下顎骨骨髄炎の手術について

相談者: moon.rnezaさん (48歳:女性)
投稿日時:2017-04-22 11:36:41
総合病院にある口腔外科で手術をすると言われました。

全身麻酔で右下7番目の第二大臼歯抜歯歯肉を切開して骨を掃除して、第二大臼歯から下の付け根辺りにかけて骨の隆起がありそれを削ると説明されています。


歯肉の切開の範囲なのですがこれはまだはっきりとどのくらいの範囲でメスを入れる予定なのか確認していません。

次回の診察の際に確認しようとは思っています。


ただ手術の説明の際に痛みやしびれを感じている右の顎から右下1番の中切歯にかけて指でなぞりながら骨の状態をチェックすると言われました。

タイトルで下顎骨骨髄炎と書いていますが、これははっきりと言われたわけではありません。

医師が電子カルテに入力しているのを見て私の方から医師に下顎骨骨髄炎ですかと聞いて、うなずかれていたのでそうなのかと思っているという状態です。


手術でしびれなどが出るかこちらから尋ねた所、下顎の大きな神経を切らないといけないから右の下唇にしびれが残ると言われました。

下歯槽神経を切ると言うことなのかと思います。


先月の3月31日に受診してレントゲン撮影後セフゾン5日分の処方。
今月5日にCT検査をしてセフゾンを追加で5日分と抗生剤の点滴を5日と6日の2回入れてもらいました。

4月10日に診察でその際切るからと言われて6月1日か6月22日が開いているから職場と休みの相談をするよう言われ、一応仮予約で6月1日にしようと言う事になっています。


あまり説明が少なくこのまま手術していいのか悩んでいるところです。

痛みは我慢できないほどではありません。

ただ強弱があって最初に受診した際には右耳の奥や右側のあご辺りなどに痛みが強くでていました。


自分でネット検索をして担当医の言葉や薬の処方自信の体調や痛みなどから慢性の硬化性顎骨骨髄炎なのかなと推察してますが、これも素人の勝手な憶測でしかないです。

この総合病院の口腔外科で手術をされているお医者様はお一人だけです。

外科的治療を得意とされているため毎週手術をされています。


私の状態でこの手術が本当に必要な事なのかという疑問があるので
もっと詳しく聞きたいと思っているのですが、ただ何をどう聞けばいいのかよくわかりません。

出来れば神経を切ってしびれが残るような手術を今の状態で受けたくはありません。


最終的にどうするか決定するのは自分だけだとわかっているのですが、専門的な知識がない状態なのでお医者様から手術をすると言われてしまうと納得できていないけれどそうするしかないのかなと思ってしまいます。

他に治療する方法がないか担当医には次回診察で聞いてみますが出来れば一般的にどういう治療が考えられるのかご助言いただけたらとこちらで相談させていただきました。

よろしくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
歯科医師の松山です。
回答日時:2017-04-22 17:22:31
セカンドオピニオンを受けたらいかがですか。
お住いの地区にはそれなりの大きな病院があるはずですから、相当の収穫があるかもしれませんよ。

セカンドオピニオンについて

http://www.2og.jp/kiso.html
https://www.toranomon.gr.jp/visit/2nd_opinion



回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2017-04-23 00:27:35
こんにちは。

神経を切断して麻痺が生じることになる手術が予定されているということですが、麻痺が出れば不自由で不快な状態が永続します。
それでもあえて手術をするということなので、麻痺が出る以上に現在の状態を改善できるメリットが手術にあると予想されて、手術が決定されたのだと思います。

現在の状態がとても深刻で、麻痺が出てもよいから何としても改善したい状態なのでしょうか。
ご質問の文面からはそのような状況だとはうかがえないようです。

手術を受けることを決断する前提として、手術により得られるメリットと、手術により生じる麻痺などのデメリットを天秤にかける必要があります。
メリットが大きいと納得されれば、手術を受けられればよいと思います。

次回の診察時に尋ねるべきことはこの点だと思います。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: moon.rnezaさん
返信日時:2017-04-23 21:45:00
松山先生、返信ありがとうございます。
やはりセカンドオピニオンが必要かなと思っています。

私自身がこの手術に対してあまりにも疑問を持っているので家族ともやはりセカンドオピニオンを受けるべきなのではと話し合っていました。

セカンドオピニオンについてのサイトは大変参考になりました。
回答 回答3
  • 回答者
歯科医師の松山です。
回答日時:2017-04-23 21:52:19
樋口先生がかかれているように、下歯槽神経の切断は時により面倒な症状がでますから、くれぐれも気を付けるようにしてください。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: moon.rnezaさん
返信日時:2017-04-23 23:08:59
樋口先生、返信ありがとうございます。

メリットとデメリットに関してなのですが私の疑問もそこにあります。
確かに痛みはあるのですが神経を切断して生じる不快感は経験済みなので、今の状態と天秤にかけると私としては神経を切断したり大きくメスを入れるような事はしたくないというのが希望としてあります。

