[写真あり] 顎関節症10年目、開口訓練を続けたら開咬になった
相談者:
miruruさん (25歳:女性)
投稿日時:2017-05-29 22:58:34
こんにちは。
私は現在25歳です。
10年前、顎の痛みに耐えながら吹奏楽を続けていたある日、とうとう口が開かなくなりました。
地元の歯科にかかったところ、「顎関節症」と診断されました。
それから様々な歯科にかかったのですが良くなる見込みがなく、口もだんだん斜めにではあるのですが開くようになった為、気にしなくなっていました。
しかし3年ほど前、顔が以前と比べて明らかに歪んでいることに気がつき、知り合いに教えてもらった顎関節外来のある口腔外科を受診しました。
そこでレントゲンとCTを撮りました。
特にひどい状態には見えないとのことで、開口訓練を勧められました。
それから毎日訓練を続けた結果、開口訓練前には片方の関節だけカクッと音が鳴って斜めに口が開いていたのが、最近は両方音がなってまっすぐ開くようになってきました。
調子が良くなってきていると感じていたのですが‥最近新たな問題が見つかりました。
明らかに前歯がすいてしまったのです。
開咬という状態だと思います‥。
ひどいところで3ミリほどすいています。
担当医は
「口が開くようになって前歯がすいてきたというのは不可解‥」
と言っています。
そしてその隙間は訓練を始めた最初の半年で一気にすいたっきり、それからは変化がありません。
これはどういうことなのでしょうか‥。
現在経過観察を続けているのですが、どなたかこの原因として考えられることをご存知ないでしょうか‥。
また、
「とりあえずそれ以上隙間が開くのを防ぐために、マウスピースをしましょう」
と言われているのですが、マウスピースをして寝るとすぐに起きてしまい、上下の歯に激痛も感じるのでない方が楽なのですが‥
した方が良いのでしょうか‥。
画像1 画像2
私は現在25歳です。
10年前、顎の痛みに耐えながら吹奏楽を続けていたある日、とうとう口が開かなくなりました。
地元の歯科にかかったところ、「顎関節症」と診断されました。
それから様々な歯科にかかったのですが良くなる見込みがなく、口もだんだん斜めにではあるのですが開くようになった為、気にしなくなっていました。
しかし3年ほど前、顔が以前と比べて明らかに歪んでいることに気がつき、知り合いに教えてもらった顎関節外来のある口腔外科を受診しました。
そこでレントゲンとCTを撮りました。
特にひどい状態には見えないとのことで、開口訓練を勧められました。
それから毎日訓練を続けた結果、開口訓練前には片方の関節だけカクッと音が鳴って斜めに口が開いていたのが、最近は両方音がなってまっすぐ開くようになってきました。
調子が良くなってきていると感じていたのですが‥最近新たな問題が見つかりました。
明らかに前歯がすいてしまったのです。
開咬という状態だと思います‥。
ひどいところで3ミリほどすいています。
担当医は
「口が開くようになって前歯がすいてきたというのは不可解‥」
と言っています。
そしてその隙間は訓練を始めた最初の半年で一気にすいたっきり、それからは変化がありません。
これはどういうことなのでしょうか‥。
現在経過観察を続けているのですが、どなたかこの原因として考えられることをご存知ないでしょうか‥。
また、
「とりあえずそれ以上隙間が開くのを防ぐために、マウスピースをしましょう」
と言われているのですが、マウスピースをして寝るとすぐに起きてしまい、上下の歯に激痛も感じるのでない方が楽なのですが‥
した方が良いのでしょうか‥。
画像1 画像2
回答1
高田歯科 (神戸 三ノ宮・須磨)のタカタです。
回答日時:2017-05-29 23:51:24
以前に比べると随分と変化が出てきていますね。
原因はいくつか考えられるのですが、実際に拝見もしていない状態では安易に書くわけにもいかないのでご理解ください。
ただ、3年前は閉じていたものが3年の間に閉じれなくなったのだとすると、奥の方の歯の当たり具合に変化が出ていたことが一因だとは思います。
それが、正常なことの結果なのか、なにか異常なことが起きた結果なのか、それはレントゲンを撮ったり口腔内を診査してみないとわからないですね
原因はいくつか考えられるのですが、実際に拝見もしていない状態では安易に書くわけにもいかないのでご理解ください。
ただ、3年前は閉じていたものが3年の間に閉じれなくなったのだとすると、奥の方の歯の当たり具合に変化が出ていたことが一因だとは思います。
それが、正常なことの結果なのか、なにか異常なことが起きた結果なのか、それはレントゲンを撮ったり口腔内を診査してみないとわからないですね
