複数の歯を治療中。仮歯を付けると歯根への負担を減らせるのか
相談者:
やまみささん (27歳:女性)
投稿日時:2017-05-14 12:02:32
いつもお世話になっております。
左上6番が歯根破折のため抜歯予定です。
左上7番は割れてはいないが中で虫歯が進行しているので、根の再治療をしてみないと保存できるかわからないとのことです。
6番の歯茎が腫れてて痛いので、右側で食事をしていたら、右上4.6番(神経なし)に違和感を感じてきました。
左上6.7番、右上4.6番共に被せ物をせず、詰めただけなので右上4.6番も破折するのではないか心配です。
歯医者さんに相談すると、心配なら左上の治療の前に右上4.6番を削って仮歯をつけましょうと言われました。
仮歯をつけた後、左上の治療→右上の再治療という流れになりました。
そこで、質問なのですが、仮歯を付けることで、歯の根への負担を減らすことが出来るのですか?
左上7番はこれからどれくらいの治療期間になるのかわかりません。
仮歯のまま右側で食事をしていて大丈夫なのでしょうか?
先生方はどのような順番で治療をするのが適切だと思いますか?
左上6番が歯根破折のため抜歯予定です。
左上7番は割れてはいないが中で虫歯が進行しているので、根の再治療をしてみないと保存できるかわからないとのことです。
6番の歯茎が腫れてて痛いので、右側で食事をしていたら、右上4.6番(神経なし)に違和感を感じてきました。
左上6.7番、右上4.6番共に被せ物をせず、詰めただけなので右上4.6番も破折するのではないか心配です。
歯医者さんに相談すると、心配なら左上の治療の前に右上4.6番を削って仮歯をつけましょうと言われました。
仮歯をつけた後、左上の治療→右上の再治療という流れになりました。
そこで、質問なのですが、仮歯を付けることで、歯の根への負担を減らすことが出来るのですか?
左上7番はこれからどれくらいの治療期間になるのかわかりません。
仮歯のまま右側で食事をしていて大丈夫なのでしょうか?
先生方はどのような順番で治療をするのが適切だと思いますか?
回答1
高田歯科 (神戸 三ノ宮・須磨)のタカタです。
回答日時:2017-05-15 06:13:57
仮歯をつけることで根への負担を減らすのではなく、歯そのものへの力の負担を均等にして歯の頭の部分が割れるのを防ぐ意味がありますので、優れたやり方です。
基本的には根の治療を行う歯に対しては、仮の詰め物ではなく仮歯をかぶせるのが原則です
基本的には根の治療を行う歯に対しては、仮の詰め物ではなく仮歯をかぶせるのが原則です
回答2
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2017-05-15 08:20:37
ご相談ありがとうございます。
>仮歯を付けることで、歯の根への負担を減らすことが出来るのですか?
可能です。
歯の根への負担を減らすこと、は、噛み合わせの治療となります。
>左上7番はこれからどれくらいの治療期間になるのかわかりません。
確かに治療スタート時点では、未知のことも少なくありません。
>仮歯のまま右側で食事をしていて大丈夫なのでしょうか?
治療ステップが進めば可能です。
実は仮歯にも種類があります。
初めは、とりあえずの性能ですが、噛み合わせの検査・診断が進めば、強く噛んで試す時期がきます。
その際には噛める仮歯に交換するからです。
>先生方はどのような順番で治療をするのが適切だと思いますか?
一人一人で全く違うでしょう。
私であれば、全体の歯を残すことが優先なので、まず”歯の根”が割れないように、また、全体の噛み合わせがこれ以上悪化しないように、仮歯の必要性をお話しします。
そして、今困っていることは何なのか?これからどうなれば嬉しいのか?についてお話をじっくり伺います。
そのご希望に沿うように、なぜ虫歯になったのか?なぜ神経を抜かれなくてはならなかったのか?という虫歯の原因の検査・診断から始めます。
>仮歯を付けることで、歯の根への負担を減らすことが出来るのですか?
可能です。
歯の根への負担を減らすこと、は、噛み合わせの治療となります。
>左上7番はこれからどれくらいの治療期間になるのかわかりません。
確かに治療スタート時点では、未知のことも少なくありません。
>仮歯のまま右側で食事をしていて大丈夫なのでしょうか?