現在の主治医には10年前に歯性上顎洞炎根治術で今回と同じ右側の上顎洞の手術を受けました。
歯肉を切開して骨を削って上顎洞内の膿を出し鼻腔内に膿が溜まりにくくするためバイパスを通す手術です。

この際にやはり右側上の1番から7番の歯に掛けてその下の歯茎
切開しているのですが未だにその部分にしびれが強くあります。

また手術後も顔の痛みがかなり酷く出る事があり腫れていることもあります。
手術後の何度かの検診の時に痛みがあることは言ったのですが、まあしばらくは痛みがあるだろうと言う事で痛み止めを出すから様子見という対応でした。

しびれが出る事は手術で入院し術前に同意書を書くときに書面にありましたが、永続的にこれほどのものだと私は理解できていませんでした。


また私が無知だったために質問する事もセカンドオピニオンを求める事もしなかったのが悪いとは思うのですが当時同じ市内にある国立医療センターの耳鼻咽喉科では内視鏡下での上顎洞の手術が主流となっていました。
後で知った事だったのですがもし内視鏡下での手術なら現在の顔の鼻腔から眼下に掛けての痛みも今ほどではなかったのかもと後悔が残ってしまいます。

右上顎から眼下に掛けてのしびれや痛みに加えて永続的に下顎にもしびれや痛みが出るのを考えると出来るだけメスを入れる範囲を少なくしてほしいし神経を切断したくはないと思ってしまいます。


前回の時のように主治医に言われるままに手術をしてしまう事は後悔が残ってしまうので納得して治療していきたいと考えています。

顎骨骨髄炎が診断も難しい病気だという事はネットで調べていて知りました。
今の主治医がたくさんの症例を診断してこられてとても経験豊富で手術の技術も高いというのはよくわかります。

ただインフォームドコンセントに関してなのですが聞けば答えてはくれるのですが治療に関しての選択肢をあまり提示されないのでこちらがある程度聞くだけの知識を持っている必要性を感じています。

次回診察のときにこちらの希望を伝えて他の方法がとれないか聞いてみます。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: moon.rnezaさん
返信日時:2017-04-23 23:13:13
松山先生、ありがとうございます。

納得できないまま手術をしないようにしたいと思っています。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: moon.rnezaさん
返信日時:2017-04-24 21:55:10
本日診察があったので診察に主人も同行してもらい二人で話を聞いてきました。
結果手術は当分しなくてもよくなりました。

診察して私の痛みの程度をみながら最初の時程強くないから様子をみようかと言う事になりました。


手術になる場合どのくらいの範囲で切開するのか尋ねたのですが痛みがある範囲は全部という回答でした。
上顎にも痛みがあるのでそこも治療するという事でした。
上顎と下顎のそれぞれの歯肉を別々に開けるのでデメリットはかなり大きいと思います。

それから今回の病名は骨髄炎疑いの周囲炎と三叉神経痛と言う事らしく、骨髄炎の確定診断は実際切開しないとわからないと言われました。

そういうものなのでしょうか?


確かに先生が骨髄炎だと思う理由は私の症状の中にはたくさんあります。

もう一カ所左上の7番の第2大臼歯虫歯の治療をいくらしても痛いと言ったらじゃあそこも手術の時に一緒にしようかと言われました。

切る選択肢以外はないようです。


三叉神経痛がひどいと言ったところ試しにという事でテグレトールを処方されました。

最初の1錠を飲んで1時間程で何カ所か痛みが消えたり弱くなりました。

2錠めを飲んだらさすがに眠気がきてます。
これはちょっと仕事のときには使えない薬ですね。


やはり他の先生にも治療方法や手術方法を聞いてみたいと思うので
セカンドオピニオンしようと思います。
回答 回答4
  • 回答者
歯科医師の松山です。
回答日時:2017-04-26 10:13:36
治療方法・手術方法 が気ががかりなのは当然なのですが、それ以前の確たる診断(予想診断も含めて)があっての治療計画になります。

治療法も診断の範疇とするようですが、原点に戻る必要がありそうな気がします。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: moon.rnezaさん
返信日時:2017-04-26 18:03:37
松山先生、回答ありがとうございます。

診察当初は主治医もすぐに手術をしたいという様子で手術日を決められていたのですが現在は様子を見ようかという対応になっています。

テグレトールを4日ほど夜だけ飲んで痛みが治まるようならそのままGW開けにまた診察に来てと言われました。


経過を観察していきたいということなのですがこのまま今の主治医の元で治療を続けるべきか悩んでいます。

これ以上こちらで相談を続けると主治医に対しての不満を述べることになり掲示板の趣旨に反すると思うので相談は一度終了させていただこうと思います。

松山先生、樋口先生ありがとうございました。



タイトル 下顎骨骨髄炎の手術について
質問者 moon.rnezaさん
地域 非公開
年齢 48歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 口腔外科関連
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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