ハイブリッドセラミック冠の保険適用病院がなかなか見つからない

相談者: ポイさん (35歳:男性)
投稿日時:2017-04-26 11:10:27
石川県ハイブリッドセラミッククラウン保険適用病院を探していますが、なかなか見つからない。
やっとウェブで「(当院)小臼歯(4、5番)のみCAD/CAM冠保険適用しております。」って書いてある歯科を見つけて、電話したら

「CAD/CAM冠はハイブリッドセラミッククラウンではなく、強化プラスチッククラウンを使っています」

と言われた。
なるほど、CAD/CAM冠といったら強化プラスチッククラウンもあるんだ、しかしだまされた気分。。
500万円もするCAD/CAMを買ったのに、あえてハイブリッドセラミック材料を使わないってありますか?

歯医者さんの立場から見たら、ハイブリッドセラミッククラウンをやればやるほど、赤字が出るとのことでしょうか?

例えば、となりの歯科クリニックは今までハイブリッドセラミッククラウン1個6万円(保険外)でやっています。
CAD/CAMを導入しました。
そうしたら保険適用で患者さんが3割負担の1万円、国が7割負担2万円+、合わせて3万円になった。
今まで6万の収入があったのに、CAD/CAMを導入することで、3万円まで減ってしまった。
という理解で大体あっていますか?
医者さんにとって、かなり厳しい政策ですね。

自分の歯が悪くて、小臼歯3つくらいクラウンにする必要があり、ファイバーコアとハイブリッドセラミッククラウンを考えています。
保険適用しないとかなり高額になりますが、やっはり全国範囲からみても、やっているところはほぼないでしょうか?
探すのをやめた方が良いですか?

日本語は小学生レベルでごめんなさい。


回答 回答1
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2017-04-26 11:31:51
こんにちは。

ハイブリッドクラウンと強化プラスチッククラウンの違いについて説明がありましたか?

保険適用可能なCAD/CAM材料のセラミック粒子の含有量については規定があったはずです。
保険適用のものは色々頼りない内容(仮歯に使用する樹脂材料の工業規格製品程度)なので自費素材のCAD/CAM冠以外はしたくないというのが一般的な歯科医の思いではないかと思います。
そうでなければ自費で保険外のよりよい高い素材のものを利用する歯科医院は少ないでしょう。


トラブルの1例として、外れやすかったり割れやすいなどが多発したとの評価がありましたので導入を見合わせている歯科医院が多い状況だと思います。
また素材特性や加工特性として厚みが必要ですので健康な歯質を含めて歯を不用に大きく削らなければトラブルにつながりやすいという問題もあります。

最近は保険適用素材の代名詞ともいえる金銀パラジウム合金が高騰していますから出来るだけ金属は使用したくないというのが歯科医側の本音です(材料費は高騰している割に保険点数が低いので)が、CAD/CAMものにはまだまだ問題が多いので長期予後症例が多数ある信頼性の高い金パラを使用しておきたいと考えている歯科医が多いのかもしれません。

保険治療でお考えの場合、慣れない素材を上手く扱うのは医院にとって負担感が強いと思いますので、多数行っている実績のある歯科医院を探されるのがよいかもしれませんね。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2017-04-26 13:39:49
例えば東海北陸地方厚生局のHPです。

http://kouseikyoku.mhlw.go.jp/tokaihokuriku/

この中のどこかに保険CAD/CAM冠ができますという届け出の一覧表があります。
見つけられなければ厚生局に聞いてください。

その後届け出のある歯科医院に電話で実施しているかどうかを聞いてから来院すれば確実だと思います。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2017-04-26 15:18:31
ポイさん、こんにちは

用語がわかりにくくて混乱があるようです。

ハイブリットセラミックという材料は、セラミックの粒子をレジンで固めたものです。
聞こえがいいように”セラミック”となっていますが、基本的にはレジン材料です。

CAD/CAM冠が保険適用になったことで、ハイブリットセラミックで、保険適用になったものを区別する意味で、ハイブリットレジン、あるいは、強化プラスチックという呼び名で、イメージを一段落しているのではないでしょうか。

保険適用では、材料の適用の認可が必要になりますので、認可のおりていない自費用のハイブリットセラミックを使うことはできません。

保険での治療をご希望なら、保険で認められたハイブリットセラミック、すなわち、ハイブリットレジン、あるいは、強化プラスチックと呼ばれるものを使用することになります。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ポイさん
返信日時:2017-05-01 09:53:22
先生の皆様、いろいろ教えて頂いてありがとうございました。
返事が遅くになりまして、申し訳ございませんでした。


船橋歯科医院岡山市北区) 船橋 先生
ハイブリッドクラウンと強化プラスチッククラウンの違いについて説明がありませんでした。
お電話で聞いたため、電話を出た方が多分先生に聞きながら教えてくれました:前者はセラミックとプラスチックが混ぜたやつ、後者は強化されたプラスチックのような説明でした。
やはり小牧先生の言ったように、同じものですか?
なるほど、CAD/CAMものまだ問題が多いから、やっていないかもしれないですね。ありがとうございました。


美江寺歯科医院(岐阜県瑞穂市) 小牧 先生
なるほど、ハイブリットセラミックも強化プラスチッククラウンも同じものですね。
ありがとうございました。
保険適用強化プラスチックと保険外ハイブリットセラミックどちらもやる病院ってありますか?


シバタ歯科名古屋市守山区大森) 柴田 先生
以前柴田様が書いた内容を拝見して探しました。
しかし石川県届け出した歯科は290個があって、皆さんは登録しただけのようで、実際にいくつの電話したら、CAD/CAMをやっていないと言われやめました。
後で厚生局に聞いてみます。
情報ありがとうございました。
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2017-05-01 12:38:40
すいません
ポイ さんの質問事項がわからないのですが

疑問符がついている
>500万円もするCAD/CAMを買ったのに、あえてハイブリッドセラミック材料を使わないってありますか?



ハイブリッドセラミッククラウンをやればやるほど、赤字が出るとのことでしょうか?
>今まで6万の収入があったのに、CAD/CAMを導入することで、3万円まで減ってしまった。という理解で大体あっていますか?
>やっているところはほぼないでしょうか?探すのをやめた方が良いですか?

あたりでしょうか?

上から順に答えたいところですが まとめて答えますと
保険でCAD/CAM冠が使えるようになりました。
保険適用のCAD/CAm冠の材料も自費治療で用いるハイブリッドもどちらも強化プラスチックの一種でほとんど同じようなものなので従来のハイブリッドセラミックスと言われているものとほぼ同等のものが保険でできるようになってしまいました。
その結果、おっしゃる通り、利ざやが減ってしまっているので医院の中で分けるためにハイブリッドと強化プラスチックなどと名前を変えていると推察できます。
ただ、6万円の仕事を3万円でできるわけはないのでもちろん手抜きするなどで対応する医院も多いでしょうね

金属による修復は2020年ごろを目標に日本国内からなくす方向で進んでいますから、保険のCAD/CAM冠をやってくれる医院も順次増えていくとお思います。
詳しくは、医院に直接電話して確認してください




タイトル ハイブリッドセラミック冠の保険適用病院がなかなか見つからない
質問者 ポイさん
地域 非公開
年齢 35歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ ハイブリッドセラミッククラウン
オールセラミック(陶器の被せ物)
クラウンの治療費・費用
治療費・費用
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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