治療ステップが進めば可能です。
実は仮歯にも種類があります。
初めは、とりあえずの性能ですが、噛み合わせの検査・診断が進めば、強く噛んで試す時期がきます。
その際には噛める仮歯に交換するからです。
>先生方はどのような順番で治療をするのが適切だと思いますか?
一人一人で全く違うでしょう。
私であれば、全体の歯を残すことが優先なので、まず”歯の根”が割れないように、また、全体の噛み合わせがこれ以上悪化しないように、仮歯の必要性をお話しします。
そして、今困っていることは何なのか?これからどうなれば嬉しいのか?についてお話をじっくり伺います。
そのご希望に沿うように、なぜ虫歯になったのか?なぜ神経を抜かれなくてはならなかったのか?という虫歯の原因の検査・診断から始めます。
相談者からの返信
相談者からの返信
相談者:
やまみささん
返信日時:2017-05-15 21:37:41
相談者からの返信
相談者:
やまみささん
返信日時:2017-05-15 21:47:40
回答3
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2017-05-19 08:24:12
ご返信ありがとうございます。
科学的な医療ではお口の中を見なくても、治療方法の決め方については、誰でも聞けば納得できる方法があります。
>どちらの方が良いのかわからなくなってしまいました。
相手の話だけで決めることは難しいことです。
まず初めにご自身のお気持ちを整理しましょう。
>今困っていることは何なのか?これからどうなれば嬉しいのか?
また目的をさらにはっきりさせましょう。
今、困っていることの解決以外に、目先にとらわれないためには、以下の目的も同時に入れると根本的に良くなる可能性が高まえります。
>私であれば、全体の歯を残すことが優先
そして、色々な判断が出ることもありえますが、その根拠を確かめましょう。
もし科学的な医療を受けたいとお望みであれば、科学的なプロセスを辿って診断する方法が確実です。
科学的とは、再現性があることです。
つまり、誰が辿っても同じ結論が出るはずのプロセスのことです。
それならば信頼性が高まります。
>右上4.6番はすぐには折れないから
これも診断が下りたということです。
折れるかどうかは、純粋に力の問題です。
噛み合わせの力はどのような現状なのか、と調べる検査方法はあります。
その根拠はどこにあるか聞けば納得できるでしょう。
>噛み合わせの検査・診断
学会のガイドラインではいくつも検査による診断が推奨されているからです。
その中で何種類の検査をして、その結果の記録はどうだったのか見せてもらいましょう。
それならば誰が行っても同じ結論のはずですから、安心できます。
直接確認しましょう。
科学的な医療ではお口の中を見なくても、治療方法の決め方については、誰でも聞けば納得できる方法があります。
>どちらの方が良いのかわからなくなってしまいました。
相手の話だけで決めることは難しいことです。
まず初めにご自身のお気持ちを整理しましょう。
>今困っていることは何なのか?これからどうなれば嬉しいのか?
また目的をさらにはっきりさせましょう。
今、困っていることの解決以外に、目先にとらわれないためには、以下の目的も同時に入れると根本的に良くなる可能性が高まえります。
>私であれば、全体の歯を残すことが優先
そして、色々な判断が出ることもありえますが、その根拠を確かめましょう。
もし科学的な医療を受けたいとお望みであれば、科学的なプロセスを辿って診断する方法が確実です。
科学的とは、再現性があることです。
つまり、誰が辿っても同じ結論が出るはずのプロセスのことです。
それならば信頼性が高まります。
>右上4.6番はすぐには折れないから
これも診断が下りたということです。
折れるかどうかは、純粋に力の問題です。
噛み合わせの力はどのような現状なのか、と調べる検査方法はあります。
その根拠はどこにあるか聞けば納得できるでしょう。
>噛み合わせの検査・診断
学会のガイドラインではいくつも検査による診断が推奨されているからです。
その中で何種類の検査をして、その結果の記録はどうだったのか見せてもらいましょう。
それならば誰が行っても同じ結論のはずですから、安心できます。
直接確認しましょう。
相談者からの返信
相談者:
やまみささん
返信日時:2017-05-23 10:58:46
タイトル | 複数の歯を治療中。仮歯を付けると歯根への負担を減らせるのか |
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質問者 | やまみささん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 27歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
根管治療その他 仮歯に関する質問・トラブル |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。