[写真あり] 歯列全体を広げれば非抜歯で矯正可能なのか?
相談者:
てぃこさん (26歳:女性)
投稿日時:2017-03-05 14:28:14
回答1
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2017-03-05 15:55:06
こんにちは。
重度の叢生ケースで非抜歯での矯正治療をお考えという場合、骨と歯の関係が安定するように歯列の拡大とともに臼歯を後方へ移動するメカニクスを上手く組み込んでもらう必要があると思います。
そのためには親知らずを抜歯しておく必要があるでしょう。
側貌の改善がどの程度望めるのか?については外科を伴わないならば悪化しない程度ということになるのではないかと思います。
どのように治療を組み込んでいくかについては様々な方法で主治医の得意とする方法でということになるでしょう。
非抜歯で重度の叢生を改善する場合、成人後ですでに歯冠が長い場合はブラックトライアングルが生じて清掃性や審美性に問題を生じる場合もありますから、必要があればディスキングを併用して歯冠形態も修正しつつという方法もあるので、比較的非抜歯の適用範囲は広がってきているという印象があります。
同じようなケースの改善例を主治医に色々見せてもらっておくと治療時に安心できるのではないでしょうか?
重度の叢生ケースで非抜歯での矯正治療をお考えという場合、骨と歯の関係が安定するように歯列の拡大とともに臼歯を後方へ移動するメカニクスを上手く組み込んでもらう必要があると思います。
そのためには親知らずを抜歯しておく必要があるでしょう。
側貌の改善がどの程度望めるのか?については外科を伴わないならば悪化しない程度ということになるのではないかと思います。
どのように治療を組み込んでいくかについては様々な方法で主治医の得意とする方法でということになるでしょう。
非抜歯で重度の叢生を改善する場合、成人後ですでに歯冠が長い場合はブラックトライアングルが生じて清掃性や審美性に問題を生じる場合もありますから、必要があればディスキングを併用して歯冠形態も修正しつつという方法もあるので、比較的非抜歯の適用範囲は広がってきているという印象があります。
同じようなケースの改善例を主治医に色々見せてもらっておくと治療時に安心できるのではないでしょうか?
回答2
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2017-03-05 16:38:32
こんにちは。
矯正治療をするにあたって抜歯か非抜歯かという問題ですが長年矯正治療に携わっていて非抜歯が増えているように感じます。
おそらく非抜歯が患者さんの受けがいいため歯列をフレーアーアウトして無理やり並べているのが現状だと思います、そのため口元の突出した仕上がりになってトラブルも起きているようです。
所でてぃこさん場合ですが、そもそもコンケイプなのでこれを矯正治療で治すことはできないと思います、これを治そうとすれば外科矯正の併用が必要でしょう。
したがって歯列の状態から推測すると抜歯症例として治療計画をたてるのが合理的だと思います。
>下の歯列が内側に倒れていなかったら、下顎前突になっていたとのことです。
そもそも下顎前突気味なので、単に前歯の被蓋だけのことだと思います。
>上顎を前に出すようにしたいのですが、本当に非抜歯で治療が可能なのでしょうか?
上顎骨の前方移動をするには残念ながら年齢的には不可能です。
矯正治療をするにあたって抜歯か非抜歯かという問題ですが長年矯正治療に携わっていて非抜歯が増えているように感じます。
おそらく非抜歯が患者さんの受けがいいため歯列をフレーアーアウトして無理やり並べているのが現状だと思います、そのため口元の突出した仕上がりになってトラブルも起きているようです。
所でてぃこさん場合ですが、そもそもコンケイプなのでこれを矯正治療で治すことはできないと思います、これを治そうとすれば外科矯正の併用が必要でしょう。
したがって歯列の状態から推測すると抜歯症例として治療計画をたてるのが合理的だと思います。
>下の歯列が内側に倒れていなかったら、下顎前突になっていたとのことです。
そもそも下顎前突気味なので、単に前歯の被蓋だけのことだと思います。
>上顎を前に出すようにしたいのですが、本当に非抜歯で治療が可能なのでしょうか?
上顎骨の前方移動をするには残念ながら年齢的には不可能です。
タイトル | [写真あり] 歯列全体を広げれば非抜歯で矯正可能なのか? |
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質問者 | てぃこさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 26歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯列矯正の治療法 その他(写真あり) 下顎前突(受け口) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。