支持しており、その理由は既に述べられているので割愛します。

その上で、質問者様が歌手であるという点について考えなければならないかなと思いました。

歌手はステージの顔で、ある程度ビジュアルも要求されます。

歯科に限らず医療とは、受ければ受けるほど良くなるものではなく、何かを犠牲にして、必要な何かを補っているという側面があります。

もし質問者さまがビジュアルが仕事(ひいては生き方)において必要であるならば、前歯を削る犠牲を払うのも一定の価値があるのかなと思います。

また、修復物の寿命に関してですが、すべての人工物はいずれ壊れるので、「10年」と答えた担当医は誠実であると思います。

もちろん、我々はもっと長く、できれば一生持ってほしいと願って治療しますし、きちんとメンテナンスをうけて(重要)数十年持つ方もいらっしゃいますが、人間の体自体が変化していく以上、「ずっと大丈夫ですよ」とはお答えできない現実をご理解ください。

その上で、ラミネートべニアは歯を削らない代償に、寿命や清掃性という不利な点を抱える方法であること。
オールセラミッククラウンはラミネートべニアに比べて、長期間の使用を前提とした設計であることを追記いたします。

歌手活動にどの程度の重きを置いているかにもよると思います。
十分に時間をかけてご検討ください。

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回答 回答4
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2017-02-21 14:57:47
こんにちは。

実際に拝見していないのでなんとも言えませんが、歯を削らずに貼り付けるベニア治療で7年前のものというのであれば、ハイブリッドでしょうか?
オールセラミックの治療以外は、やはり歯茎に問題が生じやすくなると思います。

今はジルコニアセラミックのよい材料が出来ていますから、歯茎の状態をよくしてもらえばもしかしたら再度可能になるかもしれませんね。

元の歯の形がしっかり残っていれば、生涯の治療法の選択しがとても広がるわけです。

欠けたのではなくベニアの先端が磨り減ってきているとのことですから、磨り減ることが可能な素材といえば樹脂ということになるのだと思い回答しています。

現在主流の高強度のセラミックやジルコニアであれば、外れたり欠けるということになり磨り減るということにはならないと思います。

素材が悪いのでしょうから、やり変えを検討されてもよいかもしれませんね。

その際、スーパーエナメルなどの現在の主流になりつつある強度の高い素材であれば、そこまでの厚みは不要だと思いますし、歯を削る必要が仮にあったとしても僅かでよいと思います。

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相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ♪かのん♪さん
返信日時:2017-02-21 16:06:30
先生方、ご回答ありがとうございました。

オールセラミッククラウンが一生モノではないというのは、どの先生も同意見のようですので理解しました。


現在のべニアは寿命がきており、B歯科の先生が仰った通り、このまま放置するのも問題があると思います。
そして前述した通り、私は「べニアを付ける前の元の状態にはもう絶対戻りたくない」と思っております。

その上でミニマムインターベーション推奨の先生方に改めてお尋ねしたいのですが、私が患者で来院した場合、具体的にどのような治療をされるのでしょうか。


>三木先生

前歯が発音に大きく影響するというのは聞いたことがあり、私も気になっていたところです。
私はジャズシンガーで唄うのは英語の歌のみですが、発音はやはり重要です。

「発音に対しても留意してくれる先生」を見つけるのは大変(看板にも書いてないですし)ですが、もしクラウンにする場合はその点も担当の先生とよく相談しながら進めたいと思います。


>中田先生

ビジュアル面を考慮して下さった上でのご回答、ありがとうございます。

私はアイドルタレントのように若くもないですし、ビジュアルに特化して売っている訳ではありませんが、ステージに立って多くの人の目に触れたり、宣材写真も重要視されることから、ルックスが良いに越したことはありません。

三國連太郎さんのように、若い時に役作りのために健康な歯を抜いてしまってもお元気で長生きされた役者さんもいらっしゃいますから、その人にとって何がベストなのかは歯科の先生でもわからない事かも知れませんね。

私の仕事や生き方という面から考えてご回答下さって、とても参考になりました。
時間をかけてよく検討してから治療法を決めたいと思います。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ♪かのん♪さん
返信日時:2017-02-21 16:10:42
ふなちゃん先生、こんにちは。
よく先生のブログを拝見しております。


>歯を削らずに貼り付けるベニア治療で7年前のものというのであればハイブリッドでしょうか?

