右下6番、ヘミセクション後のブリッジについて

相談者: シベリアさん (45歳:女性)
投稿日時:2017-05-09 17:41:46
こんにちは。
右下6番について質問です。

25年ほど前に抜髄し、更にその3年後根幹治療済です(全て保険治療)。

10年ほど前から該当箇所の歯茎が下がり初め、ズキンとした痛みが出るようになり、受診したところ、

「抜髄歯なので痛むわけがない」

との事で、結局治療には至らず、できるだけ右側で噛まないようにして凌いできました。

ひと月ほど前になり、歯茎がパンパンに腫れ、何もしなくても痛むので、受診したところ、近心根側の歯槽骨の吸収が進んでおり、ヘミセクション抜歯後、D6Eのブリッジを勧められました。
骨も再生しないだろうとの事。

未治療のDは勿体ないが、6EF(Fはインレー)だとEへの負担が大きく、長くは持たないだろうとの事。

しかし、長らく右下6番にあった痛みは、近心根のヒビから根にバイキンが至った為に起こったものだろうとの事だったので、D6Eブリッジにするにしても、またいつ歯根破折が起こってもおかしくないのでは?
二次カリエス対策でゴールドブリッジも考えていたが、直ぐにダメになるのでは?
今回は保険治療に留めるべきか?

など、なかなか結論が出ません。

それともインプラント?(←歯槽骨吸収が進んで支えがないのでそもそも無理かもしれませんが…)。

先生方が私の立場であれば、どのような選択をなさいますか?
御意見よろしくお願い致します。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2017-05-09 18:08:35
どうでしょうね?

実際に拝見しないと何とも言えませんが…

個人的にはヘミセクションブリッジは好きではありません。
(清掃性に問題が出ることが多いため)

また、歯根破折が原因と言う事は「力のコントロールに問題がある」と考えますので、なおさらですね。

なので、僕であれば

 1 力のコントロールを見直す
 2 ヘミセクションではなく、遠心根も抜歯してシンプルなインプラント
   (CT撮影をして骨の状態を確認しないと何とも言えませんが…)

を提案するような気がします。

2人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2017-05-09 18:32:44
こんにちは。

7は現在インレーということですよね?
であれば、E(遠心)Fの連結クラウンにして、6近心は欠損のまま放置というアイデアはあるかと思います。
一般的ではないと思いますが自分ならそうするかも。

メリットとしては、歯の移動の防止になる。万一6遠心が割れた場合も、67間で切断すれば7クラウンがそのまま使えて6インプラントなら使える。
デメリットは、隙間が残る分、見た目や噛み心地がどんな感じになるか想像しにくい(仮歯で様子を見ればいいと思います)

食片は案外詰まりにくいと思います。
掃除も、まずまずしやすいと思います。
破折リスクについては想像ですが、D6Eよりは少ないと思います。

保険自費かの判断は難しいところで、ヘミセクション歯を綺麗に削ってクラウンをぴったりフィットさせてしかも連結するというのはかなり難易度が高いです。

細かいことを気にせずお気楽にやれば何の問題もないのですが、歯肉炎二次カリエスのリスクが高くなるので、担当医の先生の様子を見ながらの判断になるかと思います。

ひとつの意見ですのでご参考までに。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2017-05-10 08:52:44
ご相談ありがとうございます。

>またいつ歯根破折が起こってもおかしくないのでは?

ありえます。
特に前より負担能力が格段に落ちているからです。


二次カリエス対策でゴールドブリッジも考えていたが、直ぐにダメになるのでは?

二次カリエス対策は、虫歯になった原因を検査・診断した上で行えば、虫歯の根絶も可能です。


>今回は保険治療に留めるべきか?など、なかなか結論が出ません。

それもありえます。


>それともインプラント?(←歯槽骨吸収が進んで支えがないのでそもそも無理かもしれませんが…)。

ありえます。
骨が足りないなら、増やすことも可能です。


>先生方が私の立場であれば、どのような選択をなさいますか?

私ならば、なぜこんなことになってしまったのか? という原因を突き止めます。
お話から考えなければいけないことは2点です。

まず、なぜ虫歯になって、さらになぜ神経を抜くことになったのか?
次は、なぜヒビが入ったのか?

それぞれ学会からのガイドラインで、虫歯の原因に対する検査・診断があり、ヒビに対しては咬合力という力の分析のためにとてもたくさんの検査が用意されているからです。

原因の確定診断が出て、それに合う適切な対策ができれば、将来は良い結果が得られるはずだからです。




タイトル 右下6番、ヘミセクション後のブリッジについて
質問者 シベリアさん
地域 非公開
年齢 45歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ ブリッジ治療法
ヘミセクション(トライセクション)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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