噛み合わせのための治療・矯正の必要性
相談者:
ぶいぶいきんさん (21歳:女性)
投稿日時:2017-04-22 21:21:55
はじめまして。
私はぱっと見の歯並びは良く、1度も歯科矯正をしたことがありません。
しかし就寝時の食いしばりがひどくなり、目が覚めると歯が痛い状態が続いたため歯医者に行きました。
上下の前歯の間に隙間があったり、顎が少し斜めに傾いていたり噛み締めた時に上下前歯の位置がずれていたり、舌が上顎にくっついていなかったりなど、全体的に噛み合わせが悪いということがわかりました。
また、小学生の頃から凝っていて張っている肩や身体の重心が偏っていることなども噛み合わせが大きく関係していると言われました。
矯正すれば若干小顔になる可能性もあるかもしれないし、肩凝りや食いしばり、おにぎりを食べた時海苔だけ出てくる現象も
治るなら早いうちにやろうと思いました。
埋まっている親知らずも全て抜き、矯正に必要な検査(顎の検査など)も行い、特に異常もなく型取りをする準備ができる段階まできました。
しかし、戻る可能性があり1度で治るわけではないこと、また多額な費用も必要になることもあり、今まで耐えられない程の苦痛などはなく見た目にもあまりわからないので、やっぱり噛み合わせだけのために矯正はしなくていいかなと思いました。
また昔から前歯の形が丸いことが嫌なので現在はラミネートベニアに興味があり、矯正よりラミネートベニアにお金を使いたいです。
噛み合わせ治療、矯正の必要性はどのようなものなのかお聞きしたく、投稿させていただきました。
読みづらかったら申し訳ありません。
ご回答、よろしくお願い致します。
私はぱっと見の歯並びは良く、1度も歯科矯正をしたことがありません。
しかし就寝時の食いしばりがひどくなり、目が覚めると歯が痛い状態が続いたため歯医者に行きました。
上下の前歯の間に隙間があったり、顎が少し斜めに傾いていたり噛み締めた時に上下前歯の位置がずれていたり、舌が上顎にくっついていなかったりなど、全体的に噛み合わせが悪いということがわかりました。
また、小学生の頃から凝っていて張っている肩や身体の重心が偏っていることなども噛み合わせが大きく関係していると言われました。
矯正すれば若干小顔になる可能性もあるかもしれないし、肩凝りや食いしばり、おにぎりを食べた時海苔だけ出てくる現象も
治るなら早いうちにやろうと思いました。
埋まっている親知らずも全て抜き、矯正に必要な検査(顎の検査など)も行い、特に異常もなく型取りをする準備ができる段階まできました。
しかし、戻る可能性があり1度で治るわけではないこと、また多額な費用も必要になることもあり、今まで耐えられない程の苦痛などはなく見た目にもあまりわからないので、やっぱり噛み合わせだけのために矯正はしなくていいかなと思いました。
また昔から前歯の形が丸いことが嫌なので現在はラミネートベニアに興味があり、矯正よりラミネートベニアにお金を使いたいです。
噛み合わせ治療、矯正の必要性はどのようなものなのかお聞きしたく、投稿させていただきました。
読みづらかったら申し訳ありません。
ご回答、よろしくお願い致します。
回答1
歯科医師の松山です。
回答日時:2017-04-22 22:11:27
全体のかみ合わせに問題があり、下顎の位置がズレている時には、希望であれば矯正治療は私的には行っています。
しかしながら、下顎のズレは3次元的にどのようにずれているか
などということは、術前にはっきりと把握出来るものでは、ありません。
よく例えて言うことなのですが、設計図がないのだから、修理はむずかしいですということです。
歯並びだけを見ても、顎の位置がずれていれば意味がないですし、おおもとの顎態はどのようになっているか、その結果としての、下顎の望ましい位置はどこになるのかは、現在の咬合学、矯正学では把握できないことと、思っています。
ですからそのような見地から、探るように下顎の位置を求めながら、歯列の適合(これが矯正といえるでしょうか)を図ることは、至難の業です。
したがって歯科医の造詣の深さと、患者さんがある程度の理解を
