顎関節症の治療を続けても痛みが改善しない (アメリカ)
相談者:
りんなんさん (29歳:女性)
投稿日時:2017-05-01 11:59:39
回答1
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2017-05-01 13:29:01
相談者からの返信
回答2
回答3
東京医科歯科大学顎関節治療部(文京区湯島)の西山です。
回答日時:2017-05-03 11:09:49
西山です
>全く痛みのない日もあれば、夕方から顎が痛い、頬、首が凝る、こめかみの痛みがあります。
痛みの改善が主目的ということでしょうか.
このように症状に波があるのであれば,症状が強いときの行動などをチェックしておくことも原因を探るうえで大切になります.
顎関節症に影響を与える要因(寄与因子といいます)として,「力」の影響は大きいと考えられます.
「力」を生み出す行動としては睡眠中の歯ぎしりやくいしばりが注目されやすいですが(リテーナーもこれを考慮したものでしょう),起きている間(覚醒時)の行動も重要になってきます.
TCHに限らず,覚醒中のくいしばりや長時間の歯の接触については世界的にはコントロールすることが重要であるという考えで,セルフマネージメントとしてその指導することが多くなっています(効率よく行えているかは微妙ですが)
また,運動療法も痛みの感受性を低める効果があると考えられています.
ただ,これについては実際に診ている担当医に適切な内容を指導してもらってから行う必要があります.
>全く痛みのない日もあれば、夕方から顎が痛い、頬、首が凝る、こめかみの痛みがあります。
痛みの改善が主目的ということでしょうか.
このように症状に波があるのであれば,症状が強いときの行動などをチェックしておくことも原因を探るうえで大切になります.
顎関節症に影響を与える要因(寄与因子といいます)として,「力」の影響は大きいと考えられます.
「力」を生み出す行動としては睡眠中の歯ぎしりやくいしばりが注目されやすいですが(リテーナーもこれを考慮したものでしょう),起きている間(覚醒時)の行動も重要になってきます.
TCHに限らず,覚醒中のくいしばりや長時間の歯の接触については世界的にはコントロールすることが重要であるという考えで,セルフマネージメントとしてその指導することが多くなっています(効率よく行えているかは微妙ですが)
また,運動療法も痛みの感受性を低める効果があると考えられています.
ただ,これについては実際に診ている担当医に適切な内容を指導してもらってから行う必要があります.
回答4
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2017-05-03 14:05:53
TCH改善法以前にはTMD呪文として、『Lip together(唇を閉じて), teeth apart(上下の歯を離して), face rerax(顔の筋肉の力を抜く)』とかもありました。
これなども、大切なメッセージが含まれているような気がします。
これなども、大切なメッセージが含まれているような気がします。
回答5
ポプラ小児歯科医院(千葉県茂原市)の森川です。
回答日時:2017-05-04 08:46:33
確かに”くいしばり”に関しては従来より重要性が指摘されているのは確かかと思います。
ただ、このサイトでは「TCHとくいしばりは全く別物」という発言が何度となく繰り返されています。
まったく別ならまったく別の根拠が必要なのは当然であって、つごうのよいときだけTCHとくいしばりを混同するのはいかがなものかと思います。
TCHに関しては、論文がごく一部のある特定の大学からしかほとんど出されていないようですし、大学病院等に在籍する顎関節症の専門家ではなくて、専門知識の乏しい一般開業医の間で誤解されたまま広まっているような気がしてなりません。
ただ、このサイトでは「TCHとくいしばりは全く別物」という発言が何度となく繰り返されています。
まったく別ならまったく別の根拠が必要なのは当然であって、つごうのよいときだけTCHとくいしばりを混同するのはいかがなものかと思います。
TCHに関しては、論文がごく一部のある特定の大学からしかほとんど出されていないようですし、大学病院等に在籍する顎関節症の専門家ではなくて、専門知識の乏しい一般開業医の間で誤解されたまま広まっているような気がしてなりません。
相談者からの返信
相談者:
りんなんさん
返信日時:2017-05-04 22:41:42
森川先生 西山先生 藤森先生
お礼が遅くなり、申し訳ありません。
貴重なご回答、ありがとうございました。
アメリカ在住という事もあり、現地のお医者様への敷居が大変高く、こちらの掲示板の先生方のご意見が精神的にも救いになりました。
お礼が遅くなり、申し訳ありません。
貴重なご回答、ありがとうございました。
アメリカ在住という事もあり、現地のお医者様への敷居が大変高く、こちらの掲示板の先生方のご意見が精神的にも救いになりました。
タイトル | 顎関節症の治療を続けても痛みが改善しない (アメリカ) |
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質問者 | りんなんさん |
地域 | 海外 |
年齢 | 29歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 主婦 |
カテゴリ |
顎関節症 アメリカ(米国) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。