同じ箇所に5回のレントゲン撮影は大丈夫?CTの被曝についても心配
相談者:
Takemikaさん (50歳:女性)
投稿日時:2017-05-08 13:48:04
被曝に関して歯科のレントゲンは安心だと、こちらのサイトでも勉強させて頂きました。
ですが、同じ箇所を何度も取られているので、今更ながら被曝が心配になり、質問させて頂いています。
ここ3ヶ月ほどの間に、全く同じ場所を口の中に入れるレントゲン(デジタル)で計5回(他の口腔内の場所も合わせれば8枚ほど)、パノラマ(デジタル)も計3回撮られています。今更ながら被曝が’心配です。
難しい治療ということで、最初の歯医者で口の中のいろいろな箇所を3−4回、パノラマも1回取られました。
急な転勤があり、転勤先で治療(もともと治療をしていた歯医者の意向に沿って)を継続してくれる良い歯医者が見つからず困っていました。
結局4件回ってやっと治療を開始してもらえそうですが、歯医者を変わるたびにレントゲンを取られ、今更ながら放射線の被曝が心配になりました。
今後も根の治療等が必要と思われますが、CTの検査は必要でしょうか?被曝がとても心配です。
宜しくお願い致します。
ですが、同じ箇所を何度も取られているので、今更ながら被曝が心配になり、質問させて頂いています。
ここ3ヶ月ほどの間に、全く同じ場所を口の中に入れるレントゲン(デジタル)で計5回(他の口腔内の場所も合わせれば8枚ほど)、パノラマ(デジタル)も計3回撮られています。今更ながら被曝が’心配です。
難しい治療ということで、最初の歯医者で口の中のいろいろな箇所を3−4回、パノラマも1回取られました。
急な転勤があり、転勤先で治療(もともと治療をしていた歯医者の意向に沿って)を継続してくれる良い歯医者が見つからず困っていました。
結局4件回ってやっと治療を開始してもらえそうですが、歯医者を変わるたびにレントゲンを取られ、今更ながら放射線の被曝が心配になりました。
今後も根の治療等が必要と思われますが、CTの検査は必要でしょうか?被曝がとても心配です。
宜しくお願い致します。
回答1
小林歯科クリニック(渋谷区神宮前)の小林です。
回答日時:2017-05-08 14:44:41
Takemika さん、こんにちは。
>レントゲン同じ箇所に5回は大丈夫でしょうか?
一度に数千枚もの撮影なのでしたらともかく、数十枚程度で放射線障害が起きるとは思えません。
http://www.tokyo-da.org/images/pdf/1108.pdf
>今後も根の治療等が必要と思われますが、CTの検査は必要でしょうか?
担当医が必要と判断したのでしたら、撮っていただいてください。
>レントゲン同じ箇所に5回は大丈夫でしょうか?
一度に数千枚もの撮影なのでしたらともかく、数十枚程度で放射線障害が起きるとは思えません。
http://www.tokyo-da.org/images/pdf/1108.pdf
>今後も根の治療等が必要と思われますが、CTの検査は必要でしょうか?
担当医が必要と判断したのでしたら、撮っていただいてください。
回答2
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2017-05-08 15:14:20
こんにちは。
歯科用CTはデンタル数百枚分の被爆量になるのですが、小児の頭部や甲状腺や眼窩を含んでも一度の被爆量として大きな問題はないとされています。
しかしゼロリスクではありませんから、診断メリットがないのにあえて行うことはしませんし、過去のように研究のために頻回に被爆させるということも行われなくなっています。(研究対象になった人にとって個人的なメリットがないため)
ですからデンタル数枚、パノラマ数枚程度ならばまったく気にされる必要はない線量ということで、検査で得られるメリットのほうが上回ると考えられると思います。
Takemikaさんの場合、成人ですから気にされなくてもよいと思います。
>今後も根の治療等が必要と思われますが、CTの検査は必要でしょうか?
主治医が必要と考えた場合、撮影を薦められる場合があるでしょう。
嫌だという場合は、そうお伝えになれば診断があいまいなままで診療を進めるリスクについて説明があるものと思われます。
CTがない時代から根管治療は行なわれていましたから、撮影しないことで診断が困難になっても、他の方法で治療を進めることは可能かもしれませんが、必要と説明された場合、行わないことで治療の内容が下がる可能性はあるかもしれません。
歯科医がイメージを持って治療を行えるのと、イメージをつかめず治療を進めるのでは治療しやすさが異なるからです。
歯科用CTはデンタル数百枚分の被爆量になるのですが、小児の頭部や甲状腺や眼窩を含んでも一度の被爆量として大きな問題はないとされています。
しかしゼロリスクではありませんから、診断メリットがないのにあえて行うことはしませんし、過去のように研究のために頻回に被爆させるということも行われなくなっています。(研究対象になった人にとって個人的なメリットがないため)
ですからデンタル数枚、パノラマ数枚程度ならばまったく気にされる必要はない線量ということで、検査で得られるメリットのほうが上回ると考えられると思います。
Takemikaさんの場合、成人ですから気にされなくてもよいと思います。
>今後も根の治療等が必要と思われますが、CTの検査は必要でしょうか?
主治医が必要と考えた場合、撮影を薦められる場合があるでしょう。
嫌だという場合は、そうお伝えになれば診断があいまいなままで診療を進めるリスクについて説明があるものと思われます。
CTがない時代から根管治療は行なわれていましたから、撮影しないことで診断が困難になっても、他の方法で治療を進めることは可能かもしれませんが、必要と説明された場合、行わないことで治療の内容が下がる可能性はあるかもしれません。
歯科医がイメージを持って治療を行えるのと、イメージをつかめず治療を進めるのでは治療しやすさが異なるからです。
相談者からの返信
相談者:
Takemikaさん
返信日時:2017-05-09 12:36:22
小林先生、ふなちゃん先生
回答して頂き有難うございました。
大変参考になりました。
回答して頂き有難うございました。
大変参考になりました。
タイトル | 同じ箇所に5回のレントゲン撮影は大丈夫?CTの被曝についても心配 |
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質問者 | Takemikaさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 50歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
レントゲン写真 CT |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。