持って希望されるというマッチングあれば、そのような治療は
行ってみる価値はありそうです。
セカンドオピニオンを得るのが良いかもしれません。
学際的な歯科医であれば、当然のことながら、資料などを貸し出してくれる対応をしてもらえるはずです。
しかしながら、下顎のズレは3次元的にどのようにずれているか
などということは、術前にはっきりと把握出来るものでは、ありません。
よく例えて言うことなのですが、設計図がないのだから、修理はむずかしいですということです。
歯並びだけを見ても、顎の位置がずれていれば意味がないですし、おおもとの顎態はどのようになっているか、その結果としての、下顎の望ましい位置はどこになるのかは、現在の咬合学、矯正学では把握できないことと、思っています。
ですからそのような見地から、探るように下顎の位置を求めながら、歯列の適合(これが矯正といえるでしょうか)を図ることは、至難の業です。
したがって歯科医の造詣の深さと、患者さんがある程度の理解を
持って希望されるというマッチングあれば、そのような治療は
行ってみる価値はありそうです。
セカンドオピニオンを得るのが良いかもしれません。
学際的な歯科医であれば、当然のことながら、資料などを貸し出してくれる対応をしてもらえるはずです。
回答2
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2017-04-22 23:12:14
こんばんは。
矯正治療を始めるところまで来て迷っているようですね、個人的には矯正治療もラミネートベニア思いとどまったほうがいいと思います。
矯正治療なら始めて1年もすれば後悔すると思います。
ラミネートベニアなら10年もすれば何らかのトラブルを抱え込むでしょう、健全な歯を削ってまでする治療だとは到底思えません。
>しかし就寝時の食いしばりがひどくなり、
本当に就寝中食いしばりの程度を調べたのでしょうか、単なる推測なのでしょうか。
>目が覚めると歯が痛い状態が続いたため歯医者に行くと
どのような痛みでいつからなのか、どの程度でどのくらい続いているのか、などなど詳しく調べてからどのような方法が妥当なのか、どうすれば改善が見込めるのか、調べたり検討すべき項目はたくさんあります、推測で始めるべきで治療ではありません。
>上下の前歯の間に隙間があったり、顎が少し斜めに傾いていたり噛み締めた時に上下前歯の位置がずれていたり、舌が上顎にくっついていなかったりなど、全体的に噛み合わせが悪いということがわかりました。
本当ですか????
>また、小学生の頃から凝っていて張っている肩や身体の重心が偏っていることなども噛み合わせが大きく関係していると言われました。
へ〜。
>矯正すれば若干小顔になる可能性もあるかもしれないし、
小顔は魅力でしょうがあり得ません、少なくとも私は耳にしたことがありません。
>肩凝りや食いしばり、おにぎりを食べた時海苔だけ出てくる現象も治るなら早いうちにやろうと
そのようなことを目的とした矯正などありえないでしょう、そもそも矯正治療は形態を正常に近づけることを目的にしています。
他のことはセールストークだと考えたほうが無難だと思います。
参考
矯正治療のゴール http://www.yogosawa.org/pat_goal.html
>戻る可能性があり1度で治るわけではないこと
後戻りは必ず起こります、それをどれくらい防げるかです。
これとて最終的には経過観察するしかないと思いますよ。
>やっぱり噛み合わせだけのために矯正はしなくていいかなと思いました。
矯正治療で咬みあわせが治るとは考えにくいと思います。
むしろ悪くなる可能性の方が高いのではないでしょうか。
例えばブラケットの位置が少しでもずれたらそれだけでも咬みあわせが変わってしまいます、そもそもブラケットはフリーハンドで接着するので大なり小なり必ずずれます。
>前歯の形が丸いことが嫌なので現在はラミネートベニアに興味があり、矯正よりラミネートベニアにお金を使いたいです。
健全な歯なら削るのは思いとどまるべきでしょう。
