FAPホワイトニングなら知覚過敏でも出来るのでしょうか?

相談者: momoaさん (28歳:女性)
投稿日時:2017-05-09 19:30:40
こんにちは。

生えてきた時から歯が黄色いのが気になっており、長年ホワイトニングをしてみたいと思っているのですが知覚過敏でホワイトニングを断られたことがあります。


後々、矯正をしていた影響、歯ぎしりをしている影響により染みやすいのではないか、と知りました。


最近、友人から矯正後の人や知覚過敏の人でも出来るホワイトニングをしている歯科医院のことを聞き調べてみたところ、その病院のホワイトニングはFAPホワイトニングというものでした。


FAPホワイトニングについて、自分なりに他の光を当てるホワイトニングと比較していろんな病院のホームページなどで調べてみたのですが。
結局、どのホワイトニングなら自分でも出来るのかが分からないです。


光を当てるホワイトニングの病院で染みにくいホワイトニングとうたっているところもありますが、強力染み止めを塗っても、痛いと言っている友人もいますし痛すぎて施術中に途中でやめてもらったという話も聞きます。


光を当てないホワイトニングであるFAPホワイトニングなら、歯に優しいから染みにくいのでしょうか?


FAPホワイトニングは、歯に優しい分?他の光を当てるホワイトニングより白くなりにくいと見たのですが、5回から10回ほどやれば他の光を当てるホワイトニングのような白さになりますか?


染みるのが怖いので、FAPホワイトニングが出来るなら値段と回数は諦めようと思っていますが高いのに何回やってもそんなに白くならないなら、FAPホワイトニングをしたあと普通の光を当てるホワイトニングをやるという順番は可能でしょうか??


FAPホワイトニングは、歯を強くする仕組みのようなのでFAPホワイトニングをしたあと、白さに満足できなければ他の光を当てるホワイトニングをすれば染みにくい歯になっていて、問題無いのかと、勝手に解釈したのですが合っていますか??


また、FAPホワイトニングとは書いてなかったので分かりませんが、光を当てないから染みないというホワイトニングをやっている病院も見つけました。光を当てるホワイトニングより、光を当てないホワイトニングの方が染みにくいということなのでしょうか?


教えていただきたいです。
宜しくお願い致します。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2017-05-10 01:45:53
momoaさん、こんにちは。

歯がしみるかどうかは、ホワイトニング剤の濃度、施術時間(薬剤の作用時間)、照射する光の強度、歯自体の状態(ひびや削れている部分があるかどうか)によって変わってきます。
また歯ぎしり矯正後もしみやすくなります。

光を使用するのはホワイトニング剤を効率的に反応させるためです。
光が強いとその熱でしみることはありますが、全般的に薬剤は濃度の低いものが使用されます。

光を使用しないシステムでは、歯を白くするためにホワイトニング剤の濃度を上げる必要があるため、逆にしみやすいものもあります。


FAPホワイトニングも35%の過酸化水素を使用するため、全くしみないということはありません。

ただFAPホワイトニングはフッ素アパタイトを使用しますので、しみ止めの効果はありますが、通常のホワイトニングでも、事前に歯のトリートメントなど知覚過敏の予防処置をしておくことでしみを抑えることは可能です。


またピレーネというホワイトニングは3.5%のかなり低濃度の薬剤に光を当てて白くする方法でまったくしみません。
ただ白くなるのに回数がかかります。
1回で白くする方法では、ティオンオフィスが他の方法に比べてしみにくいと思います。

逆にズーム、ビヨンド、ブライトホワイト2、オパレッセンスブーストはかなりしみます。


また1回で白くするシステムであれば、例えしみたとしても24時間以内には治まりますので、それほど苦痛ではないと思います。

ピレーネ以外は多かれ少なかれしみる可能性はあります。
それぞれの長所短所を確認した上で選ばれるといいと思います。

4人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答2
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2017-05-10 10:10:08
様々なホワイトニング法がありますのでご友人の感想なども参考にされ選択されればよいと思います。


FAPホワイトニングは上質なハイドロキシアパタイトフッ素を併用したホワイトニング法だと思います。
両者ともに歯を強化する作用があることが知られていますが、ホワイトニング作用は主に他のホワイトニング法と同様な過酸化水素の作用になります。

ですからしみやすい人はしみるということになります。


他に、ポリリン酸を利用したホワイトニング法というのもあります。
これは歯面を保護しつつ過酸化水素を作用させますので低濃度で割と効果があるように思います。
メタリン酸のほうが効果が高いとも言われていますが扱いは難しいようです。分割ポリリン酸を使用する場合もあります。


また歯の知覚を一時的に鈍磨する薬剤を用いたりホワイトニングにはいる前にヒビやエナメル質の薄い部位を保護して入る場合もあり、そういう細かい臨床上の工夫は医院ごとにあるいは術者ごとに工夫して行われますから、同じオフィスホワイトニング法でもしみさせずに行うことが出来る術者もいますので、この人にしてもらったらしみなかったよ〜〜という感想をご友人にお尋ねになってトライされるのもよいかもしれません。

