ミラクルデンチャーを扱う歯科が少ないのはなぜですか?

相談者: 2635さん (56歳:女性)
投稿日時:2017-05-17 11:16:02
ミラクルデンチャー気になってます。

色々調べて良い物だと思いますが、たくさんある近所の歯医者では一件も扱ってません。
どうしてもっとたくさんの歯科医がやられないんでしょう。
それが少し不安なんですが。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2017-05-17 11:59:19
>どうしてもっとたくさんの歯科医がやられないんでしょう。

いろいろな理由が考えられると思います。

ミラクルデンチャーも含め、多くの軟性義歯の場合

 1 保険適応にならない
 2 きちんとした機能回復ができない
 3 長期安定が望めない
 4 修理や補修が難しい

からではないでしょうか。


個人的には抜歯後、インプラントを希望される患者さんのケースで「見た目の改善のため」にソフトデンチャーを作ることはありますが、機能回復(しっかり噛めること)を目的として作ることはありません。
(半年前後しか使わないものに数万円の費用が掛かることは心苦しいのですが…)

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2017-05-17 12:26:31
ミラクルデンチャーですが、理由は咬める代物ではないと考えているからです。

おそらく結構高いものだと思うのですが作って咬めなければ患者さんに恨まれます、それが嫌で作りません。

ネット情報は玉石混交です、鵜呑みにするとひどい目に合う事があります、ご注意ご注意。


>どうしてもっとたくさんの歯科医がやられないんでしょう。
>それが少し不安なんですが。

色々理由があってのことだと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 2635さん
返信日時:2017-05-18 07:04:58
櫻井先生、山田先生お忙しい中ありがとうございました。

参考にさせていただきます。
回答 回答3
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2017-05-18 12:23:13
>ミラクルデンチャーも含め、多くの軟性義歯

軟性義歯という言い方があるのかどうかわかりませんが、当然ですがミラクルデンチャーは軟質裏装剤を用いた義歯というものではありません。

義歯の装着をミラクルにしているのだと思います。
複雑なサベイラインを引いて設計しないといけないため作製できる技工所が限定されるため、特定の技工所と契約がなければ発注できないから少ないのだと思います。
(時々サーベイラインを引いたこともない歯科医もいますからね。)


サベイラインは通常、義歯の着脱方向を決定した後一定方向から引き残った歯を義歯の維持に使用するのですがそのラインを引いた後、義歯の構造体に利用できるスペースを決定したり鉤の入れ方を素材の弾性を勘案して設計ラインをかき太さや厚みを調整して脱離せず安定した義歯を作るために利用される基準線です(ちょっとわかりにくいですね)。

ミラクルデンチャーは義歯の装着方向を一方向に決定しないことで脱リを防止するように設計してl通常に利用される義歯用材料で作製されるのだと思います。

通常使用というのをどの範囲までにするかについてはわかりませんが、詳細はやはり取り扱っている歯科医院か特許をとられた先生に直接お尋ねになったほうが正確なことがわかるのではないかと思います。



ただ、お近くで取り扱いがなく受診も出来ないのに電話やメールで問い合わせるというのはかなり失礼で業務妨害になると思いますので、実際にそちらでの治療を本気でご検討だがわからないことがあるので知りたいという場合のみ、予約をおとりになりきちんとした説明を受けられるのがよいと思います。

2635さんの場合、通院可能なエリアに取り扱い歯科医院がないのであれば、検索はできても行ってもらえないということになりますね。


残念ながら諦めるしかないでしょう。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2017-05-18 16:45:50
2635 さんこんにちは

どのような欠損の状況かわからないのでなんともいえませんが、大学病院入れ歯の科にいた私の個人の見解ですと、お勧めできません。

理由は櫻井先生もおしゃっているとうりです。

2の機能しないというのは、義歯の設計の要件をほとんど満たしていないからだと思います。


また、清掃性も悪く残っている歯や歯周に悪影響を与える可能性が高いです。

入れ歯は、入れ歯の得意な先生にお願いするのが一番かと思います。


>どうしてもっとたくさんの歯科医がやられないんでしょう。

ドックベストもそうですが、本当に良い方法であれば自然に広まりますし、場合によっては保険に組み込まれるかもしれませんよね。
そうではないということは推して知るべきです。

回答 回答5
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2017-05-18 20:08:16
>ドックベストもそうですが、本当に良い方法であれば自然に広まりますし、場合によっては保険に組み込まれるかもしれませんよね

本当によいものが自然に広がればよいのですが。。。

保険に組み込まれるものは全国どこでも均一に出来るものでしょう。
そこに高度な技はいらないですし工夫のしがいはないですよね。
(時間単価を上げるという工夫は多くの保険医で熱心にされますが。)

保険の自己負担額は苦労して時間をかけてつくっても、そうでなくてもまったく反映されません。


保険の義歯に満足できない場合、工夫されたものを求められるのは当然だと思うので、取り扱ったことがない先生に否定されるものではないように思います。

少なくともネーミングはとてもよいですよね。

(私も大学病院入れ歯の科出身です。)




タイトル ミラクルデンチャーを扱う歯科が少ないのはなぜですか?
質問者 2635さん
地域 非公開
年齢 56歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 部分入れ歯 その他
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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