>噛み合わせ治療、矯正の必要性はどのようなものなのかお聞きしたく、
仰るような事なら個人的にはやめておかれた方がいいと思います。
矯正治療を始めるところまで来て迷っているようですね、個人的には矯正治療もラミネートベニア思いとどまったほうがいいと思います。
矯正治療なら始めて1年もすれば後悔すると思います。
ラミネートベニアなら10年もすれば何らかのトラブルを抱え込むでしょう、健全な歯を削ってまでする治療だとは到底思えません。
>しかし就寝時の食いしばりがひどくなり、
本当に就寝中食いしばりの程度を調べたのでしょうか、単なる推測なのでしょうか。
>目が覚めると歯が痛い状態が続いたため歯医者に行くと
どのような痛みでいつからなのか、どの程度でどのくらい続いているのか、などなど詳しく調べてからどのような方法が妥当なのか、どうすれば改善が見込めるのか、調べたり検討すべき項目はたくさんあります、推測で始めるべきで治療ではありません。
>上下の前歯の間に隙間があったり、顎が少し斜めに傾いていたり噛み締めた時に上下前歯の位置がずれていたり、舌が上顎にくっついていなかったりなど、全体的に噛み合わせが悪いということがわかりました。
本当ですか????
>また、小学生の頃から凝っていて張っている肩や身体の重心が偏っていることなども噛み合わせが大きく関係していると言われました。
へ〜。
>矯正すれば若干小顔になる可能性もあるかもしれないし、
小顔は魅力でしょうがあり得ません、少なくとも私は耳にしたことがありません。
>肩凝りや食いしばり、おにぎりを食べた時海苔だけ出てくる現象も治るなら早いうちにやろうと
そのようなことを目的とした矯正などありえないでしょう、そもそも矯正治療は形態を正常に近づけることを目的にしています。
他のことはセールストークだと考えたほうが無難だと思います。
参考
矯正治療のゴール http://www.yogosawa.org/pat_goal.html
>戻る可能性があり1度で治るわけではないこと
後戻りは必ず起こります、それをどれくらい防げるかです。
これとて最終的には経過観察するしかないと思いますよ。
>やっぱり噛み合わせだけのために矯正はしなくていいかなと思いました。
矯正治療で咬みあわせが治るとは考えにくいと思います。
むしろ悪くなる可能性の方が高いのではないでしょうか。
例えばブラケットの位置が少しでもずれたらそれだけでも咬みあわせが変わってしまいます、そもそもブラケットはフリーハンドで接着するので大なり小なり必ずずれます。
>前歯の形が丸いことが嫌なので現在はラミネートベニアに興味があり、矯正よりラミネートベニアにお金を使いたいです。
健全な歯なら削るのは思いとどまるべきでしょう。
>噛み合わせ治療、矯正の必要性はどのようなものなのかお聞きしたく、
仰るような事なら個人的にはやめておかれた方がいいと思います。
回答3
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2017-04-24 10:31:13
こんにちは。
この場合、何をどうしたいのか?の選択順位をご自身が明確にされる必要があると思います。
すべてを理想的にしたい場合は一からやり直しする必要がある(全顎矯正)し、よい状態を獲得したならばそれを維持するための永続した努力が必要になるので、今までどおり好きなように生きたいとお考えでしたら何もしないで症状を一時的に緩和するものを上手く利用する程度の治療でよいということになるでしょう。
元々の受診動機が就寝時の食いしばりが酷く目覚めたら歯が痛いという症状の緩和を望まれてという場合、睡眠障害への対処はスリープスプリントや枕を変えるなどで行い歯が痛くなるのは緩圧装置(スプリントなど)の夜間使用でしのぐということになるでしょう。
また日中、軽いストレッチをされ筋肉をリラックスさせておくというのも効果があるでしょうし理学療法を併用したり投薬法や食事療法、TCHを知っておくというのが役に立つ可能性があると思います。