低濃度でのホームホワイトニングにもコツがあり、その指導をしっかり行ってもらえばそちらのほうがトラブルは少ないとされていると思います。
(過酸化尿素になっているので何かとトラブルが少ないのです)


ホワイトニングで歯を真っ白にキープされる方が増えてきていますので、お友達にお尋ねになってよかったよというところを受診されるとよいかもしれませんね。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: momoaさん
返信日時:2017-05-10 16:37:28
TSUBAKI先生


ご返信ありがとうございます。


ピレーネとティオン調べてみました。
ピレーネは近くでやっている病院が無さそうなので、ティオンというホワイトニングをやっている病院に行ってみたいと思います。


術前術後の写真見たのですが、FAPホワイトニングやピレーネは弱いからそんなに白くなってませんね。
一回で白くならなくても、何回かやって白くなるなら良いのですが、何回もやった結果の術後写真なら、高いお金出してやるのは少し考えてしまいます。




また質問なのですが。
色の後戻りの可能性は、どのホワイトニングも実際同じですか?
FAPだと他のホワイトニングより後戻りしにくいというメリットもみて、興味を持ったのですが、、、


後戻りしないように、ホワイトニングを定期的にしていきたいと思っていますが、ホワイトニングしたあと歯の表面が凸凹のままなのと、凸凹になった上からコーティングするのもあると見たのでティオンというものは、後戻りしやすい。しにくいなどありますか?
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: momoaさん
返信日時:2017-05-10 16:53:15
ふなちゃん先生

ご返信ありがとうございます。


理想としては、そのように独自に工夫してもらえる所に行きたいです。
最初に、私でもできそうなところだということで教えてもらったFAPホワイトニングの病院が、そのような工夫をしているようでしたが他の病院に比べてかなり高いですし、白くなりにくいと知り、考えてしまいました。

残念ながら実際ホワイトニングをした友人でここが良かったという人が1人もいないのでホームページで良さそうなところに行ってみるしか無いのですが、長年黄色い歯がコンプレックスなので良さそうな所で早くホワイトニングしたいと思っております。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: momoaさん
返信日時:2017-05-10 18:28:25
重ねての質問失礼します。


クリスタルブライトニングというホワイトニング方法も見つけたのですが、これも歯に染みにくいし、無痛とかいている病院もあるのですが、クリスタルブライトニングは、ピレーネやティオンに比べて痛みはどうでしょうか?
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2017-05-10 21:26:37
momoaさん、こんばんは。

FAPホワイトニングが色戻りしにくいのは、歯の表面だけです。
歯の内部の色戻りは同じです。

また歯の表面が凸凹になるのは、ホワイトニング剤が酸性の製品だけに起こる現象で、最近のホワイトニング剤は中性で使用するため、ほぼ凸凹にはなりません(なので表面の光の乱反射も起こらず、表面の色戻りもFAPホワイトニングとそれほど変わりません)。

ティオンも他のホワイトニング同様、半年くらいから色戻りは起こります。


クリスタルブライトニングは、パピオンというLEDの光を当てて白くする方法で、しみにくいようですが、効果はFAPやピレーネと同じように1回で白くするのは難しいと思います。
ただ1回で白くなるティオンよりはしみないと思います。

ちなみにクリスタルブライトニング、FAPホワイトニング、ポリリン酸ホワイトニングは、厚労省やアメリカ食品医薬品局FDA)の認可は受けておらず、各メーカーの独自のセミナーを受けた歯科医師が、歯科医師の責任の下で行う方法です。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: momoaさん
返信日時:2017-05-13 06:56:27
TSUBAKI先生

返信遅くなりました。
お忙しい中ご返信ありがとうございます。

認可を受けてないホワイトニング方法だと安全性が保証されてないということですよね。

そうなりますとピオーネかティオンがオススメですか?


メンテナンスで半年から1年に一度など、繰り返しホワイトニングしていかないと維持できないようですが何回もホワイトニングを繰り返したらやらないよりかは、ホワイトニングしていると歯に多少なりとも、もろくなるなど悪い影響は出るのでしょうか?
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2017-05-13 08:01:25
最近の研究では、オフィスホワイトニングで歯が強化され、虫歯になりにくくなることがわかっています。
適切な方法で行うホワイトニングでしたら、悪い影響はないどころか、続けたほうがいいと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: momoaさん
返信日時:2017-05-13 08:13:32
TSUBAKI先生

ご返信ありがとうございます。
わかりました。

教えていただいたホワイトニングの中から検討して予約します。
ご丁寧に何度もありがとうございました。



タイトル FAPホワイトニングなら知覚過敏でも出来るのでしょうか?
質問者 momoaさん
地域 非公開
年齢 28歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ ホワイトニング治療法
ホームホワイトニング
オフィスホワイトニング
回答者




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