相談者からの返信
相談者:
miruruさん
返信日時:2017-05-30 00:35:44
高田先生
ご回答どうもありがとうございます。
確かに以前は左側の歯ばかりずっと当たっていたのが、隙間が空いてからは右側ばかりがあたっています・・・。
ご回答どうもありがとうございます。
確かに以前は左側の歯ばかりずっと当たっていたのが、隙間が空いてからは右側ばかりがあたっています・・・。
回答2
回答3
越久村歯科医院(京都市右京区)の越久村です。
回答日時:2017-05-30 09:25:35
可能性として、次の2つが考えられると思います。
・不適当なマウスピースを長期に使い続けた事
・顎が夜間に大きく横にずれていること
咬み合わせとは、環境に即した適応の側面があります。
歪んだ動きをしていれば、その動きをしやすい並びになります。
そうでなければ、揺れてはじかれてしまいます。
・不適当なマウスピースを長期に使い続けた事
・顎が夜間に大きく横にずれていること
咬み合わせとは、環境に即した適応の側面があります。
歪んだ動きをしていれば、その動きをしやすい並びになります。
そうでなければ、揺れてはじかれてしまいます。
回答4
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2017-05-30 10:16:02
こんにちは。
よい歯並びを生涯にわたってキープし続けるためには、変な習癖がないことが望まれます。
変な習癖というのは割と吹奏楽をしている方にも多く、長時間にわたって御口の周囲の筋肉を通常とは違う使い方で使わざるを得ない時間が長い場合、不具合が生じることを多く臨床では経験します。
例えばフルートなどや口に加えるタイプの楽器、片側ばかり向いているバイオリンなど。
そういうものを長時間使用されていると、それに適応して形態も変化しますから、かみ合わせもそういうように変化することを経験します。
顎の片側ばかり使っていると顔も変位しますから、吹奏楽(楽器によりますが)一種の職業病のようなものだと思ってもらえばよいと思います。
演奏されている楽器は何でしょう?
楽器をやめてかみ合わせを修正することを考えるか、楽器を継続して悪くなったら都度つど修正することを継続するかの、どちらかの選択をしなければいけない時期に来ているのかもしれません。
顎ズレ顔ズレが酷くなる前に、一旦望ましい位置に顎位を復位させて、かみ合わせを作り直しておくとよいのかもしれません。(ただし楽器を同じように使用していれば再発する可能性はゼロにはなりません)
よい歯並びを生涯にわたってキープし続けるためには、変な習癖がないことが望まれます。
変な習癖というのは割と吹奏楽をしている方にも多く、長時間にわたって御口の周囲の筋肉を通常とは違う使い方で使わざるを得ない時間が長い場合、不具合が生じることを多く臨床では経験します。
例えばフルートなどや口に加えるタイプの楽器、片側ばかり向いているバイオリンなど。
そういうものを長時間使用されていると、それに適応して形態も変化しますから、かみ合わせもそういうように変化することを経験します。
顎の片側ばかり使っていると顔も変位しますから、吹奏楽(楽器によりますが)一種の職業病のようなものだと思ってもらえばよいと思います。
演奏されている楽器は何でしょう?
楽器をやめてかみ合わせを修正することを考えるか、楽器を継続して悪くなったら都度つど修正することを継続するかの、どちらかの選択をしなければいけない時期に来ているのかもしれません。
顎ズレ顔ズレが酷くなる前に、一旦望ましい位置に顎位を復位させて、かみ合わせを作り直しておくとよいのかもしれません。(ただし楽器を同じように使用していれば再発する可能性はゼロにはなりません)
回答5
東京医科歯科大学顎関節治療部(文京区湯島)の西山です。
回答日時:2017-05-30 19:05:03
西山です
短期間でこれほどの開咬(オープンバイト)になったのであれば,連例を考えるとまず先に検討するのは「急速進行性下顎頭吸収」,あるいは「特発性下顎頭吸収」といわれる疾患です.
マウスピースの状態や顎の動き,楽器演奏有無などをかんがえる前に,まずはこの疾患の可能性について調べてもらう必要があると思います.
もしこの疾患の可能性がある場合は,関節リウマチなど自己免疫疾患についても調べる必要が出てきます.
短期間でこれほどの開咬(オープンバイト)になったのであれば,連例を考えるとまず先に検討するのは「急速進行性下顎頭吸収」,あるいは「特発性下顎頭吸収」といわれる疾患です.