ふなちゃん先生もよくご存知の、銀座のT先生の所で付けました。
その際、T先生に素材をお聴きしたところ、ハイブリッドと仰っていました。
ですので、見た目もオールセラミックに比べて透明感などが欠けますが、それでも私は元の状態より審美性が上がって良かったと満足していました。


>私が2010年に付けたものより薄くてより精度の高いものがあるようなんですが、そういったものでやり直しても、やはりまた今のような状態になってしまう、もしくは悪化してしまうのでしょうか。

私の質問の仕方がわかりづらかったのかも知れませんが、これに対する回答を頂きたかったので、ありがとうございます。


>今はジルコニアセラミックのよい材料が出来ていますから歯茎の状態をよくしてもらえばもしかしたら再度可能になるかもしれませんね。

歯茎の状態をよくしてもらうとは、具体的にどのようなことをするのでしょうか?
それはべニア治療をやり直す医院でお願いした方が良いのでしょうか?
また、現在のハイブリッドは直ぐに外した方が良いのでしょうか?


>素材が悪いのでしょうからやり変えを検討されてもよいかもしれませんね。

歯を削らずに貼り付けるベニア治療のやり直しも、まだ検討の余地があるということですよね?


>その際、スーパーエナメルなどの現在の主流になりつつある強度の高い素材であれば、そこまでの厚みは不要だと思いますし、歯を削る必要が仮にあったとしても僅かでよいと思います。

スーパーエナメルは視野に入れておりました。
取り扱いの歯科に変えることも検討しております。
回答 回答5
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2017-02-21 16:29:21
歯茎の状態をよくしてもらうとは、具体的にどのようなことをするのでしょうか?

歯茎が悪いとの診断を受けられたということですから、歯周治療が必要でしょう。

保険治療で検査も治療も可能の範囲ではないかなと想像しますが、実際に検査結果を教えてもらい治療してもらうとよいでしょう。


>それはべニア治療をやり直す医院でお願いした方が良いのでしょうか?

軽症の場合はどちらでされても大きな違いはないのではないかと思います。
骨の垂直性吸収などなにか問題があれば、歯科医院選びが大切になるでしょう。


>また、現在のハイブリッドは直ぐに外した方が良いのでしょうか?

歯周治療を先行する際、必要ならば簡単にハイブリッドならば形態修正してもらえるのではないかと思います。
実際の治療の手順については、行う歯科医院の先生が決めて説明されると思います。

ご職業の関係で形態を維持しつつ歯周治療を行って欲しいということになれば、歯磨きをかなり上手くしなければいけないということになり、日常のストレスを増やすことになる場合もあるでしょう。

ハイブリッドセラミックは樹脂がべースですから経年的にしょうがないです。
歯茎にとってよくない素材ですから、経年的に炎症が起きやすくなります。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ♪かのん♪さん
返信日時:2017-02-22 10:15:30
ふなちゃん先生、ご回答ありがとうございます。

歯周治療をきちんと受けた上で、スーパーエナメルでやり替え出来るかを取り扱いの歯科で相談しようと思います。


ハイブリッドセラミックは樹脂がべースですから、経年的にしょうがないです。
歯茎にとってよくない素材ですから、経年的に炎症が起きやすくなります。

素材が悪いというのはそういう事なんですね。
わかりやすいご説明をありがとうございました。



タイトル [写真あり] 前歯6本の審美治療について
質問者 ♪かのん♪さん
地域 東京23区
年齢 44歳
性別 女性
職業 その他
カテゴリ 審美歯科治療(人工の歯)
ラミネートベニア
審美歯科に関するトラブル
その他(写真あり)
回答者




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  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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