成長期に育成矯正を行っていない方の場合、大多数で歯科的に咬合に問題があると判断できる噛み合わせで成長が終わっている場合が多いですが、その悪いところを発見してもらったからといって成人矯正治療をしなければいけないというようなものではありません。
矯正治療により得られると考えられるメリットの説明がデメリットの説明やご自身が調べられた中で矯正治療を希望するという結果が導き出せた場合のみ矯正治療を行ってもらうとよいでしょう。
歯の形態を変える場合は数本だけ変えて綺麗なバランスの見た目になれるタイプの方とそうでない方に分かれますので審美治療を希望されるならば審美治療が得意な歯科医院にご相談されるのがよいということになります。
最近はセラミックの強度の向上により歯をほとんど削らないタイプのベニアというものがだんだん日本でも行われるようになってきています。
歯茎のラインがスマイルと合致しているのか?などの審美的要因は多々ありますから審美治療を行うのが得意な先生にみてもらい治療計画をきくことは可能だと思います。
あれもこれもを一度にかなえようとすればかなりの時間と費用が必要になる場合が多々あります。
とりあえず何を改善したいのか?ご自身の優先順位を考えられた上で歯科医ともう一度ご相談されるのがよいように思います。
この場合、何をどうしたいのか?の選択順位をご自身が明確にされる必要があると思います。
すべてを理想的にしたい場合は一からやり直しする必要がある(全顎矯正)し、よい状態を獲得したならばそれを維持するための永続した努力が必要になるので、今までどおり好きなように生きたいとお考えでしたら何もしないで症状を一時的に緩和するものを上手く利用する程度の治療でよいということになるでしょう。
元々の受診動機が就寝時の食いしばりが酷く目覚めたら歯が痛いという症状の緩和を望まれてという場合、睡眠障害への対処はスリープスプリントや枕を変えるなどで行い歯が痛くなるのは緩圧装置(スプリントなど)の夜間使用でしのぐということになるでしょう。
また日中、軽いストレッチをされ筋肉をリラックスさせておくというのも効果があるでしょうし理学療法を併用したり投薬法や食事療法、TCHを知っておくというのが役に立つ可能性があると思います。
成長期に育成矯正を行っていない方の場合、大多数で歯科的に咬合に問題があると判断できる噛み合わせで成長が終わっている場合が多いですが、その悪いところを発見してもらったからといって成人矯正治療をしなければいけないというようなものではありません。
矯正治療により得られると考えられるメリットの説明がデメリットの説明やご自身が調べられた中で矯正治療を希望するという結果が導き出せた場合のみ矯正治療を行ってもらうとよいでしょう。
歯の形態を変える場合は数本だけ変えて綺麗なバランスの見た目になれるタイプの方とそうでない方に分かれますので審美治療を希望されるならば審美治療が得意な歯科医院にご相談されるのがよいということになります。
最近はセラミックの強度の向上により歯をほとんど削らないタイプのベニアというものがだんだん日本でも行われるようになってきています。
歯茎のラインがスマイルと合致しているのか?などの審美的要因は多々ありますから審美治療を行うのが得意な先生にみてもらい治療計画をきくことは可能だと思います。
あれもこれもを一度にかなえようとすればかなりの時間と費用が必要になる場合が多々あります。
とりあえず何を改善したいのか?ご自身の優先順位を考えられた上で歯科医ともう一度ご相談されるのがよいように思います。
タイトル | 噛み合わせのための治療・矯正の必要性 |
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質問者 | ぶいぶいきんさん |
地域 | 東京23区 |
年齢 | 21歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 大学生・短大生・専門学生 |
カテゴリ |
歯列矯正(矯正歯科)その他 噛み合わせ(咬合)治療 矯正関連 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。