[写真あり] 歯髄バンクについて
相談者：
おまめ_さん (17歳：女性)
投稿日時：2017-03-02 00:33:11
回答1
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時：2017-03-02 01:15:49
こんばんは。
歯髄バンクに歯髄を預けておいていざ歯髄炎になったときそれを返してもらって歯髄を入れ替えるというイメージだと思いますが、残念ながらまあ不可能でしょう。
iPS細胞なら遠い将来できるかもしれませんが単に歯を作ったところでそれを歯並びの中にどう調和させて入れるかが難しいように思います。
そのような基礎歯学は大切なので研究者を目指されては如何でしょうか。
歯髄バンクに歯髄を預けておいていざ歯髄炎になったときそれを返してもらって歯髄を入れ替えるというイメージだと思いますが、残念ながらまあ不可能でしょう。
iPS細胞なら遠い将来できるかもしれませんが単に歯を作ったところでそれを歯並びの中にどう調和させて入れるかが難しいように思います。
そのような基礎歯学は大切なので研究者を目指されては如何でしょうか。
回答2
小林歯科クリニック(渋谷区神宮前)の小林です。
回答日時：2017-03-02 07:00:16
おまめ_ さん、こんにちは。
日本歯科大学の歯髄細胞バンクの認定医です。
歯髄細胞バンクに、どのようなイメージをお持ちでしょうか。
歯髄細胞バンクは、歯の幹細胞が、骨髄の幹細胞と同等の多分化能があり、さらに骨髄幹細胞よりも増殖能が高いこと、また、神経細胞への分化が容易であることから、自分の細胞を使って神経性疾患の脊髄損傷や、神経損傷、脳出血や、脳梗塞の後遺症、もちろん歯髄の再生など、いわゆるバイオ再生医療に応用できることを期待して始まった事業です。
まだまだ将来的な要素が多い分野でもあります。
今のところは、歯科医院では歯髄だけを取り出すのではなく、矯正治療で抜歯した歯や、親知らずなど、歯そのものを加工施設に送る必要があります。
ご参考まで。
画像1
日本歯科大学の歯髄細胞バンクの認定医です。
歯髄細胞バンクに、どのようなイメージをお持ちでしょうか。
歯髄細胞バンクは、歯の幹細胞が、骨髄の幹細胞と同等の多分化能があり、さらに骨髄幹細胞よりも増殖能が高いこと、また、神経細胞への分化が容易であることから、自分の細胞を使って神経性疾患の脊髄損傷や、神経損傷、脳出血や、脳梗塞の後遺症、もちろん歯髄の再生など、いわゆるバイオ再生医療に応用できることを期待して始まった事業です。
まだまだ将来的な要素が多い分野でもあります。
今のところは、歯科医院では歯髄だけを取り出すのではなく、矯正治療で抜歯した歯や、親知らずなど、歯そのものを加工施設に送る必要があります。
ご参考まで。
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回答3
ティースアート(中央区銀座)のDr.TSUBAKIです。
回答日時：2017-03-02 08:16:38
おまめ_さん、こんにちは。
つい先日、日本歯科大学で歯髄細胞バンクを設立された中原教授のご講演を聞いてきました。
内容は小林先生がご説明されている通りですが、歯そのものではなく、虫歯菌などに感染していなければ、歯髄のみを特殊なケースに取り出して送る方法も可能になるとのことでした。
ただこれは認定医の先生しかできませんので、お近くの認定歯科医を探してみてください。
つい先日、日本歯科大学で歯髄細胞バンクを設立された中原教授のご講演を聞いてきました。
内容は小林先生がご説明されている通りですが、歯そのものではなく、虫歯菌などに感染していなければ、歯髄のみを特殊なケースに取り出して送る方法も可能になるとのことでした。
ただこれは認定医の先生しかできませんので、お近くの認定歯科医を探してみてください。
回答4
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時：2017-03-02 10:36:11
こんにちは。
歯髄バンクは基本的に歯の歯髄を歯髄として利用するためのものではないです。
取り扱い歯科医院ですが、保存料もかなり高額ですから当医院では利用する人はいません。
おまめさんは何を期待されて歯髄バンク利用をお考えになっておられるのでしょう？
歯の神経を感染なく残せる状態なのであれば別の容器に移動させてわざわざ高額な保管料金をお支払いになられて残すよりも歯髄を温存してもらうように治療してもらうべきでしょう。
歯髄も本体（身体）の神経や血管リンパ管などと断裂させたら単なる細胞の塊です。役に立てるには再生療法という高額な自費治療時に培養して役立てるくらいのものになります。
それよりも今ある歯や神経をそのままの状態で綺麗に大切に機能させ続ける地道な健康維持のほうが最も重要なことで効率がよいということになるのですけどね。。。
歯髄バンクは基本的に歯の歯髄を歯髄として利用するためのものではないです。
取り扱い歯科医院ですが、保存料もかなり高額ですから当医院では利用する人はいません。
おまめさんは何を期待されて歯髄バンク利用をお考えになっておられるのでしょう？
歯の神経を感染なく残せる状態なのであれば別の容器に移動させてわざわざ高額な保管料金をお支払いになられて残すよりも歯髄を温存してもらうように治療してもらうべきでしょう。
歯髄も本体（身体）の神経や血管リンパ管などと断裂させたら単なる細胞の塊です。役に立てるには再生療法という高額な自費治療時に培養して役立てるくらいのものになります。
それよりも今ある歯や神経をそのままの状態で綺麗に大切に機能させ続ける地道な健康維持のほうが最も重要なことで効率がよいということになるのですけどね。。。
| タイトル | [写真あり] 歯髄バンクについて |
|---|---|
| 質問者 | おまめ_さん |
| 地域 | 非公開 |
| 年齢 | 17歳 |
| 性別 | 女性 |
| 職業 | 非公開 |
| カテゴリ |
専門的な質問その他 その他(その他) |
| 回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。
