抗がん治療中。抜歯による顎骨壊死の可能性

相談者: andykanaoさん (43歳:女性)
投稿日時:2017-05-18 20:05:07
はじめまして、43歳。

乳癌、ステージ4、骨転移7箇所、肝臓転移、ホルモン療法をすること2年になります。

ここ数ヶ月、奥歯が何度なく炎症をおこし、顎の腫れもひどく眠れれなくなるくらいの激痛をくりかえしています。
抗生物質を投与すると、薬診もでてしまいます。

度重なる炎症のため、歯科医には歯を抜いたほうが楽になるとのことで、主治医と連携をしていただきながら抜歯をすることになりそうなのです。

ただ、先ほど、癌治療をしている場合、抜歯をすると、そこから直接バイキンが入り、顎骨壊死になる可能性があると読みました。

炎症をおこした時の痛みも相当のものですが、顎骨壊死になってしまった場合、相当つらそうな状況のように思えます。
抜歯をすると、顎骨壊死になる可能性は高いのでしょうか。


また、抜歯をしなくても、癌治療において炎症を繰り返すと、やはり顎骨壊死になるのでしょうか。
抜歯をしたほうがいいのか、しないほうがいいいのか、途端にわからなくなりました。

今の炎症の痛みと顎骨壊死になってしまった場合とどちらが耐えらるものなのか、不安で仕方がありません。

よろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2017-05-19 00:46:02
こんにちは。

顎骨壊死に関連するような薬を投与されているのかどうかが重要です。
まずはその点の確認が必要です。

癌治療に関連してビスフォスフォネート製剤など骨吸収を抑制する薬を投与されていると、骨代謝が悪くなり、顎骨壊死が生じることがあります。

特に抜歯をして骨面が露出した状態が続くとそのリスクが高まります。

とはいえ、確率からいうと抜歯後に顎骨壊死が起こる可能性は起こらない可能性よりも相当低いものです。
また、抜歯後に骨面が露出しないようにすれば、顎骨壊死の可能性が低くできます。

状態の悪い歯を抜かずに置いておくと、感染炎症が持続し、それはそれで問題が大きいといえます。
やはり抜く方向で考えた方がよいと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: andykanaoさん
返信日時:2017-05-19 12:12:11
樋口先生

早速のご回答ありがとうございます。
ランマークを投与してます。

抜歯にあたり、ランマークの投与は半年ほどやめるとのことです。

抜歯をしたあとに骨面が露出しないような処置をしていただくことが大事ということですね。

今の歯の状態ではQOLも著しく低下し、本当に辛い日々です。
顎骨壊死の確率が高くないということを念頭において、歯科医と主治医の説明を確認して抜歯をする方向性でいこうかと思います。

とても怖いですが、確率がそんなに高くないと言っていただけることで、治療に踏み切れるきがします。

ありがとうございました。



タイトル 抗がん治療中。抜歯による顎骨壊死の可能性
質問者 andykanaoさん
地域 非公開
年齢 43歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 抜歯後の痛み・異常・トラブル
歯が抜けた・抜く予定 その他
癌(抗がん剤服用中)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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