マウスピースの状態や顎の動き,楽器演奏有無などをかんがえる前に,まずはこの疾患の可能性について調べてもらう必要があると思います.
もしこの疾患の可能性がある場合は,関節リウマチなど自己免疫疾患についても調べる必要が出てきます.
相談者からの返信
相談者:
miruruさん
返信日時:2017-05-30 19:53:41
越久村先生
ご回答ありがとうございます。
夜間にずれているとは、うつぶせに寝るなど顎を圧迫する姿勢ということでしょうか・・?
船橋先生
ご回答ありがとうございます。
吹奏楽はバスクラリネットをやっておりました。
しかし18歳で辞めたきりそれからは管楽器はやっていません。
西山先生
ご回答ありがとうございます。
病名を調べました。
難病なんですね・・・。
必ず手術しなければいけない病気なんでしょうか・・・。
ご回答ありがとうございます。
夜間にずれているとは、うつぶせに寝るなど顎を圧迫する姿勢ということでしょうか・・?
船橋先生
ご回答ありがとうございます。
吹奏楽はバスクラリネットをやっておりました。
しかし18歳で辞めたきりそれからは管楽器はやっていません。
西山先生
ご回答ありがとうございます。
病名を調べました。
難病なんですね・・・。
必ず手術しなければいけない病気なんでしょうか・・・。
回答6
東京医科歯科大学顎関節治療部(文京区湯島)の西山です。
回答日時:2017-05-30 20:12:35
西山です
顎関節部に対する手術が行われることは、普通は無いと思います.
咬み合わせを治すために外科矯正治療という手法をとる必要が出てくる場合があります.
この場合には手術が必要になります.
ただ,この手術は「急速進行性下顎頭吸収」に対する手術ではなく,これによって生じたかみ合わせの不良を治すための手術になります.
もちろん,開咬を通常の矯正治療だけで治せる可能性もゼロではないと思います.
いずれにせよ,私が示したような疾患があるのかどうかをかくにんする必要があるとおもいます.
顎関節部に対する手術が行われることは、普通は無いと思います.
咬み合わせを治すために外科矯正治療という手法をとる必要が出てくる場合があります.
この場合には手術が必要になります.
ただ,この手術は「急速進行性下顎頭吸収」に対する手術ではなく,これによって生じたかみ合わせの不良を治すための手術になります.
もちろん,開咬を通常の矯正治療だけで治せる可能性もゼロではないと思います.
いずれにせよ,私が示したような疾患があるのかどうかをかくにんする必要があるとおもいます.
相談者からの返信
相談者:
miruruさん
返信日時:2017-05-31 23:47:19
西山先生
そういうことなのですね・・・。
次回診察時に医師に確認してみます。
どうもありがとうございました。
そういうことなのですね・・・。
次回診察時に医師に確認してみます。
どうもありがとうございました。
回答7
越久村歯科医院(京都市右京区)の越久村です。
回答日時:2017-06-01 08:38:59
例えば、右の上の奥歯がなくなれば、その向かいの右下の奥歯が伸びてきます。
刺激がないなら歯は伸びてきます。
前歯が伸びて上下がつかないのは、現状の並びで刺激があるからです。
それは、長時間の楽器・舌を入れる癖・指吸い・オシャブリなどの可能性があります。
しかし、あなたのケースでは、夜間の大きな顎の横ずれが主因でしょう。
その動きが少しづつ、前歯をつかなくしたのでしょう。
顎がまっすぐ動くようになれば、次第に閉じてきます。
矯正で綺麗に並べた歯が又ガタガタになってくるのは、夜間の動きに沿って調和するよう位置を変えていくのです。
刺激がないなら歯は伸びてきます。
前歯が伸びて上下がつかないのは、現状の並びで刺激があるからです。
それは、長時間の楽器・舌を入れる癖・指吸い・オシャブリなどの可能性があります。
しかし、あなたのケースでは、夜間の大きな顎の横ずれが主因でしょう。
その動きが少しづつ、前歯をつかなくしたのでしょう。
顎がまっすぐ動くようになれば、次第に閉じてきます。
矯正で綺麗に並べた歯が又ガタガタになってくるのは、夜間の動きに沿って調和するよう位置を変えていくのです。
相談者からの返信
相談者:
miruruさん
返信日時:2017-06-05 12:30:15
タイトル | [写真あり] 顎関節症10年目、開口訓練を続けたら開咬になった |
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質問者 | miruruさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 25歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
顎関節症 その他(写真あり) 開咬・オープンバイト(前歯が噛まない) 歯並びが悪くなってきた |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。