歯列矯正時に使用するミニインプラントが骨と癒着することはないのか?

相談者: 奈菜さん (25歳:女性)
投稿日時:2017-04-16 06:41:13
現在切端咬合による不正咬合のため矯正期間中です。

既に上下4本の親知らず抜歯を終え、下顎を親知らず抜歯分のスペースを利用し奥に下げるため矯正用ミニインプラントを下顎5番・6番の間に左右一本ずつ頬側に埋入しています。


矯正終了の概ねの予定期間は2年となっていますが、この長期間の間にミニインプラント下顎骨と癒着することはないのでしょうか?

通常の人工歯根のインプラントとは違い矯正終了後撤去するのが前提なので、全く癒着することなく、例えるなら耳の軟骨ピアスを全く外すことなく長期間付けっぱなしにしている感覚でしょうか?
(骨を通しているピアスは癒着しないので)
それとも多少なりとも癒着するものなのでしょうか?


チタンは生体親和性が高いと知りましたが、骨と癒着しないままで埋入していると異物を排除しようと生体反応などが出て体の不調を訴えることなど大丈夫でしょうか?

宜しくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2017-04-16 08:37:38
おはようございまず。

>この長期間の間にミニインプラント下顎骨と癒着することはないのでしょうか?

長年使っていますが心配はありません、麻酔をせずに抜くことができます。

インプラント矯正 
http://yamadashika.jugem.jp/?cid=134
http://yamadashika.jugem.jp/?eid=1458
         

>骨と癒着しないままで埋入していると異物を排除しようと生体反応などが出て体の不調を訴えることなど大丈夫でしょうか?

個人的には経験ありません。

回答 回答2
  • 回答者
伊藤矯正歯科クリニック(名古屋市中区)の伊藤です。



※2013年9月14日までは伊藤和明先生、それ以降は伊藤雅大先生がご回答されています。
回答日時:2017-04-17 09:00:45
矯正で使用するインプラント(正式呼称:矯正用アンカースクリュー)と欠損歯を補うインプラントは、まったくの別物です。
形態だけでなく、表面性状なども異なります。

インプラントは、長期に使用するため、骨とくっつきやすいように表面処理や形状が工夫されています。

一報、アンカースクリューは、矯正治療中の期間限定で使用するもので、矯正治療後には外します。
そのため、骨とくっつきやすくするような処理はされていないはずです。


基本的には、気にしないで大丈夫な場合が多いと思います。
ただ、不安であれば、お掛りの矯正歯科医にお尋ねください。

2人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 奈菜さん
返信日時:2017-04-20 07:36:33
おはようございます。
山田先生、伊藤先生回答ありがとうございます。
お返事が遅れたことをお許し下さい。


回答して頂き、骨との癒着をしないことは分かりましたが、骨に異物を埋入していることによって不定愁訴をはじめ体調不良等を引き起こすことはないと考えて宜しいでしょうか?

これまで手術らしい手術をしたことなく、骨に植立し、それを少なくとも2年間そのままにして生活をしていくことに多少の不安を抱えていました。

すみません、宜しくお願い致します。
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2017-04-20 08:35:18
おはようございます。

>骨に異物を埋入していることによって不定愁訴をはじめ体調不良等を引き起こすことはないと考えて宜しいでしょうか?

個人的には経験ありませんし、そのような報告を目にしたことはありません、安心なさっていいように思います、もしそのようなことがあれば取り除けば済みます、麻酔もせず簡単に除去することが可能です。


>それを少なくとも2年間そのままにして生活をしていくことに多少の不安を抱えていました。

もっともですね、主治医に不安な気持ちを聴いてもらうだけで心は落ち着くと思います、今のお気持ちを話してみてください。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 奈菜さん
返信日時:2017-04-21 17:34:48
山田先生、再度回答して頂きありがとうございます。

先生の仰る通り、現段階で何らかの症状が出ていない以上、気にすることなく矯正生活を過ごして行こうと思います。

ありがとうございました。



タイトル 歯列矯正時に使用するミニインプラントが骨と癒着することはないのか?
質問者 奈菜さん
地域 東京23区
年齢 25歳
性別 女性
職業 会社員(事務系)
カテゴリ インプラント矯正
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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